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La Sylphide@David H. Koch Theater

NYCB冬シーズン、La Sylphideを鑑賞しにDavid H. Koch Theaterへ。
La Sylphide1

シャルル・ノディエ原作「トリルビー アーガイルの小妖精」を基にした
ピーター・マーティンス(デンマーク・ロイヤル出身)演出ラ・シルフィード
La Sylphide

昨季新作でしたが、諸事情により泣く泣くチケットを譲渡
や~っと観られました。

La Sylphide5

La Sylph: Tiler Peck
James: Andrew Veyette
Effie: Lauren King
Gurn: Troy Schumacher
Madge: Gwyneth Muller


幕が上がると、下手に暖炉。その横の椅子で眠っているジェームズ。
ジェームズの友人グエンも上手で居眠り。
妖精シルフィードが、ジェームズの周りで愛らしく踊る。
アンドリューは、キルト姿が今いち似合ってない?
眼を覚ましたジェームズは、シルフを見て驚き追いかけるが
暖炉から煙突へ逃げて行くシルフお約束の?スペクタクル。

ジェームズの婚約者エフィが母親とやって来て、友人達も祝福。
が、シルフのことを考えて上の空のジェームズ。
NYCBは、演劇系の演目をあまりやらないせいか
ダンサー達の演技力が。。。と昨年は言われたようですが
マッジ役Gwyneth Mullerは、キャラが立って笑いをさそっていました。

ジェームズが1人になると、中央奥の窓からシルフが現れる。
タイラーはチャーミングで可愛らしいけど、妖精 と言うよりも人間っぽい。
本家デンマーク・ロイヤル・バレエで観たようなフワフワ系ではないかなぁ。
シルフが椅子から消えると、祝宴へ。

エフィにひそかに想いをよせるグエン役Troy君の演技もかわいくて
ソロの踊りもチョロッとありました。
ジェームス役アンドリューは、ホアキン降板により代役に入り
連日の公演で少々お疲れっぽかった。
例の脚をパンパン打ちつけるジェームスのヴァリエーション
見ているこっちの足がつりそうになる。
子役も混じったScottish Danceは、衣装もかわいくて盛り上がる。
バクパイプを吹いたふりの演技は、下手でしたが。
結婚直前に、シルフを追いかけてジェームズは森に行ってしまい
悲しむエフィ

森の場面に変わって、復讐の為マッジが呪いのスカーフを作っている。

La Sylphide4
花嫁を捨ててシルフを追って森に来たジェームズは
とらえどころのないシルフと楽しそうに踊るけど、捕まえられない。
La Sylphide3

La Sylphide2
普段バランシンを踊ってる人達なので、細かい脚捌きは問題なかったけど
身体の使い方がブルノンヴィルとは違うので、大変だったのではないかと。

ジェームスを探しに森へやって来たグエンは、帽子を見つけるもマッジにそそのかされ
エフィに愛を誓って、2人は結ばれる
マッジに騙されたジェームスは、、呪いのスカーフ と知らずに
シルフィードの肩にかけてしまう。。。
羽が落ちて息絶えたシルフを仲間達が運んでいく。
エフィとグエンの結婚式が通り過ぎていき
シルフの亡骸(作り物)が、天国へと飛んでいくスペクタクルを
マッジに無理やり見せられるジェームス。
すべてを失い絶望して、倒れ伏す。
NYCB1

NYCB2


休憩挟んで
TSCHAIKOVSKY PIANO CONCERTO NO. 2
バランシンが自分のバレエ団を持たなかった1941年
American Ballet Caravanのために振付。
NYCB初演は1964年。
PIANO CONCERTO

Sara Mearns, Ask la Cour, Savannah Lowery
Cameron Dieck, Andrew Scordato, Kristen Segin, Sarah Villwock

帝政ロシアとプティパとチャイコフスキーへのオマージュとして作られた作品で
ストーリーはない、音楽を視覚化した抽象バレエ。
衣装はチュチュではなく膝丈スカートで、ターンの時は綺麗。
主役男女1組、女性1人と男性2人のソリスト、女性2人の第2ソリスト
女性群舞による煌びやかな踊り。
チャイコフスキーの音楽は好きだし、3楽章約40分あるので見応えあり!
サラとサヴァンナは貫禄の踊りで、男性ダンサーよりも頼もしく逞しく見える。
たたみかけるようなラストは、圧巻☆
NYCB4

NYCB5
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Harlequinade@David H. Koch Theater

NYCB秋シーズン、Harlequinadeを鑑賞しにDavid H. Koch Theaterへ。
Harlequinade8

コロンビーヌとアルルカン(くるみ割り人形1幕にも人形として登場)の物語。
アルレキナーダは、よくコンクールで踊られるので
全幕で観てみたかったのでした。

Music by: Riccardo Drigo
Choreography by: George Balanchine

COLOMBINE: Tiler Peck
HARLEQUIN: Joaquin De Luz
PIERETTE: Erica Pereira
PIERROT: Daniel Ulbricht
LA BONNE FÉE: Emilie Gerrity
ALOUETTE: Lauren King
CASSANDRA: David Prottas
LÉANDRE: Robert La Fosse


