Tchaikovsky Spectacular

ABT最終日マチネは、Tchaikovsky Spectacularでミックスプログラム。
Davidお目当てにチケットを買っていたけど
急遽ヴェロニカさよなら公演になりました。

After Effect
Choreography by: Marcelo Gomes
The Man: James Whiteside
His Loss: Misty Copeland
His Hope: Zhiyao Zhang

Tchaikovsky Spectacular1
photo by Rosalie O'Connor

音楽は、弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」
2015年初演。(2013年1楽章だけの作品を初演)
楽曲の良さも影響して
これまでのゴメスの作品の中では、良かったかな。
面白い動きもあったけど、少しbusyなカンジ。
4楽章まであって長いのと
大人数のキャストで振り付けた初作品のせいか
12組のコールドの使い方にちょっと面白味が欠けたかな。
客席が埋まっていたのは、ミスティが踊っていたせい?

The Nutcracker pas de deux
Choreography by: Alexei Ratmansky
Hee Seo, Marcelo Gomes

季節はずれのくるみ割り人形。
ラトマンスキー振付版は、あまり好きではないけど
lovelyだった2人。

Souvenir d'un lieu cher
Choreography by: Alexei Ratmansky
Devon Teuscher, David Hallberg, Cassandra Trenary, Tyler Maloney
Tchaikovsky Spectacular2
photo by Rosalie O'Connor

2012年オランダ国立バレエで初演。
ヴァイオリンとピアノのための小品集「なつかしい土地の思い出」作品42にのせた
コンテで約15分程の小作品。男女2組4人の踊り。
楽曲の美しさと、DavidとTylerが踊っていただけで満足♪
今週ABTで初演したばかりなので
踊り込めば、秋公演にはもっとよくなってそう。

Mozartiana
Choreography by: George Balanchine
Veronika Part, Blaine Hoven, Arron Scott
Tchaikovsky Spectacular3
photo by Rosalie O'Connor

1981年世界初演された抽象バレエ。
音楽は「組曲第4番ト長調」作品61、題名通りモーツァルト作品を編曲して集めた組曲。
バランシンの本家NYCBでよく上演されるモーツァルティアーナ
主役の男女、ジーグを踊る男性1人、メヌエットを踊る女性4人
最初と最後にバレエ学校の少女4人が加わる。
ABTで観たら、あまりバランシンっぽく見えないけど。
来季契約更新しないヴェロ二カが、優美に踊り切りました。

Veronika1

Veronika2

マッケンジー芸監やラトマンスキー、コルパコワ先生から花束をもらっていてホッ

カーテンコール

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Onegin@MET Vol.3

オネーギン3公演目、お気に入りのDavidを観ないわけにはいきません。
Onegin4

Onegin: David Hallberg
Tatiana: Hee Seo
Lensky: Jeffrey Cirio
Olga: Skylar Brandt
Gremin: Thomas Forster


David演じるオネーギン、都会的で冷ややかな雰囲気でカッコいい~
貴族っぽさが醸し出るので、アルブレヒトとオネーギンはハマリ役ですね。
ボッレやゴメスほどサポートは上手くないけど
1幕鏡のPddでは、ロマンチックさ全開
4年前ポリーナと踊った時よりも、セオが軽そうなので伸び伸び~
2幕でもオネーギンはいっぱい踊るので、見入ってしまった。
退屈さやイライラ、怒りなど繊細な感情表現も良かったです。

1&2幕のセオは、初恋にときめく清楚なイメージが合っていたけど
3幕舞踏会では、もう少し輝きがほしいところ。

Onegin1
Davidの狼狽えぶりが良かったのに
田舎娘→成熟した人妻の対比が見られないとクライマックスが盛り上がらない。
ラスト手紙のPddでも、冷たかったオネーギンが
別人のように激しく求めるのに
タチアナの色香が、ちょっと足りなかったような。

レンスキー役シリオは、テクニックはあって上手いけど
詩人役のイメージではないかも。
若くて無邪気なオルガ役を演じたブラントとは
息の合ったペアで、踊りは良かったです。

