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NINA ANANIASHVILI - ALEXEI RATMANSKY Ballet Gala

NINA ANANIASHVILI - ALEXEI RATMANSKY Ballet Galaを鑑賞しに
Avery Fisher Hallへ。
Nina Ananiashivili3

ニーナ・アナニアシヴィリが、ABTを引退して早や2年。
故郷グルジアの大統領に懇願され、2004年からグルジア国立バレエ芸術監督に就任し
プリンシパル・ダンサーも務めています。
グルジア国立バレエ団のNY公演は、2008年春以来?

Charms of Mannerism
Music Pieces for clavecine by F. Couperin
Choreographer Alexei Ratmansky
Costume designer Mikheil Makharadze
Nina Ananiashvili, Lali Kandelaki, Vasil Akhmeteli, William Pratt

Bizet Variations
Music: George Bizet
Choreographer Alexei Ratmansky
Costume designer Mikhail Makharadze
Piano: Tamar Machavariani
Anna Muradeli, Ekaterine Surmava, Ana Albutashvili
Vasil Akhmeteli, David Ananeli, Otar Khelashvili


The Dying Swan
Stage by R. Struchkova
Music by Camille Saint=Saens
Nina Ananiashvili

Dreams About Japan
Music by L. Eto, N. Iamaguchi, A. Tosha
Choreographer Alexei Ratmansky
Staged by Alexei Fadeechev
Costume Designer Mikheil Makharadze
Conductor Gicnluca Marciano
I. Introduction
II."Sagi Musume"- Philippe Solano
III."Futa Omote"- Lali Kandelaki, Ana Muradeli, William Pratt
IV."Musume Dojoji"- Nina Ananiashvili, Vasil Akhmeteli
V."Kagami Jishi"- David Ananeli
VI. Finalle

2年前のABT秋公演でも思ったけど、コンサート用ホールなので
舞台が見えにくいのが難点。
緞帳も舞台袖もないので、つい立てを置いた横からダンサー達が登場してました。

Charms of Mannerismでニーナが登場した時は、少しボリュームアップしたかな?と思ったけど
そんなことはすぐ忘れさせるオーラ☆やっぱり華やかでかわいらしい。
男女2組4人の踊りで、マイムっぽい動きもあり
床に横になったり手をついたりする振付がラトマンスキーっぽい。

インターミッションの後のBizet Variationsは、パドシスで
上の写真の衣装が爽やかな美しい作品。
クラッシックな雰囲気で、ラトマンスキーのSeven Sonatasに似たカンジ。

Nina Ananiashivili1

サン=サーンスの「瀕死の白鳥」が奏で始めるとニーナが
客席に背を向けて、白鳥の翼のように腕を動かしながら登場☆
波打つようなあの絶妙な腕の動きを見ただけで泣ける。。。
彼女が踊ると、本当の白鳥に見えてしまう。
背中を反られながらのパ・ド・ブレ!
ポワントの音がしないし、叙情性溢れる表現が素晴らしい~
拍手喝采でアっと言う間に終わってしまった。。。
と思ってたら、アンコールに応えて
2度も!振付をマイナーチェンジして踊ってくれました。
観客は、もちろんニーナの熱狂的なファンばかりなので
みんなを幸せにしてくれたニーナでした☆
インターミッションの間も、しばし放心状態?でした。

Dreams About Japanは、鼓童の音楽にバレエのステップを合わせたユニークな作品。
しなやかやニーナの赤い蛇は妖しい雰囲気で、衣装の早変わりは歌舞伎っぽい?
男性の衣装がちょっと微妙だったけど、エネルギッシュな踊りで
フィナーレは、お祭りっぽく盛り上がりました。

昨年日本公演で観たラリ・カンデラキやワシル・アフメテリなど
懐かしい顔が見られたのも嬉しかった。

Nina Ananiashivili<br />4

観客を暖かい気持ちにさせてくれる希有な存在です。

Nina Ananiashivili5

☆2012年6月~7月グルジア国立バレエ日本公演があるようです。
演目が「白鳥の湖」「アナニアシヴィリさよならガラ」になっていますが
いよいよ日本で踊るのが最後なのでしょうか?
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

グルジア国立バレエ@兵庫県芸術文化センター

びわ湖に続いて、グルジア国立バレエ公演第2弾ジゼルを鑑賞しに兵庫県芸術文化センターへ。
ニーナ(グルジア外務大臣夫人)が西宮に来てくれました♪

Giselle2

芸文センターは新しい劇場なので綺麗で広く、4階席まであります。
オーケストラ席で観ましたが、METのようにフラットではなく
スロープになっているので、真ん中の席でも見やすかったです。