1900年エルミタージュ劇場で初演。プティパ振付、音楽はリカルド・ドリゴ
NYCB初演は1965年でバランシン振付、全2幕。

娘コロンビーヌを恋人アルルカンよりも
金持ちレアンドルと結婚させたいコロンビーヌの父カサンドル
(ドンキやリーズの結婚みたい?)
カサンドル従僕ピエロとピエロの妻ピエレットを巻き込むコメディ。
善の精により、恋人たちは結婚してハッピーエンド

1幕、カサンドルの屋敷前。カサンドルがピエロに家の鍵を渡した後
ピエレット役Erica Pereiraの愛らしい踊り。
コールドの衣装がカラフルで目が覚める。鈴付きなのか音もするし。
Harlequinade2

コロンビーヌとアルルカンがラブラブなPdd
アルルカンの友人カップル4組の踊り。友人にしては黒いシックな衣装だけど。
コロンビーヌ役タイラーは、テクニックもあって可愛くて適役。
2人で仲良くしてるところを父に見つかり、アルルカンは父の従者に
窓から投げ落とされて、バラバラに。。。
落とされる前から人形だったのが笑える。
巡回中の兵士達?のフラフラ踊りもユーモラス。
善良な妖精がアルルカンを生き返らせて、何でも願いが叶う杖を与える。
Harlequinade3
アルルカン役ホアキンも39歳 と言う年齢を感じさせない踊りで
キレキレでした~

アルルカンは、善良な妖精から金貨もザクザク与えられて
結婚を反対していた父カサンドルも態度を豹変。レアンドルの立場ナシ?
コロンビーヌとめでたく結ばれる
1幕はコメディ全開で、お笑い要素がタップリ。

2幕は結婚式で、ディベルティスマン。
付属バレエ学校School of American Balletの生徒達も、大勢登場。
大人ダンサー達と同じ衣装が、ミニチュアっぽくてかわいい♪
Harlequinade1

ピエロとピエレットのPDDで、やっとダニエル・ウルブリクトの見せ場。
(1幕ピエロは、マイムが多かったので)
メイクで顔が真っ白で、誰だかわかりにくいのが残念だけど。。。
Harlequinade4

黄色いチュチュの女性陣は、鳥なのかな。
鶏冠のような髪飾りだし、ポワントまで黄色だ。
子役達が真ん中でクルクル回してたのは、噴水?

コロンビーヌとアルルカンのPDDは、アダージョでしっとりと。
プティパが基になってるので、そんなカンジの振付。
結婚式なのに?コロンビーヌはなぜかブルーな衣装に変わってる。
ヴァリエーションでそれぞれ魅せてくれて
コーダで盛り上がって、めでたしめでたし~
Harlequinade5
ストーリーはアレだけど、主役の踊りは見応えあり。
キャストがお気に入りのダンサー達だったので、楽しめました☆
Harlequinade6

Harlequinade7

インターミッション挟んで、2つ目の演目
N.Y. Export: Opus Jazz
Opus Jazz

Music by: Robert Prince
Choreography by: Jerome Robbins

Georgina Pazcoguin, Justin Peck, Ashley Laracey, Craig Hall

1958年初演、ロビンス振付。新しさは感じなかったけど
ミュージカルっぽい雰囲気で、カッコいい。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Coppelia@David H. Koch Theater

New York City Ballet冬シーズン、コッペリアを鑑賞しにDavid H. Koch Theaterへ。
NYCB

5年振りに見たくなったので。
Coppelia2

Swanilda/Coppelia: Tiler Peck
Franz: Andrew Veyette
Dr. Coppelius: obert La Fosse
Dawn: Ashly Issacs
Prayer: Gretcjem Smith
Spinner: Georgina Pezcoguin


☆ストーリーは、こちら

Coppelia6

1974年初演、バランシンとアレキサンドラ・ダニロワ振付。
3幕のディヴェルティスマンが、バランシンのオリジナルで華やかです☆

1幕、ガリツィアの広場。舞台上手にコッペリウス博士の家。窓辺で人形コッペリアが読書中。
スワニルダがコッペリアに手を振ったり挨拶しても、無視されてプンプン怒る。
フランツがコッペリアの関心を引こうと投げキスをすると、コッペリウス博士が人形のネジを巻き
投げキスを返されて舞い上がるフランツ。

鐘が寄贈される奉納のお祭りが開かれる と市長が村人たちに告げると
広場はお祭りムードにになり、マズルカで盛り上がる。
通常コッペリアは、男性ダンサーの見せ場が少なくて
一幕は麦の穂バラードのサポートだけですが、NYCB版はフランツのソロの踊りがあります。
3幕GPDDのソロの音楽が使われていて
はて3幕での音楽は?と思ってたら、3幕ソロではアミンタのバリエーションの曲でした。
そういえば、シルヴィアもコッペリアも同じドリーブの音楽ですね。