Onegin5

Onegin2

Onegin3

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Onegin@MET Vol.2

オネーギン2公演目は、ディアナさよなら公演です。 
Diana Farewell5

Onegin: Marcelo Gomez
Tatiana: Diana Vishneva
Lensky: Blaine Hoven
Olga: Isabella Bolyston
Gremin: Roman Zhurbin


2005年にプリンシパル契約したディアナ、ABTでの最後の舞台。
もちろん客席はギッシリ埋まって、ロシア語も飛び交っています。

4年前観た時も思ったけど
貞淑なキャラでないディアナは、色っぽくて初恋には見えず
演技も、やや過剰かもしれない。
ゴメスも、オネーギンの雰囲気ではないけど
(2人共、マノンの方が嵌ってる)
一心同体のパートナーシップが素晴らしい!
これまでも数々の名演を見せてくれましたが
今後この2人の踊りが見られないと思うと寂しい・・・

流れるように数々のリフトを完璧にこなし
軽やかでしなやかで伸びやかで
どこを切り取っても美しい~
スピード感やキレもあって
クランコの振付の素晴らしさを堪能することができました。

1幕鏡のPddでは、ゴメスの肩の上でディアナが脚を開くと
衣装がゴメスの顔にかかって、視界がさえぎられ
衣装をとくため、走りながらガッと頭を振ったのを見て
RJのバルコニーPddを思い出しちゃった。

3幕手紙のPddでは、2人の魂のぶつかり合い と言うのでしょうか
ディアナのABTフェアウェル という特別感も加わって
溢れ出る感情表現に引き込まれました。

レンスキーとオルガは、アメリカーンなカップル ってカンジで
ロシアのお話っぽく見えず。
ホーベンは、エレガントなシムキンと比べると
回転前プレパレーションの間が少しあって
踊りが流れるように見えなかった。
(シムキンが上手すぎるんだけど)

Photo by Andrea Mohin
Diana Farewell6
グルーミン公爵役ズルビンは、安定の演技で
3幕舞踏会赤いドレスのタチアナは、キラキラ☆オーラで
ゴージャスでした。

Photo by KentGBecker
Diana Farewell2
カーテンコールでは、ディアナもゴメスも涙・・・

Diana Farewell3

Diana Farewell4

Diana Farewell1

また1人素晴らしいダンサーが去っていきました。。。
踊ることをやめるわけではありませんが、今後NYでディアナを見る機会はあるかなぁ。

NY Timesの記事写真カーテンコール

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Onegin@MET Vol.1

ABT6週目の演目は、オネーギンです。
Onegin1

フランチェスカ・ダ・リミニ」を聴きながら、原作を読んで浸ります。

Onegin: Roberto Bolle
Tatiana: Alessandra Ferri
Lensky: Danil Simkin
Olga: Sarah Lane
Gremin: James Whiteside


フェリのタチアナ役デビューでしたが
54歳なので、1&2幕の初恋 は少し無理があったような?
オルガ役サラとも姉妹には見えないし・・・
大人(3幕)になってからは、違和感ありませんでした。 

テクニック的に苦しいものがあり
クランコのダイナミズムを感じることができず。
前回オネーギンを観たのが、本家本元シュツットガルトのダンサーだったので
比べてしまうと仕方ないかなぁ。
この日フェリは役デビューだったので
2公演目を観た方が良かったかもしれない。

コールドも何か今いち? と思ったら、セカンドキャストだったらしい。
1幕ディアゴナルで連続ジュテするところも、揃っていなかった。

フェリ引退公演時、相手役でフェリがABTに連れて来たボッレ。
あれから10年の月日が流れて、42歳になったけど
完璧なサポートで、高難度リフトをスムーズにこなし
フェリとの息もピッタリ!