Geibun Center

ジゼルは、ニーナが1990年初来日公演で踊った演目だそう。
「アナニアシヴィリ、日本最後のジゼル」らしいので、目に焼き付けておかないと!
Giselle1
ファジェーチェフ改訂版は初めて観ましたが、1幕ペザントがパドドゥでなくパ・ド・シス(男2女4)で
2幕では、ウィリが空を飛ぶスペクタクルも。舞台セットの様子は、こちら

ジゼル : ニーナ・アナニアシヴィリ
アルブレヒト : アンドレイ・ウヴァーロフ
ハンス: イラクリ・バフターゼ
ミルタ: ラリ・カンデラキ


森番の名前が、ヒラリオンでなくてハンス。
無骨な男ではなく、品があり人の良さそうな若者ってカンジ。
ジゼルのお母さんは、ロミジュリのキャピュレット卿夫人をやっていた方で
美しくて村のおばさんにはもったいない?衣装も村人にしては綺麗。

ロミオとジュリエットで吟遊詩人と道化の二役を演じて活躍したヤサウイ・メルガリーエフが
パ・ド・シスでソロを踊り、跳躍、回転しまくってました。
王子様タイプではなさそうなので、岩田さん二世ってカンジ?
パ・ド・シスの他の男性ダンサー二人も良かったです。

エレガントなウヴァーロフは、貴族役がピッタリ。ニーナと踊るのも楽しんでる様子。
背が高いのに(推定身長190cm以上?)鈍重に見えることがなく、着地も柔らかい。
演技も上手くて伸びやかな踊りで、引退が視野に入ってる(と言う噂)ようには見えません。

ニーナのジゼルは、かわいらしくしぐさも表情も可憐な少女そのもの。46歳とは思えん!
来日初日から体調は万全でなくて、怪我をした と言う噂を聞いたので
踊りは少し慎重に見えたけど、動きは柔らかで情感豊か。
あいかわらず演技は嫌味がなくて自然体。芝居もわかりやすい。

ヴァリエーションの振付は、かなり改訂されていてニーナ版?
(片足ポアント&前アティチュードで跳ねながら進むのはナシ)
でも、ピケターンのスピードと音楽との一体感は素晴らしい。
純粋にアルブレヒトを信じていたジゼルで、狂乱の場面でのショックが真に迫ってました。

コールドの衣装は色使いが華やか。こちらもかなり振付が違いました。
舞台から近い席だったので、細かいところの粗が見えてしまいましたが
まだまだ若いバレエ団なので、今後に期待。

Giselle3

2幕は、舞台セット中央の遠方に教会が見えたり
ワイヤーで吊られたウィリが空を飛んだり と
いつも見慣れた静謐な夜の森とは一味違います。

見せ場であるウィリの群舞は、少々物足りなかったかな。
コールドは今ひとつなところもあったけど(美人が多い)、ソリスト陣は良くて
ミルタ役のカンデラキは、身体能力が高くて存在感があり
このバレエ団の主力ダンサーという印象。

精霊になっても人間味を感じるジゼルが、ニーナの解釈のよう。(記事
ひんやりとした冷たい雰囲気はなく、包容力があると言うか
ニーナの持つ温かい人柄そのままが舞台全体に広がっていました。
2幕でも多少振付は変えていたけど、スーブルソーやアントルシャは綺麗に跳んで
スワンレイクの時と同様、しなやかな腕の表現が素晴らしかった。
最後のパ・ド・ブレの美しさにはうっとり~

裏切られて死んだ後もアルブレヒトを愛し続け守ろうとする無垢なジゼルと呼応して
ウヴァーロフも渾身の演技。得意な役っぽく、余裕さえ感じました。
誠実なパートナーぶりで、ニーナがより美しく見えるよう完璧なサポートで
リフトの安定感が素晴らしかった。
重力を感じさせない滞空時間が長い跳躍で、動きはダイナミックなのに優雅。
ヴァリエーションの最後の倒れ方まで上品でした。
印象的だったのは、ジゼルが去ってからアルブレヒトが微笑んでいたこと。
悲しいお話なんだけど観ていてそれを感じない、愛が溢れる2幕でした。

観客を惹きつける感情表現、テクニックを超越した二人の魅力を余すことなく堪能。
びわ湖ホールでは、日本の観客ってNYに比べたら なんて静か と思ったけど
この日は「ブラボー」の声も聞こえ、カーテンコールも盛り上がりました☆

Giselle4

移動しながら一日おき全幕 という過密スケジュールで大変だったと思いますが
素敵な舞台をどうもありがとう。ニーナの全幕を観るのは、これが最後になるのかな?(涙)

☆写真はこちらでどうぞ。

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グルジア国立バレエ@びわ湖ホール

今回帰国のメインイベントのひとつ、グルジア国立バレエ「ロミオとジュリエット」を鑑賞。
NYで既に引退公演をしたニーナ・アナニアシヴィリの舞いを観るべく
はるばるびわ湖ホールまで行って来ました。

BIWAKO4

京阪石場駅より徒歩すぐ。名前の通り、琵琶湖のそばにありモダンで綺麗なホールです。

BIWAKO2
ミシガンクルーズでしょうか?