スワニルダ役タイラー・ペックは適役で、全幕通して安定した踊り。
コミカルな演技もかわいい。
Coppelia5

2幕、コッペリウス博士の部屋。
スワニルダは恋敵コッペリアへの好奇心から、友人たちと博士の部屋に忍び込む。
コッペリアが人形であることがわかると、部屋の中にある他の人形を触ってはしゃぐ。
人形たちの踊りの動きも面白い。
戻ってきたコッペリウス博士が怒ってみんなを追い出すが、逃げ遅れたスワニルダは
人形コッペリアの服を自分が着て、こっそり入れ替わる。
コッペリアに恋するフランツが、舞台正面の窓から梯子で博士の部屋に入ってくる。
フランツは博士にお酒を飲まされて寝てるだけなので、2幕は踊りの見せ場なし。

魔術書を取り出し、フランツの魂をコッペリアに移そうと呪文を唱えると
人形のふりをしたスワニルダが動き始める。狂喜する博士が
扇子を持たせると、ボレロを踊り
スコットランドの肩掛けをかけると、ジークを踊るスワニルダ。
博士に反抗し逃げ回るスワニルダの物音で目が覚めたフランツ。
自分の正体を明かしてフランツと逃げ去るスワニルダ。
人形コッペリアが服を剥がされたのを見て、ショックで落ち込む博士がかわいそう。。。

3幕、新しい鐘が贈られたお祭り。
Waltzes of the Golden Hoursは、付属バレエ学校School of American Balletの
子供達24人がピンクの衣装で踊り、けっこうサマになっていてかわいらしい♪
お隣の席の女の子は、姉妹か友人が踊ってるのか必死に探して
見つけると舞台に向かって手を振っていたのが、微笑ましかった。
リードのLauren Lovetteが良かった。

見応えがあった夜明け、祈り、紡ぎ(仕事?)の踊り。特にAshley Isaacsが目立っていた。
4人の道化師たちは、衣装につけた鈴が動くたびに鳴って賑やか。
勇ましい音楽で戦争の踊り、手に槍を持った戦士たちが激しく踊ってカッコいい~
数少ない男性ダンサーの見せ場あり。
戦いの後に、平和の踊りでスワニルダとフランツのGPDD、結婚式だから?白い衣装。
これでもかと、コーダで盛り上がります。
Coppelia3

踊りっぱなしだったタイラー・ペックは疲れを見せず、音楽性のある踊りで魅せてくれました。
Andrew Veyetteは4公演連チャンで踊ったわりには良かったけど、ラストは笑顔がなかった。。。
Coppelia1
3幕は見せ場が満載!
やっぱりコッペリアはABT版よりも、NYCBの方が盛り上がって楽しい♪

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Sleeping Beauty@David H. Koch Theater

New York City Ballet冬シーズン、「眠れる森の美女」を鑑賞。
Sleeping Beauty1
1991年NYCB初演マーティンス版。
6年前に観た時、舞台美術が美しくて好印象だったのでまた見たくなって。
ちなみに当時のキャストは、アシュレイ・ボーダー&ベンジャミン・ミルピエ。
この後ナタリー・ポートマンと結婚して、次期パリオペ芸監になるとは思わなかったけど。。。

Princess Aurora: Ana Sophia Scheller
Prince Desire: Gonzalo Garcia
The Lilac Fairy: Savannah Lowery
The Fairy Carabosse: Maria Kowroski
Princess Florine: Brittany Pollack
The Bluebird: Troy Schumacher

マーティンス版は全2幕で、1幕は洗礼式~16歳の誕生日~幻影まで
2幕が目覚め~結婚式 とトータル2時間半くらい。
1幕が少し長いかな と思ったけど、その分通常よりも休憩回数が1回少ない。
有名どころのプティパ振付は残していて、脇役のバリエーションや群舞は高速ステップ。
マーティンスの出身であるブルノンヴィルの影響なのか、複雑な足捌き。
ヌレエフっぽいと言うか、NYCBだからバランシンっぽい と言うべきか。
演奏が早かったせいか、あまり古典っぽくないカンジ。

序曲が始まると、舞台上の大きなスクリーンに門からお城へと続く小道が映写される。
木々のトンネルを抜けてだんだんお城に近づき、御伽の世界へ。
オーロラ姫の洗礼式、招待客の衣装は少しオリエンタル調?
リラの精のサヴァンナ・ ロウェリーは、ソリストだけど貫禄たっぷり。
でかいので、カラボスよりも全然強そうに見えた。
妖精たちにカヴァリエールと小姓がついていて、子役の小姓たちがかわいかった。

カラボス役コウロスキーはエレガントで、黒い衣装も素敵。
蜘蛛の巣の馬車で現れて、4人の手下がゴキブリか玉虫にしか見えないけど
あれは蜘蛛なんでしょうかね。
お決まりのカタビュラットが髪をむしられるシーンでは、笑いをとってました。

間奏中、スクリーンにお城が映された後
オーロラ16歳の誕生日。ガーランド・ダンスはバランシン振付のよう。
華やかで、群舞に加わったSchool of American Balletの生徒たちも
可愛らしく堂々とした踊り。オーケストラ席2列目からだと混み合って見えたけど
上階から見た方が、フォーメーションが楽しめそう。