レンスキー役のシムキンは、1幕Pddのパートナリングでヤバイとこがあったけど
ソロの踊りは相変わらず素晴らしい。
特に、2幕決闘前の心情が伝わってきて良かった。

ジェームスも、グルーミン公爵役が合っていた。
フェリ演じるタチアナは、笑顔でグレーミン公爵と幸せそうに踊り
あとの手紙のPddとの対比が良かったです。
フェリは、情感溢れる演技面はさすがで
ラストはウルっときました。
Onegin2

Onegin1

来年は、オネーギン上演しないらしいけど
今後、全幕主役でフェリを見られることはあるのでしょうか?

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The Golden Cockerel

ABT3週目後半の演目は、金鶏です。
Golden Cockerel1
Photo by Jens Otto Nielsen

久しぶりのマチネ
lincoln center
夜エイフマンを観に行くついでに、来てみた。
昨年見逃してるし、しばらく再演されそうにないので・・・

プーシキン原作、もとは1909年ニコライ・リムスキー=コルサコフ作曲のオペラを
ラトマンスキーが、2012年デンマークロイヤルバレエに振付。
ABT初演は2016年。
舞台装置と衣装は、(ナタリア・ゴンチャロワのデザイン画を基に)リチャード・ハドソン。

Golden Cockere10
緞帳のデザインは、オリジナルのコピーなのかな?

Queen of Shemakhan: Stella Abrera
Tsar Dodon: Alexei Agoudine
Golden Cockerel: Cassandra Trenary
Astrologer: James Whiteside


プロローグ、占い師が望遠鏡でシェマハの女王(宙吊りのスペクタクル)を見て
ある考えを思いつく。
占い師役は基本マイムのみで踊らず
金鶏をサポートするだけ。
ストーリーに重要な役のせいか?贅沢にもプリンシパルがキャスティング。
ジェームスは存在感があり、こういう不気味がキャラが合ってます。

1幕、ドドン王の宮殿
Golden Cockere11
Photo by Rosalie O’Connor

二人の王子、ポルカン大臣、貴族達(帽子とヒゲで誰だかわからない)と会議中。
ドドン王は全幕通じてマイムのみで、2幕ちょこっとだけ踊る。
ポルカン大臣もマイムのみで、ドドン王との掛け合いが面白い。
男性ダンサーの見せ場が、グヴィドン王子とアフロン王子だけなのが物足りない~
CirioとJoeyのキャラも踊りも良かったので、もっと見たかった!

Golden Cockerel2
Photo by Rosalie O’Connor

占い師が現れて、危機が迫ると知らせてくれる金鶏を
ドドン王に献上する。
金鶏役カサンドラ・トレナリーは、鳥っぽくて◎
喜んだドドン王は、何でも望みを叶える と占い師に約束。

Golden Cockerel4
Photo by Rosalie O’Connor

女性群舞の振付は、今イチつまらない。
ドドン王は、アメールファの世話を受けてお昼寝。
突然、金鶏が敵の来襲を知らせる。
恋人(Gemma BondとCatherine Hurlin)とラブラブだった王子達に
出陣を命じるドドン王。嫌がる王子達の演技に萌え。
男性群舞の戦士たち、スパルタクスをチープにしたカンジ?

Golden Cockerel5
Photo by Andrea Mohin

まどろむドドン王は、美女(シェマハの女王)の夢を見る。
再び金鶏が危機を知らせ、ドドン王も馬に乗っていざ出陣。
Golden Cockere12
Photos by Per Morten Abrahamsen

2幕、ドドン王が戦場に到着すると、味方は全滅。
グヴィドン王子とアフロン王子が刺し違えたのを見て、嘆き悲しむ王。

天幕の中からシェマハの女王が、お付きの女性達を従えて登場。
クリスティーンとJoo Won Ahn、Patrick Frenetteのパドトロワあり。
女王はドドン王にお酒を振舞い、踊りを求める。
エキゾチックな女王役がピッタリなステラは、魅惑的で優美な踊り。
wittyでgoofyなキャラも似合っていた。
Golden Cockerel6
Photo by Rosalie O'Connor

女王にすっかり魅せられたドドン王は、求愛。
花嫁と凱旋することを兵士達に告げる。
Golden Cockerel7
Photo by Rosalie O’Connor

