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The Bournonville Legacy

デンマークロイヤルバレエを鑑賞しにJoyce Theaterへ。

Bournonville1

RDBは8年ぶりでしたが、前回と同じラ・シルフィード
有名な作品だからだろうけど
違う演目が見たかったなぁ。。。

La Sylphide (Act II)
La Sylph: Ida Praetorius
James: Ulrik Birkkjaer
The Witch: Sorella Englund
First Sylph: Astrid Elbo
Two Sylhs: Camilla Ruelykke, Marina Minoiu


Bournonville2

2幕短縮版で、6人のダンサーで構成。
1幕なしで唐突に始まるので
ストーリーに入っていけないけど、音楽&踊りは好き。
Ulrik Birkkjaerは、元RDBプリンシパル
現在はサンフランシスコバレエのプリンシパル。
ジェームス役は前回のダンサーの方が良かったかな(セカンドキャストだった)
マッジ役Sorella Englundは迫力ある演技。
ファーストシルフ役Astrid Elboはラブリーで好み。
シルフ役Ida Praetoriusも、airyな踊りで良かったです。


休憩挟んで
A Bournonville Square
Pas de Trois from The Kings Volunteers on Amager
Choreography: August Bournonville
Music: C.V. Halm
Dancers: Liam Redhead, Camilla Ruelykke, Emma Riis-Kofoed

Jockey Dance from From Siberia to Moscow
Choreography: August Bournonville
Music: C.C. Moller
Dancers: Marcin Kupinski, Alexander Bozinoff

Bournonville4

The Streetsinger from Napoli
Choreography: August Bournonville
Music: Edvard Helsted and Holger Simon Paulli
Dancer: Tobias Praetorius

Pas de Deux from Kermesse in Bruges
Choreography: August Bournonville
Music: Holger Simon Paulli
Eleonore: Stephanie Chen Gundorph
Carelis: John Alex Fransson
Eleonore's Mother: Sorella Englund

Pas de Six and Tarantella from Napoli
Choreography: August Bournonville
Music: Edvard Helsted and Holger Simon Paulli
Teresina: Stephanie Chen Gundorph
Gennaro: John Alex Fransson
Pas de six men: Liam Redhead, Alexander Bozinoff
First Female variation: Emma Riis-Kofoed
Jumping variation: Camilla Ruelykke
Adagio variation: Astrid Elbo
4th lady: Marina Minoiu
1st male variation: Tobias Praetorius
2nd male variation: Marcin Kupinski
1st tarantella: Ida Praetorius, Ulrik Birkkjaer

衣装替えせずに、5つの踊りが続きました。
ジョッキーダンスが面白かった♪
ラストは、速いフットワーのナポリで
キャスト全員が参加、盛り上がりました

Bournonville3

デンマーク と言えばブルノンヴィル振付なんだろうけど
リアム振付「スペードの女王」も見てみたい~

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

La Sylphide & Napoli Act3@David H. Koch Theater

デンマーク・ロイヤル・バレエがアメリカツアーで、David H. Koch Theaterへ。
全米ツアー前、3月グッゲンハイム美術館Works & Processもやってたようで
1988年以来のNY公演(14-19日)だそう。
Playbillから20%ディスカウントのメイルが来てたし、せっかくの機会なので鑑賞することに。
Royal Danish Ballet1
15年間NYCBのプリンシパルだったニコライ・ヒュッベ(男前!)が、故郷デンマークに戻り
2008年Royal Danish Balletの芸術監督に就任。
ちなみに、現在のNYCB芸術監督ピーター・マーティンスはRoyal Danish Ballet出身です。

歴史ある北欧の名門カンパニー、バランシンやノイマイヤーなど現代作品の上演もしますが
19世紀当時のロマンティックバレエを現代に伝える「ブルノンヴィルスタイル」で知られています。