オーロラ姫は昨年プリンシパルに昇進した アナ・ソフィア・シェラー
パロマ・エレーラやマリアネラ・ヌニェスと同じバレエ学校でアルゼンチン出身。
20日にオーロラ役デビューしたばかりだそうで、初々しい。脚力は強そうだけど
Clotilde Otrantoさんの指揮は、テンポが速いので
プロムナードではドキドキしてしまった。

老婆に化けたカラボスから渡された花束に隠されてた糸巻きに指を刺して倒れるオーロラ。
高笑いするカラボス。噴水からリラの精が現れて、魔法をかけて
オーロラ姫が目覚めるまで、お城の人達みんなも長い眠りにつきます。
木々がザーッと伸びてきて、包まれていくセットが◎

間奏中、100年の眠りの間ヤブに包まれたお城周辺がスクリーンに映し出されます。
時が過ぎて、森へ狩りに来たデジレ王子御一行が登場。
貴族たちの衣装が素敵なのに、出番が少ないのが残念~
お決まりの目隠しの後、ブルーな王子はみんなを追いやって一人になる。
理想の愛を求める王子の前に、リラの精が現れてオーロラ姫の幻影を見せる。

デジレ王子は、スペイン人ゴンザロ・ガルシアでラテンペア。
王子様キャラではないけれどノーブル。しっとり踊るアナ・ソフィア・シェラーと
PDDの後に、やっと王子の見せ場ソロがあり
背景が森から湖に変わって、リラの精が王子を船に乗せてお城へと導きます。
霧(ドライアイス)の中、舞台を通るシーンが幻想的。

インターミッションはさんで二幕、豪華な船で森をぬける途中に
カラボスの手下が登場。お城に到着して
舞台中央のベッドで眠るオーロラに王子がキスすると、花火&煙と共にカラボスが消え
オーロラと同時に城中が100年の眠りから覚めます。
カバーが取られていき、人々が目覚めていきます。

結婚式。招待客はロングのドレス。
マーティンス版は、ディベルティスマンが多くて賑やか。
ぺローの童話のキャラクター達が登場。
長靴をはいた猫の衣装が豹みたいで、白猫のチュチュと尻尾がかわいい。
宝石の踊りはパドカトルで、ゴールド(男性)とダイヤモンド、ルビー、エメラルド。
狼と赤頭巾ちゃんの踊り(動く木が登場)では、ダイナミックな踊りの狼に追われて
膝をガクガク震わせるお芝居がかわいい子役の赤頭巾ちゃん。
マーティンス版にはピエロの踊りがあり、男性ダンサー3人の見せ場。
お気に入りのダニエル・ ウルブリクトがセンターで、高く跳びはねて大開脚。
青い鳥とフロリナ王女のPDDも丁寧な踊り。
ハードそうだけど、鳥っぽい振付がお気に入り。
リラの精のソロの踊りがあり、クライマックスで幸せな二人のPDD。
アダージョは圧巻☆
フィッシュダイブのポーズ長めで、バランス技もたっぷり魅せてくれました。
よくこの早い演奏に合わせてバリエーションを踊るなぁ と思ってしまった。
コーダで盛り上がった後、フィナーレは全員でマズルカ。
子役の赤頭巾ちゃんも、小さい体ながら頑張ってみんなと同じ振りについていってました。
姫と王子はベールをかけられて、アポテオーズで幕。
Sleeping Beauty3

舞台セットと衣装が豪華で、センスの良さを感じる。
高速演奏に合わせて、駆け足調に細かいステップを踊りこなすダンサーたち。
筋肉質になるのも、無理はない?
ごっそりソリスト昇格発表後だったせいか、皆さん安定した踊りで
違うキャストでも見ればよかったーと思ったほど。

Sleeping Beauty2
ロシア系グランバレエとは一味違ったNYCBらしい舞台。
舞台裏の写真は、こちらこちら

☆10月に4年ぶりの日本公演があるよう。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Firebird@David H. Koch Theater

New York City Ballet冬シーズン、「火の鳥」を鑑賞。
クラシック音楽好きな手塚治虫さんがご覧になって、インスパイアーされ
漫画『火の鳥』を創作したことで知られています。
NYCB4

1910年パリ・オペラ座初演、ミハイル・フォーキン振付。
NYCB初演は1945年、振付ジョージ・バランシン&ジェローム・ロビンズ

Firebird: Ashley Bouder
Prince Ivan: Jonathan Stafford
Prince's Bride: Rebecca Krohn

NYCB1

ロシア民話に基づいたストーリーで、特筆すべきは舞台美術の美しさ☆
シャガールの幕絵がこれでもか と出てきて、まるでシャガール展を観に来たかのよう。
お好きな人は堪能できます。
ラストシーンを除いて、セットらしきものはなく
魔法の木は紗幕に描かれていて、黄金の果実に照明が当てられています。

幸運の象徴 とされる火の鳥役は、お気に入りのアシュリー・ボーダーでキレのある踊り。
珍しくオーケストラ席3列目から観たけど、筋肉がすごい~
(前後の座席間隔が広く、METのオーケストラ席よりも傾斜があって見やすい)
鳥っぽい動きや細かいステップで、テクニックを見せつけてくれました。
助けてもらった御礼に、王子にあげる魔法の羽根がちっさすぎ。
イワンと仔馬」みたいにもっと大きい方がいいのにな。