宮殿前に集まる民衆、王を出迎える。
Golden Cockere13
Photo by Rosalie O’Connor

凱旋の行列に、不気味なのもいましたが。。。
Golden Cockere14
Photo by Per Morten Abrahamsen

占い師が登場して、褒美としてシェマハの女王を求める。
Golden Cockerel8
Photo by Per Morten Abrahamsen

ドドン王は翻意させようとするが、占い師はしつこく女王を求める。
怒った王が占い師を殺すと、金鶏が現れてドドン王の頭をつつく。
ドドン王は亡くなり、シェマハの女王も金鶏もいなくなり
民衆だけが残されて、国は滅びる?

エピローグ、生き返った占い師が現れる。
実在したのは私と女王だけ、残りは幻 と観客に告げて立ち去る。

約束は守らなければなりません と言う教訓?
帝政ロシアへの批判を盛り込んだ
有名な民話なのかもしれませんが
アメリカうけは今いち?観客の入りが悪かった。。。。

マイムを少しはしょって、1幕バレエにすればよかったのに。
ラトマンスキーが、バレエ・リュスのミハイル・フォーキンのオリジナル振付を
再復刻させたかったのかもしれないけど
ポワントを履いて踊るのは、金鶏とシャマハの女王だけだし
御伽話だったら、イワンと仔馬の方が踊りが多くて楽しめるかなぁ。

リムスキー コルサコフの楽曲を聴きに来たのと
色鮮やかな舞台美術が見所でしょうか。暗い舞台よりは、いいですね。

Golden Cockerel9

Golden Cockerel3

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Giselle

ABT3つめの演目、ジリアンのジゼルデビュー@METとDavidの全幕主役復帰公演☆
Giselle1
Photo by Khalid Al-Busaidi

2014年ボリショイバレエ以来、怪我&手術で観てなかったDavid
2014年11月PerformaNYCを最後に、坊主になったのをTwitterで見た時には
バレエやめちゃうの??と心配したけど
オーストラリアでリハビリして、また舞台に戻ってきてくれて嬉しい(涙)

Giselle: Gillian Murphy
Albrecht: David Hallberg
Myrta: Stella Abrera
Hilarion: Thomas Forster
Peasant Pas de Deux: Skylar Brandt and Joseph Gorak


アルブレヒトデビューをした時、ステラと一緒にデビューする予定だったのが
ステラが怪我で降板。今はステラもプリンシパルになり
一緒に踊るのを見ると、感慨深いものがあります。

いつもミルタ役のジリアンですが
ロイヤルニュージーランドバレエでジゼルを踊ってたし
既に4月オマーンでジゼル役デビューしてDavidと踊っています。
怪我の影響か?絶好調ではなさそうで
振付を変えてるところもありましたが
アルブレヒトへの愛を感じる暖かみのあるジゼルでした。

David登場時は、Welcome back! と言うような客席から拍手☆
あいかわらず、どの女子よりも誰よりも美しい~
立ち姿と美脚、踊りも美しくて惚れ惚れします。
表現面も繊細で良かったです
2幕コーダはブリゼでくるか?アントルシャシスか?
どっちだ?思ってたら、アントルシャシスだった!完全復活ですね。

ペザントのパドドゥは◎
ルチアナの代わりにスカイラーが踊ってて良かった!彼女の踊り、好きだわ。
Joeyはソロ最後の回転で軸が曲がって、ラストポーズだけちと乱れたけど
それ以外は伸び伸び~お気に入りのペアです♪
ミルタ役ステラは、ハマリ役なので安心して見られますね。
いつにも増して素晴らしい出来でした。

Giselle6

Giselle5

Giselle2

Giselle3

Giselle4

Giselle7
感極まったのか、ウルッときてるようでした。。。
来月オネーギンも楽しみです♪

カーテンコールは、こちらこちらこちら

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American Ballet Theatre’s 2017 Spring Gala