オーギュスト・ブルノンヴィルは、1832年タリオーニ振付「ラ・シルフィード」に魅せられて
1836年、自ら「ラ・シルフィード」を振付・主演。
当時としては珍しく男性ダンサーの見せ場が多くて
(ブルノンヴィル自身が主役を踊るため再振付したので)
繊細な足捌きと、「デンマークの抱擁」と呼ばれる腕のポジションが特徴です。

デンマーク・ロイヤル・バレエと言えばブルノンヴィル、ブルノンヴィルと言えばラ・シルフィード
と言うことで、伝統のLa Sylphideを鑑賞。ストーリーは、こちら

現在はオリジナルのタリオーニ版は記録が失われて、よく上演されてる「ラ・シルフィード」は
1972年ピエール・ラコットが復刻させたラコット版とブルノンヴィル版です。
そういえば、コボー版(2005年)もありますね。

コボーはゲストプリンシパルで出演して、初日The Lessonを踊ったようです。

La Sylphide: Susanne Grinder
James: Marcin Kupinski
Effy: Louise Østergaard
Gurn: Alexander Stæger


演奏は、New York City Opera Orchestra。
1幕、ジェームスのバリエーションが始まると会場が拍手!
170年前に作られて、現代まで受け継いできた伝統だけあって
ジェームス役のポーランド人Marcin Kupinskiは、さすがの足捌き。
抱きとめるように腕を広げたジュテも美しい。

アレクサンダー・ステーゲル演じるグエン、エフィーをひそかに思うのでなくて
けっこうハッキリ意思表示するんですね。ABT版は、ここまで直接的ではなかったような。

民族舞踊では、バクパイプを持った人や子供のダンサーも出演して賑やか。
軽やかにステップを踏みながら、フォーメーションを変えていき
見てるこちらまで楽しくなります。
エフィーの花嫁衣装は、婚家伝承柄のキルトです。

シルフィード役スザンネ・グリンデルは、長身(推定身長170cm?)だけど軽やか。
好みのタイプです。
(火曜シムキンのシルフ姿の残像が残ってて、最初は物語に入っていけず少し困ったけど)
いたずらっぽくフワフワ宙を舞う姿は、シルフィードそのもの。

見せ場の多い2幕では、美しいバレエ・ブランの世界を満喫。
シルフィードの亡骸が、天使と一緒に空に飛んでいくスペクタクルあり。
衣装も素敵で、スコットランドに行ったような気分になりました。

教訓、お年寄りには親切にしよう。
Royal Danish Ballet3


シルフィード全2幕は上演時間が短いので、インターミッション後Napoli3幕のみ上演。
1842年デンマーク王立劇場で初演。ストーリーは、こちら
2幕に歌舞伎の引き抜きのような衣装の早替えがあるらしく、全幕で見たかったなぁ。

Teresina: Amy Watson
Gennaro: Alban Lendorf


初めて観る演目ですが、どうやら3幕はお祭りのようで
踊りだけかと思ったら、セットもちゃんとあって
橋の上には子供達もいて、ラストに紙吹雪を降らせていました。
パ・ド・シス(女性4人男性2人)、ソロ、スリー・レディース、タランテラ(男女ペア)と
次から次へと踊り、群舞が手拍子やタンバリンで盛り上げて明るくて賑やか。
ラストはノリノリで、南イタリアの雰囲気たっぷりでした。

脚力命のブルノンヴィルの振付は、足捌きにつぐ足捌きと言ったカンジ。
優雅に見えるように踊るのは大変だと思うけど(見ているこっちの足がつりそう)
着地したらすぐに次のパ とプレパレーションなしに、パの連続をこなしていました。
脚だけの複雑なステップは、ごまかしようがない振付ですが
女性陣よりも、男性陣の動きが良かったような。
上体の動きや音の取り方も上手く、爪先の美しさが印象的でした。

Royal Danish Ballet5.JPG
ロシアやアメリカとは違ったスタイルで、楽しめました。
次回NYに来てくれる時は、ノイマイヤー振付の「人魚姫」を持ってきてほしいものです。

☆NY Timesの記事はこちら。写真はこちら

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術