ジョナサン・スタフォードは、あまり王子っぽくない?
ファンタジー作品の王子だから、これでいいのか。
王女たちの衣装が長くて重そうに見えるけど、NYCBにしては(失礼!)凝っていて綺麗。
シャガールのデザインをもとに作ったそう。

魔王カスチェイと魔物たちは、シャガールの絵画から出てきたような?着ぐるみで
ボリショイ版よりも、かわいいカンジ。
肉襦袢だと踊りにくそうだけど、このシーンはロビンズ振付だそう。
NYCB版は、カスチェイの魂が入った卵を叩き割るのではなくて
火の鳥が王子に渡した剣で倒します。

魔物達を眠らせた後の火の鳥のソロが、神秘的で良かった。
ラストは王子と王女が結婚して大団円。豪華なセット&衣装で
ストラヴィンスキーの音楽が煌びやかに響き渡って、めでたしめでたし♪
上演時間30分足らずだったけど、短縮バージョン?

バレエ「火の鳥」は、音楽がお目当てでもあり
28歳で無名だったストラヴィンスキーが、1910年バレエ・リュス初演時に称賛を受けて
一躍有名になった作品。難易度は高そうですが
不協和音や変拍子を効果的に使った、色彩感あふれる曲で
バレエと一緒に聴くと、音が視覚化されてるのがよくわかります。
フィギュアスケート定番曲で、ミキティゆずなど沢山のスケーターが使ってるけど
ロシェットのが鳥っぽくて好きかな。

ストラヴィンスキー と言えば、映画「シャネル&ストラヴィンスキー 」では
1913年「春の祭典」初演の大騒動が描かれいたり、ディアギレフ(そっくり!)や
ニジンスキー、レオニード・マシーンも登場して、ラストは1920年の再演
と当時のバレエ・リュスの様子がわかって、興味深いです。

振付家の想像力をかき立てるのか、いろんな版がありますが
今年ABTラトマンスキーによる「火の鳥」が初演されます。

NYCB2

オール・バランシン・プログラム ってことで、他の演目は

The Steadfast Tin Soldier: Megan Fairchild, Daniel Ulbricht

ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「すずの兵隊さん」を基にした
錫の兵隊と紙人形の恋物語。絵本から飛び出てきたようでラブリー。
コッペリアっぽい紙人形がかわいらしく、兵隊は回転や跳躍などの見せ場が多く
メーガン・フェアチャイルドとダニエル・ ウルブリクトは、ハマリ役でした。
暖炉に残った錫の赤いハートを見て涙を流す兵隊が、もの哀しい。。。
セットのクリスマスツリーは、「くるみ割り人形」の使いまわし?


Tschaikovsky Psa De Deux: Ana Sophia Scheller, Gonzalo Garcia

バランシン独特の細かい足捌きと躍動感ある振付。
Schellerはまだソリストのようですが、魅せてくれました。流れるようなシェネが美しい。
Garciaは、ソロのザンレール連続で軸が曲がって大丈夫か?と思ったけど
コーダでは盛り上げてくれました。


Who Cares?: Sterling Hyltin, Sara Mearns, Jennie Somogyi, Amar Ramasar

背景はNYの摩天楼、ガーシュインのJazyな音楽にのせた軽快な踊り。
ミュージカル風でアメリカーンな雰囲気。スターリング・ヒルティンが目立ってた。

NYCB3

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George Balanchine's The Nutcracker

14日夜8時から、New York City Balletの「くるみ割り人形」が
Live From Lincoln Centerで放送されました。

13日映画館でもライブ上映されてましたが、TV放送と同じキャストだったので観に行かず。

SUGARPLUM: Megan Fairchild
CAVALIER: Joaquin De Luz
DEWDROP: Ashley Bouder


バランシン版「くるみ割り人形」初演は、1954年。
1892年世界初演のイワノフ版(評判が良くなかったらしい)を手直ししたものらしく
1幕はマイムがひたすら長くて、2幕はディヴェルティスマンが延々と続きます。
School of American Balletの生徒が沢山出演するので、大人が見るには物足りないけど
子供から見たら、自分がお姫様や王子様になった気分になれそうなので
家族で楽しむのにいいかも。

ちなみに、New York City Ballet版の主役名はクララやマーシャではなくて
マリー、兄はフリッツ
1幕人形役(Harlequin&Columbine)は、二人とも女性ダンサー。

ねずみの王様を倒したくるみ割り人形が、ドロッセルマイヤーの甥そっくりの王子に変身するけど
バランシン版では、2幕もマリー&ドロッセルマイヤーの甥は子役のままで
大人には変身しません。 

お菓子の国に来て、Mouse Kingを倒したことをマイムで
金平糖の精に説明した後、子役二人は舞台後方に座って踊りを見物
ラストは空飛ぶソリに乗って去っていく という幕切れ。
夢から目覚めるシーンや人形に戻ったくるみ割り人形を抱きしめるシーンはありません。
(こっちの方が好みだけど)

インターミッションでは、ダンサーたちにインタビューするChelsea Clinton
バイオリンのソロは、コンマスのKurt Nikkanenさん
Clotilde Otrantoさんの指揮は、ちょっとテンポが速かったカンジ?