今年はガラ公演ではなく、ラトマンスキー振付新作Whipped Cream初演です。
Gala2

あいにくの雨だったので、今年はセレブたちのドレスチェックができず残念~
Gala1

Gala3

The boy: Daniil Simkin
Princes Praline: Sarah Lane
Princes Tea Flower: Stella Abrera
Prince Coffee: David Hallberg


顔を入れて写真撮影できます♪
Whipped Cream

既に3月カリフォルニアで初演されていて、評判は悪くないよう?
1924年リヒャルト・シュトラウスが、ウィーン国立歌劇場での上演のため作曲した「Schlagobers」という作品が基になった作品。
マーク・ライデンの舞台美術・衣装は、楽しめました。

ケーキ屋さんでお菓子たちが踊り出したり
ホイップクリームを食べ過ぎた少年が
夢の中でプラリネ姫の宴に行く というファンタジー。
くるみ割り人形みたいなのかな? と思ってたら
意外と踊りが沢山あったのは良かったです。
ストーリーに深みがないので、何度も繰り返し見たいか と聞かれたら ?だけど。
子供連れの集客を狙った演目かな。

Whipped Cream1
Photo by Gene Schiavone

ある日曜日、白いドレスとスーツを着た子供達は
ファーストコミュニオンを終えて、Pastry Shopへ。
冒頭から絵本のような舞台美術。

Whipped Cream2
Photo by Gene Schiavone

シェフ役、ボウルを落としちゃってた・・・
Boy役シムキン、クリームを食べ過ぎておなかが痛くなる。
子供役にTylerがいた!あいかわらずかわいい♪

Whipped Cream3
Photo by Gene Schiavone

子供達がいなくなるとマジパン、キャンディー、ジンジャーブレッドマン と踊りの見せ場。
面白い振付で楽しめました。
隅谷健人君がピンクで踊る と聞いてたけど、被り物だと顔がわかりにくい。

Whipped Cream4
Photo by Gene Schiavone  

缶からコーヒー王子、Tea Flower姫が登場して踊る。
Davidが出てきた時は、復帰を待っていた観客から拍手☆
ちょこっとPdd踊るだけかと思ってたら
意外に長かったので満足。
Whipped Cream8
Photo by Gene Schiavone

姫には4人、王子には3人のお付き。
Whipped Cream7
Photo by Gene Schiavone

Whipped Cream5
Photo by Gene Schiavone

コーヒー王子のJoeyもカッコ良かった!Zucchero(砂糖?)はコミカル路線。

Whipped Cream6
Photo by Doug Gifford

滑り台から降りてきた女性群舞によるWhipped Cream
他の役はみんなかわいい衣装なのに、なぜかモジモジ君のような衣装・・・
相原舞さんが踊る と聞いてたけど、コレだと顔がわかりにくいよー
交差するフォーメーションがあったり
やっぱラトマンスキーは、コールドの動かし方が上手いなぁ。
かなりハードな鬼振付で、盛り上がって1幕終了。
Whipped Cream9
Photo by Andrea Mohin

Whipped Cream10
Photo by Allen J. Schaben

病院のベッドにいる少年 顔のでかいドクターがコワい。
大きな注射器を持って踊るナース達(踊りにくそう)

Whipped Cream11
Photo by Matt Masin

少年の夢の中で、スノーヤクに乗ったプラリナ姫が現れる。
子役カップケーキやケーキレディなどいろんなお菓子キャラを引き連れてパレード☆
客席からは拍手。

Whipped Cream14
Photo by Gene Schiavone

ラブリーなPDDアレグロでは見せ場あり。

Whipped Cream12
Photo by Matt Masin

ドクターが頭痛を治すのにお酒を飲むと、リカーボトル達が生き生きと踊り出す
Whipped Cream14
Photo by Gene Schiavone

シャンパン役Catherine Hurlinは、くるみ割り人形でクララ役だった子のようで
大人になってもチャーミング♪
プラムブランデー役Duncan Lyle、ウォッカ役ズルビンとコミカルにパドトロワ。

Whipped Cream15

全員登場したラストはお祭り騒ぎで、シムキンの胴上げもあり盛り上がる。

Whipped Cream16

全2幕なので、あっと言う間。
ちょっとcreepyでcrazyだけど、ユーモアたっぷりな作品。
ダンサー達も、楽しんで踊ってるのが伝わりました。

来年6/4ラトマンスキー新作上演は、Harlequinade
(アルレキナーダだったら、また子供向け??)