2004年、祖国のためにグルジア国立バレエの芸術監督に就任したニーナ。
ジュリエットを踊るのは13年振りだそう。
演奏は、懐かしの関西フィルハーモニーです。
席は4階まであり広いですが、音響が良いせいか演奏が美しく聴こえました。

NINA1

ジュリエット:ニーナ・アナニアシヴィリ
ロミオ:アンドレイ・ウヴァーロフ
マキューシオ:岩田守弘


これまでABTNYCBのしか見たことがなかったので
ラブロフスキー版を見たのは初めてでしたが、新鮮に感じました。
ニーナのインタビュー記事によると、原作に一番近いとか。
中世からルネッサンスへの移行期 が描かれているのが特徴で
キャピュレット家が中世の保守的な家風に対して
モンタギュー家はルネッサンス派で新しいものに開かれた家風で
演技や振付も、そのようになってるそう。
ラヴロフスキー版を演じるカンパニーは世界でも少ないようなので、良い機会となりました。

いろいろと違いがありましたが
一幕、ヴェローナの街ではマキューシオが登場しません。
ウヴァーロフのロミオは、はじけた感はなくあくまでもエレガント。
衣装は、豪華絢爛(乳母の衣装まで)
ニーナは可憐で愛らしいジュリエットそのもので、年齢を感じさせません。

宴のシーンで、ロミオ、マキューシオ、ベンヴォーリオの3人組が揃います。
ボリショイ・バレエで踊る唯一の日本人ダンサー岩田守弘さんが
キレのある踊りでマキューシオ役を熱演!
キャラもよく演じられていて、拍手を沢山もらっていました。

グルジア国立バレエは舞台装置も豪華で、シーンの合間も工夫されていたけど
バルコニーがなかったのが残念~
PDDは、マクミラン版のようなアクロバティックなリフトはなく
もっと古典的な振付で、ニーナのアラベスクのポーズが美しい☆
高々とニーナをリフトするウヴァーロフのサポートが素晴らしかった。
マクミラン版はマイムが多く演劇的ですが
ラブロフスキー版は派手な振付ではないけれど
二人の心情を体現する踊りで引き込まれます。

二幕、ヴェローナの広場のマンドリンダンスでは
道化役のヤサウイ・メルガリーエフが目立っていました。
日本人のような風貌なんだけど、カザフスタン出身だそう。

教会で極秘結婚式(少し踊りもあり)の後
マキューシオとティボルトが死を迎える場面。
ラブロフスキー版では、その場面をジュリエットが目撃するので衝撃的。

三幕、最初で最後の一夜を過ごした二人の別れの朝のシーン。
ジュリエットが窓の外を見るしぐさや表情で、胸が痛くなります。

両親とパリスに結婚を強要されそうになり、神父のもとへ走り
ナイフを手にするジュリエット。切なくなります。
家に戻り、神父にもらった仮死状態になる薬を飲んで意識を失います。

ラブロフスキー版では、街から追放されたロミオがジュリエットを想ってソロを踊るシーンがあり
ジュリエットが亡くなった報せをベンヴォーリオが届けます。

ジュリエットの葬儀。マクミラン版と違って、パリスはロミオに殺されません。
弔問客が帰った後、ロミオがやって来てジュリエットを抱き上げます。
マクミラン版のように死体と(思い込んでいる)激しく踊るのではなく
静かに彼女の死を受け入れるカンジ。
ロミオは絶望のあまり毒薬を飲み、石段の上に息絶えます。
目が覚めたジュリエットは、ロミオを見つけ彼の死を知り嘆き悲しむと
ためらいなくロミオの短剣を取って、最後に彼に触れてロミオの後を追います。
石段で重なり合った二人を見た両家が和解して、幕。

ABT版は、悲愛や死(死体の数も多いし) のイメージが強いけど
グルジア国立バレエ版の印象は、二人の愛や平和への祈りを感じました。

NINA2

☆写真は、こちらでどうぞ。

帰りは、劇場前からJR大津駅までのバスが出ていたので(有料)
新快速で芦屋まで1時間で着きました。

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