NYCB版は、6年振りに見たけど
個人的には、1幕の見せ場は大きくなるツリー(マリーの身体が小さくなったことを表現)と
雪の精(豪快に降る)

2幕はスペイン、アラビア、中国の踊り
キャンディケーンは、お気に入りのダニエル・ ウルブリクトがフラフープで盛り上げて
マジパン、花のワルツ と楽しめました。
ハイライトは、露のしずくの精を踊ったアシュリー・ボーダー。
キレキレで、輝いて見えた。なんで彼女が金平糖の精でなかったんだろう?

クライマックスのGPDD、メーガン・フェアチャイルドは緊張してたっぽい?
カヴァリエ役のホアキン・デ・ルースは、いつも通り良かったけど
見せ場が短いのが残念。

Nutcracker

☆ABTのラトマンスキー版「くるみ割り人形」は、こちら

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Swan Lake@David H. Koch Theater

New York City Ballet冬シーズン、Swan Lakeを鑑賞しにDavid H. Koch Theaterへ。
Swan Lake2

久しぶりのNYCB、数週間前までキャストを公表しないシステムなので
ダンサー目当てで見たい派の私は、あまり観に行きません。

開演20分前とインターミッションにFirst Position Talkというのがやっていました。

Swan Lake3

映画Black Swanのヒットの影響か、人気でチケット完売のよう。
(NYCBのダンサーがSwan Lakeの主役を争うストーリーなので)
ABTのSwan Lakeは何度も見たことがあるけど、NYCBのSwan Lakeは初めてです。
ピーター・マーティンスが1996年デンマーク・ロイヤル・バレエのために振付。
NYCB初演は1999年。プティパ&イワノフ、バランシンが基になっています。

Odette-Odile: Sterling Hyltin
Prince Siegfried : Robert Fairchild


プロローグの踊りはナシで、序曲の演奏のみ。
幕が開くと豪華なセットがなくて、ちょっとさみしいカンジ。
女王以外はシンプルな衣装。オレンジや緑と色は派手で
予算削減?のロミオとジュリエットを思い出してしまった。。。

王子の衣装が地味すぎる。ベンノなんてスパイダーマンか?って色合い。
一幕では王子は踊らず、ピエロの一人舞台ってカンジでした。
Daniel Ulbrichtは回転技を披露しまくって、拍手喝采☆
ヴォルフガングはいなくて、NYCB全幕物で必ず登場する
付属バレエ学校School of American Balletの子供達の踊りがあります。
パドトロワは男性ダンサーがABTほど忙しくない振付、女性とユニゾンで踊る場面が多かった。
乾杯の踊りは、全員で手に杯をもって踊る と言うか歩く。

2幕、湖畔に王子が狩りへ。ベンノや友人も来る(王子が追い払うけど)
ロットバルトの衣装が、オレンジのマントで王子よりも派手なんだけど。
悪役 と言うよりもアニメちっくで、可愛く見えた(笑)
オデット登場、身の上話のマイムはナシ。
Sterling Hyltinは腕や指先の動きは今ひとつだけど(ニーナと比べてしまうとね)
脚力がすごい!バランス技を見せてくれました。
20人のコールドの衣装が、オデットのとは少し違って白鳥っぽくない。
くるみ割り人形の雪の精のような衣装で、ウィリーみたいな振付あり。
見せ場のPDDは、しっとりと終わらずチョット長いんですね。
アダージョなのに、最後はテンポが早くなって盛り上がります。
大きな白鳥の踊りがなくて、王子のバリエーションがあります。

Swan Lake4

インターミッション挟んで3幕、時代が遡ったような衣装で
1幕はモダンな雰囲気だったのに?突然クラッシックな雰囲気に。
花嫁候補の王女たちの踊りの後、パドカトル(男性1人女性3人)の踊りがあるんですね。
バランシンっぽい振付で、ホアキン・デ・ルースが良かった!
その後、ロッドバルトがオディールを連れて登場。
ロッドバルトが王妃の隣に座って、談笑しながら民族舞踊を見ます。
ハンガリー(チャルダッシュ)、ロシアスペイン、ナポリの踊り(男性1人女性5人)。
あれ?マズルカ(ポーランドの踊り)がない。
王子が花嫁候補を選べない場面がなくて
オディールとのPDDは、盛り上がって最高潮に。
フェッテはすべてシングルで、舞台前にずんずん移動。
ロッドバルトが正体を現してオディールを連れ去る場面は、ABTほどドラマチックではない。

4幕は、踊りが満載で良かったです!
オデットを待つ白鳥たち。悲嘆にくれるオデットが戻ってくる。
許しを請う王子とのPDD。
群舞の白鳥の中に黒鳥4人いたのが、10人に増えてたり
(確か4幕の黒鳥って、白鳥の子供でしたっけ?)
そういえば、マリンスキー版でも4幕に黒鳥がいたような。
王子はロッドバルトと戦わないけど、オデットとの愛の力が勝ったことを照明で表現。
苦しんで消えてたロッドバルト、弱すぎる。
ピーター・マーティンス版の結末は、ハッピーエンドバージョンかと思いきや
王子がオディールに愛を誓ったせいで、呪いは解けずオデットは人間に戻れなくて白鳥のまま。
王子一人取り残されるバージョンでした。
結局、他の女に目移りしたジークフリード王子が悪いのよね~
未練たっぷりの王子でしたが、別離の運命を受け止めて去っていくオデットの姿が潔く凛々しい。