Gala4

Gala6

4人共、キャラに合った踊りで◎
Gala5

NYC-ARTSカーテンコールNY Timesのレビュー

Magnolia Bakeryでは、5/22-24、6/26-7/7にWhipped Cream Ballet Cupcakeが売られるよう。

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Don Quixote

ABT@METシーズンが開幕♪ 昨年全休したので久しぶり!
ABT

1週目は、ドン・キホーテです。

Kitri: Maria Kochetkova
Basilio: Herman Cornejo
Mercedes/Queen of the Dryads: Devon Teusher
Espada: Blain Hoven
Amour: Skylar Brandt
Don Quixote: Clinton Luckett
Sancho Panza: Sean Stewart
Gamache: Craig Salstein
Lorenzo: Patrick Ogle
Flower Girls: Sarah Lane&Luciana Paris
Gypsy Couple: Lauren Bonfiglio&Zhiyao Zhang


以前見逃したマリア&エルマンの組み合わせ。
が、予想よりもマリアの出来が良くなかった。。。期待が大きすぎた?
本拠地サンフランシスコバレエでも踊っているので
リハする時間が、充分になかったのだろうか。
インスタには載せてたけど)
怪我でもしているのか?調子が今ひとつだったよう。
(この後ジゼルと海賊が降板になったので怪我だったよう)

エルマンは、キッレキレで
ドンキはこうでなくっちゃ という演技。
が、3幕Pddアダージョで怪我したのか?
その後のバジルのヴァリエーションでは、出てこず。。。涙
それまで絶好調で、ラストの盛り上がりを期待していただけに残念~

指揮者の指示で、オケのメンバーが一斉に楽譜をめくり
バジルのソロは丸々とばして(ラスト近かったので代役は既に帰ってた?)
急遽キトリのヴァリエーションへ。
コーダはどうするんだろう?と思ってたら
エスパーダ役ブレインが登場して、バジルのパートを踊ってホッ
マリアはコーダで、1/4ずつスポッティングをずらすフェッテで盛り上げて
二人でドン・キホーテに御礼を言う流れで
キトリは闘牛士と結ばれるエンディング・・・
初めてドンキを観た人は、ラスト??だったのでは?

メルセデス&ドリアードの女王役デヴォン・トイシャーは、伸びやかな踊り。
スワンデビューして、オーラが出てきた?
闘牛士役デビューのブレインも、意外と良かった。痩せた?
突然のアクシデントにもかかわらず、その場を繋いでGood Jobでした。
キューピット役スカイラー、かわいい♪お気に入りとなりました。
お付きの子役達って、前からいたっけ??
映画First Positionに出てたアラン・ベル君の踊ってるところがやっと見られたり
ミックジャガーの子供を産んだメラニーが、早くも復帰しててビックリ。
最近のお気に入りのTyler君や日本人ダンサー3人も活躍してました。

Don Q1

エルマンは、カーテンコールにも出てこず。。。

Don Q2

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ABT Fall Season

恒例American Ballet Theatre秋公演を鑑賞しに、David H. Koch Theaterへ。
ABT1

ABT2

Serenade after Plato's Symposium
Choreography : Alexei Ratmansky
Music: Leonard Bernstein
Serenade after Plato's Symposium5

Jeffrey Cirio, Marcelo Gomes, Blaine Hoven, Calvin Royal III
Gabe Stone Shayer, Daniil Simkin, James Whiteside
Devon Teuscher