NYCBのスワンレイクはバランシンっぽい振付が随所に見られて、オデットの見せ場が多い。
照明を駆使した4幕の盛り上がりが良かったです。
全体的にアメリカーンな雰囲気ですが、新鮮で楽しめました♪

Sleeping Beautyは、NYCB版の方が好きだけど
Romeo & JulietとSwan Lakeは、ABTの方が好きかなー
CoppeliaのNYCB版は良かったけど、今年ABT版を観て比べてみなくては。

Swan Lake6

ショップで売られていた黒鳥&白鳥。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

A Midsummer Night's Dream@New York State Theater

今年初のバレエ、New York City Ballet冬シーズン
A Midsummer Night's Dreamを鑑賞しに、寒さにめげずLincoln Centerへ。

NYCB1

シェイクスピア原作の戯曲に基づいて、メンデルスゾーンが作曲。
1962年ジョージ・バランシン振付によりNYCB初演。
他にもプティパ版、ノイマイヤー版などがあり、ABTでもアシュトン版を今年上演します。

アシュトン版は全一幕ですが
アシュトンの2年前に、バランシンはメンデルスゾーンの他の曲を加えて全二幕に。
一幕目はシェークスピアの物語、二幕目は結婚式でディヴェルティスマン。
NYCBの付属バレエ学校SABの生徒達も、森の妖精や蝶々などで大勢出演しています。

物語は、妖精と人間のロマンティックコメディ。
妖精王オーベロンと女王タイターニアが少年をめぐって争い、仲違いに。
オーベロンは、妖精パックに命じて
瞼に垂らすと目覚めて最初に見た相手に恋する魔法の花を摘みに行かせ、いたずらを企む。
森にやって来た二組のカップル、ライサンダーとハーミア
デメトリアスとヘレナを巻き込みドタバタ劇。
さらにパックは、職人ボトムの頭をロバに変えて
タイターニアがロバの頭をかぶったボトムに恋させるように仕向ける。
オーベロンが霧を湧かせて、2組のカップルをくっつけて
パックは、ボトムを元の頭に戻して
タイターニアは、オーベロンに少年を譲って仲直り。
2組のカップルは、アマゾンの女王ヒポリタとアテネ公シーシアスと共に結婚式を挙げます。

TITANIA: Maria Kowroski
OBERON: Joaquin De Luz
PUCK: Adam Hendrickson


メンデルスゾーンの音楽が素晴らしい☆
自分でも「結婚行進曲」を弾きたくなり、帰宅後ピアノに向かいました。
サビの部分ではなく、なぜかその間の途中の旋律が好き。

圧巻だったのは、オベロン役のホアキン・デ・ルース
見事な脚捌きを魅せてくれて、思わず乗り出して観てしまいました。
細かい弦の動きによる音楽に乗って、王様らしい威厳も表現されていてブラボー!
彼が舞台に登場するたびに、会場は拍手! でした。

演技力が必要なパック役のヘンドリクソンは
おっちょこちょいの妖精キャラがいい味を出していて、楽しませてくれました。

タイターニア役のコウロスキーは、エレガント。
見せ場のタイターニアの騎士とのPDDでは、しなやかで気品たっぷり。
ロバちゃんとのPDDも楽しそうでした。
合唱の歌声も美しく、幻想的な妖精の国の雰囲気が出ていました。

アテネの森で繰り広げられる2組のカップルは
顔の表情や身体全体の表現で、ドラマを上手く演じていました。
(男性ダンサーのピンクのタイツだけは好きになれなかったが)

アマゾンの女王ヒポリタのTeresa Reichlenは、まずまずでしたが
フェッテの最後でバランスを崩してしまったのが残念~
走り回っていた白い着ぐるみ達は、犬ですよね?
尻尾がライオンちっくでしたが。

第二幕、3組の結婚式は華やかでバランシンらしさが満載。
素晴らしかったのは、ディヴェルティスマンWhelanとNealのPDD。
ド派手な技をこなす振付があるわけでもないのに
音楽を体現する踊りで、引き込まれてしまいました。
こういう踊りで、ダンサーの力量が出てしまうのかな。
Whelanって、サラ・ジェシカ・パーカーにちょっと似てる?
と思って観てたら、そういえば彼女もバレエやってたんですよね。

最後に再び妖精の国に戻り、また美しい合唱が入って
パックが空に飛び去るスペクタクルがあって、幕。

豪華絢爛な舞台セットや衣装が、幻想的で美しく
子供達もかわいらしく
コミカルに演じられるマイムでは、ところどころに笑いもおこり
楽しい演目で心が暖まりました。

NYCB2

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Coppelia@New York State Theater

今年初のバレエ、New York City Ballet冬シーズン
コッペリアを鑑賞しに、雪にもめげずLincoln Centerへ。

NYCB

ドイツの小説家E.T.A.ホフマンの「砂男」を題材にした
偏屈博士コッペリウスが作った人形コッペリアをめぐって起こる騒動?
フランツと恋人スワニルダの犬もくわないドタバタコメディ。

ホフマンの「砂男」は、人形に恋した男の狂気の物語ですが
バレエ「コッペリア」は、明るい喜劇として描かれています。

初演は1870年パリ・オペラ座、アルトゥール・サン=レオン振付。
音楽は、チャイコフスキーに多大な影響を与えたレオ・ドリーブで
ロマンティック・バレエ最後期の作品です。
NYCB初演は1974年で、バランシン&ダニロヴァ振付でプティパが基になっています。

一幕、村の広場
舞台は、ガリツィア地方(当時オーストリア=ハンガリー領)
村人達は、バルコニーにいる人形コッペリアを人間だと思い込み
青年フランツは、美しいコッペリアが好きなった様子。
フランツの恋人スワニルダは、友人とコッペリウス博士の家に忍び込むことに。
フランツもコッペリアにひと目会おうと梯子を使って窓へ・・・

マイムが多く、演技力を要する作品ですが
Sterling Hyltinは、かわいらしいスワニルダを表情豊かに演じていました。
Gonzalo Garciaの陽気な浮気男っぽい演技も良かったけど
バレエの男役キャラって、こんなのばっかりですね。。。
コッペリア役は、いつも大変そう と思うけど
人形を演じるくらい、何でもないことなのでしょうか?

麦の穂の恋占いは、麦の穂をふって音が鳴ると恋人の変わらぬ心を証明する というもの。
コッペリアは、民族舞踊を取り入れた先駆けの作品で
ポーランド舞踊マズルカや、ハンガリー舞踊チャルダッシュが踊られます。

二幕、コッペリウス博士の怪しい仕事場
スワニルダと友人は、コッペリアを見つけて人形と知って驚く。
コッペリウス博士が戻ってきて娘達を追い出すが、スワニルダだけ隠れる。
そこへフランツが現れ、博士はフランツを捕まえてお酒を飲ませて眠らせる。
博士は魔術書を片手に、フランツの魂をコッペリアに移そうとするが・・・

人形のふりをしてスワニルダが踊るシーンが有名です。
人形に命が吹き込まれた! と束の間喜ぶコッペリウス博士が切ない。

三幕、新しい鐘が贈られた祝祭
鐘を告げる様々な時を、踊りで表現するディヴェルティスマン。
Antonio Carmenaの戦いの踊りが良かったです。
付属バレエ学校School of American Balletの子供達も登場して、宴を盛り上げます。
クライマックスは、仲直りをしたフランツとスワニルダの結婚式。
平和の踊りPas de Deuxで、大団円。
有名なスワニルダのヴァリアシオンは、コンクールでもよく踊られます。

眠りやドンキのように、結婚式で終わるハッピーエンドのバレエ☆
昨年ロミ・ジュリの衣装&舞台セットは今いちだったけど
今回は良かったです。
フランス・バレエ音楽の父 と呼ばれたレオ・ドリーブの美しい旋律が
作品をより魅力的にしています。
コミカルで笑いもあり、踊りも満載なので楽しめました。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Romeo & Juliet@New York State Theater

New York City Ballet冬シーズン
Romeo & Julietを観にLincoln Centerに行きました。

New York State Theater2      New York State Theater1

昨年5月世界初演されたピーター・マーティンス版で
もとは3幕物を2幕にして、セットも縮小
コールドから若いダンサーを抜擢、付属バレエ学校の生徒も登場と
いろいろな試みがされていて
無料Dress Rehearsalがあったり と話題になっていた演目です。

NYCBを観るのは、昨年のSleeping Beauty以来一年振りでしたが
手足が長くてスタイルが良いダンサーが多い印象です。

Juliet役はERICA PEREIRA、Romeo役はALLEN PEIFFER
と若手を起用して、フレッシュな感じ。
役柄的に合っていて、恋する二人が初々しく
Capulet夫人やLaurence神父などは
プリンシパルダンサーが脇を固めていました。

衣装は、かなりコンテンポラリーでカラフル。
舞台装置は予算を抑えたのか?舞台真ん中に置かれた建物が
ジュリエットの部屋にになったり、バルコニーになったり
教会になったり、墓場にもなる便利なモノでしたが
見た目としては今ひとつ。

衣装と舞台セットは、American Ballet Theatreの方が
中世ベローナの雰囲気があり、渋かったので
つい比べてしまいました。
逆に、Sleeping Beautyでは
ABTよりもNYCBの衣装・セットがよかったんですけどね。

2幕で終わるので展開が早いせいか
5人も亡くなる悲劇のわりには、あまり暗さを感じず
あっさりしたカンジ。

アクロバティックなリフトが満載のパ・ド・ドゥや
ERICA PEREIRAの死体っぷりもよかったです。

帰宅してからも、プロコフィエフの音楽が
頭の中でずっと鳴り続けていました。
物語にピッタリ合っていて名曲ですね。

backstage写真

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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