プラトンの対話篇「饗宴」をモチーフに、ラトマンスキーが振付。
今年METシーズンで初演された時は、賛否両論だったようですが
そう悪くないのでは? と言う印象。
初演キャストのコルネオは、韓国ユニバーサルバレエに客演
(フェリの相手役)で留守のため、代わりにJeffrey Cirioが踊りました。
コルネオで観た人は比べたら、う~ん。。。となったようですが
私は初見だったので、問題なし。(コルネオほど華はないけど)
マルセロは、ソクラテス役?
Serenade after Plato's Symposium1
ソロの踊り、二人の踊り、グループの踊りなど
男性ダンサーの個性が生かされた振付。
何だか動きにくそうな衣装だけど。。。
トイシャーは、愛の神(エロス)だったのかな。
バーンスタインの音楽が好きなので、楽しめました。
Serenade after Plato's Symposium2

Serenade after Plato's Symposium3

Serenade after Plato's Symposium4


Symphonic Variations
Choreography: Frederick Ashton
Music: César Franck
Symphonic Variations
↑写真が古すぎて、懐かしのマックス

Cassandra Trenary, Christine Shevchenko, Luciana Paris, Cameron McCune, Calvin Royal III, Alban Lendorf

1946年初演アシュトン振付。カルヴァン君&シェフチェンコ組は良かったけど
他のダンサーは、アシュトンの細かいステップを踊りこなせてなかったよう。。。
期待してたデンマークロイヤルバレエのレンドルフが、今ひとつだったのが残念。
昨年のMonotonesI and IIでも思ったけど、アシュトン振付は
やっぱロイヤルのダンサーで見るに限る?


Daphnis and Chloe
Choreography: Benjamin Millepied
Music: Maurice Ravel
Daphnis and Chloe1

もともとは、1912年ミハイル・フォーキン振付でバレエ・リュスによって上演され
その際、ディアギレフがラヴェルに作曲を依頼。

Daphnis and Chloe
ロンゴス原作の「ダフニスとクロエ」は
エーゲ海に浮かぶレスボス島を舞台にした、牧歌的な恋愛で
世界観の合ったシャガールの絵画を思い出します。
太田由希奈さんのFPも良かったなぁ。

アシュトン振付版もあるそうですが
ミルピエが2014年パリオペラ座で初演した作品で
ABTでは2日前に初演されたばかり。
約1時間の1幕バレエですが、ストーリーがあるので退屈せず。 

Chloe: Isabella Boylston
Daphnis: Marcelo Gomes
Lycenion: Skylar Brandt
Dorcon: Blaine Hoven
Bryaxis: Arron Scott


序奏後、幻想的なコーラス付きで群舞の踊り。
男性の衣装がダボっとしてて、パジャマっぽい。。。
黄色い○は太陽?
羊飼いダフニス役ゴメスは、この日2演目で
お疲れだったのか(マチネでも踊ってたよう)重かった。
恋人クロエ役ボイルストンは強そうで、何となくキャラではないかも?
フォーストキャストCory&Stellaのが、原作のイメージに合ってそう。

クロエに横恋慕するドルコン役Joeyが降板(涙)で
代役にホーベンが入りました。     
リュセイオン役スカイラーが、PDDでダフニスを誘惑するけど
かわいらしすぎて、もう少し妖艶さがあれば。
黒衣装の海賊達が、クロエを拉致し
絶望するダフニスの横で、ニンフの踊り。
柔らかくて神秘的な雰囲気。
対比して海賊の踊りは躍動感があり、テンポが早くなって盛り上がる。
首領ブリュアクシス役はスコット、ソロの見せ場あり。
クロエがブリュアクシスに襲われそうになった時、神が現れる。

クライマックスは、無事に再会した恋人達のラブラブなPDD
色鮮やかな衣装に着替えた群舞、バッカス神の踊り。
ダフニスとクロエも、赤衣装に着替えて
みんなで祝福し、盛り上がって大団円
Daphnis and Chloe2

Daphnis and Chloe3

衣装とセットは、低予算シンプル。
ヒーリング効果がありそうな?音楽だけど
コーラス付き生演奏だと眠くならず、良かった。
観客の反応は悪くなかったけど、可もなく不可もなく。
PDDの振付が、ピンとこなくて(私には)響かず。
群舞のフォーメーションは動きがあって面白かったです。
目をひいたコールドのダンサーがいたけど、Tyler Maloney

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ABT Fall Season

American Ballet Theatre秋公演を鑑賞しに、David H. Koch Theaterへ。
ABT Fall Season2

The Brahms-Haydn Variations
ABT Fall Season1
写真が古くて、2000年初演時のパロマ&マルセロ

Choreography by: Twyla Tharp
Staged by: Susan Jones
Music by: Johannes Brahms

Isabella Boylston, Sterling Baca, Maria Kochetkova, Herman Cornejo, Gillian Murphy
James Whiteside, Christine Shevchenko, Joseph Gorak, Sarah Lane, Daniil Simkin


30人のダンサーで踊るトワイラ・サープ振付で、それっぽい動き。
デンマークロイヤルバレエのアルバン君を見てみたかったのに
怪我で降板。代役のSterlingが、イザベラの相手役で頑張っていた。
クリスティーンは、Joeyの相手役には大きく見えたけど。


Monotones I and II
ABT Fall Season5
この写真も2003年と古く、左端はマシュー・ゴールディングのABT時代。
コレーラバレエ→オランダ国立バレエ→ロイヤルバレエのプリンシパルと出世したわらしべ長者。

Choreography by: Frederick Ashton
Music by: Erik Satie
Costumes by: Frederick Ashton

Isabella Boylston, Stella Abrera, Joseph Gorak
Veronika Part, Cory Stearns, Thomas Forster


1965年初演、アシュトン振付。2つのパートに分かれてるパドトロワ。
エリック・サティの音楽は好きだけど
催眠効果があるのか?眠くなる と言ってた人もいたよう。
1の方は、今いち踊りこなせてない感あり。
ゆったりした動きで、コントロールが難しそう。
踊り慣れてそうなロイヤルのダンサーで観たら、また印象が変わるのかな?

インターミッション中、バルコニーからの景色
ABT Fall Season4
いつの間にかAvery Fisher HallからDavid Geffen Hallに名前が変わっていた。

ABT Fall Season3
David Geffen Hall1階には、Nespressoが入ってました


The Green Table
ABT Fall Season6

Choreography by: Kurt Jooss
Music by: F.A. Cohen

Death: Marcelo Gomes
The Standard Bearer: Blaine Hoven
The Young Soldier: Arron Scott
The Young Girl: Sarah Lane
The Woman: Devon Teuscher
The Old Soldier: Kenneth Easter
The Old Mother: Luciana Paris
The Profiteer: Herman Cornejo


1932年初演、クルト・ヨース振付。
中世の死神の踊りと第一次世界大戦からインスパイアーされた
反戦がテーマ。
平和会議で使われる緑のテーブルが、モチーフになっています。
前回上演時は、ちょうどイラク戦争の頃で考えさせられた。

音楽は、ピアノ演奏のみ。8つのパートに分かれていて
冒頭The Gentleman in Blackでは、 軽快な音楽で
緑のテーブルを囲んで、仮面を被った政府のお偉いさん達が謀議。
銃を発砲し戦争が始まり、死神が現れ市民が犠牲となる。
別れ、戦闘、避難民、パルチザン(ゲリラ)、売春宿、戦後シーンでは
重く暗い哀しみの旋律。兵士や女が、死神に召されていく。。。
再び軽い音楽で、緑のテーブルを囲む男たち。
自ら戦うことはなく戦争で利益を上げ、平和のための会議ではない。
カーテンコールでは、仮面がテーブルに置かれる。
黒い帽子をかぶった戦争利得者役エルマンが、カッコよかった。
マルセロも良かったけど、2005年死神役で絶賛されたDavidで見たかった~
ABT Fall Season8
表現がストレートで、メッセージ性の強い作品。
ABT Fall Season9

ABT Fall Season10

☆カーテンコールは、こちら

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術