The Red Shoes@City Center

先月に続いて、The Red Shoes2公演目を鑑賞。
前回初日公演でしたが、今回は最終日です。
キャスト↓
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Boris Lermontov: Sam Archer
Victoria Page: Sara Mearns
Julian Crester: Marcelo Gomes
Irina Boronskaya: Michela Meazza
Ivan Boleslawsky: Will Bozier
Grischa Ljubov: Glenn Graham


NYCBのプリンシパル、サラ・メアーンズと
ABTのプリンシパル、マルセロ・ゴメスがゲスト出演。

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社交界の令嬢ヴィッキー・ペイジ
映画のイメージと、サラはちょっと違うかも?
と思ってたけど、さすがに踊りは上手い!
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才能溢れる青年作曲家ジュリアン・クラスターも
映画だと、ゴメスのイメージでなかったけど
(ゴメスはレルモントフ役のイメージだった)
濃い演技は封印して、爽やかな音楽家でした♪
指揮者だから、劇中バレエに登場しないのが残念~
もっと踊りが見たかった。
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Ballets Russesがモデルになっているカンパニーなので
Les Sylphidesのリハーサル風景が出てきます。

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バレエ団を率いるレルモントフは
新作バレエ「赤い靴」の主役にヴィッキーを抜擢し
ジュリアンに作曲させる。
レッスンの日々の後、初演を迎えた「赤い靴」
ゴメスは、やっぱオーラある☆
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サラはテクニック、存在感があるので
安心して見られますね。
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大成功を収めたヴィッキーとジュリアンは、一躍脚光を浴びる。
二人を見て、恋愛に走るなどあり得ない!と
愕然とするレルモントフ。
レルモントフ役は、ディアギレフがモデルなので
もう少しカリスマ性がほしかったかな。

2幕、開始前
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NY公演限定ペアですが、息の合ったPdd
表現力もあり、踊りも綺麗。
初日オリジナルキャストよりも良かったです。
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バレエの鬼であるレルモントフは、芸術至上主義者で
ヴィッキーの売り出しに熱中していたので
ジュリアンとの恋愛を知って激怒!

ヴィッキーをバレエに集中させるため、ジュリアンを首にしてしまう。
が、ヴィッキーは愛を選び、退団してジュリアンと共にロンドンへ。
ミューズだったヴィッキーを失うレルモントフ。

バレエへの情熱と、ジュリアンへの愛とで板挟みになるヴィッキー。
劇中バレエ「赤い靴」と現実が交錯する演出。
愛と芸術の狭間で苦悩するヴィッキーが痛々しく
悲劇的な結末に・・・
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演技力も素晴らしかった☆

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まんま映画シーンを思い出すような流れ。
2公演目だと、舞台展開がわかっているので
じっくり楽しめました。
最終日で気合入っていたのか?全体的な踊りも
初日よりまとまって見えて、良かったです。
北米ツアーお疲れさまでした~

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

The Red Shoes@City Center

4年振りのマシュー・ボーン振付New Adventures
レッド・シューズ」を鑑賞しに、City Centerへ。

CityCenter1

1948年イギリス映画「赤い靴 The Red Shoes」を基にした作品。
あらすじは、ほぼ同じで映画へのリスペクトが感じられました。
映画の音楽は使わず、Bernard Herrmannのスコアをアレンジ。

Boris Lermontov: Sam Archer
Victoria Page: Ashely Shaw
Julian Crester: Dominic North
Irina Boronskaya: Michela Meazza
Ivan Boleslawsky: Liam Mower
Grischa Ljubov: Glenn Graham


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開演前、緞帳の舞台セット。

Ashley1
ヴィッキー役アシュリー・ショウが現れて
物語のモチーフである赤いポワントを象徴的に見せる演出。

ビッキーがいなくなり
幕からプリマ・バレリーナ役ミケラ・メアッザが登場して、踊り始める。
1940年代、ロンドンのコヴェント・ガーデン。
レルモントフ・バレエ団、Countess Tamara's Dilemmma上演中で
劇中バレエ。何となく、椿姫っぽい衣装。
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緞帳のセットが半転して、客席にいるヴィッキーが見える。
この緞帳セットが、シーン変換をスムーズさせて効果的でした。
パトロンである叔母ネストン夫人が、公演後のレセプションで
ヴィッキーを紹介。
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映画のPartyシーンを思い出す。
ヴィッキーのイメージに合ってるアシュリーは
鮮やかな緑のドレスとポワントで踊る。
映画シーンとはちと違うけど、ピアノを弾いていたジュリアン。
興行主ボリス・レルモントフは
ジュリアンに名刺を渡して去る。

Ashley2

場面変わって、劇場でのリハーサル。
ドレスリハっぽい風景がおかしくて、客席から笑いが。
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カンパニー・ピアニストとして伴奏をするジュリアン。
映画でもレルモントフに無視されてたヴィッキーは、不安げに練習。
バレエマスターも濃いキャラ。

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創作中ジュリアン役ドミニク・ノース、ソロの見せ場あり。
爽やかで、キャラが薄いかなぁ。

レ・シルフィードのリハ中、プリマのボロンスカヤが怪我をしてしまう。
(映画では結婚して退団でしたが)

モンテカルロに到着し、水着姿で楽しむダンサーたち。
バレエリュス「青列車」っぽい雰囲気の踊り。
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新作バレエ「赤い靴」を上演することになり
ジュリアンは音楽を任され
ヴィッキーは主役に抜擢される。
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芸術に生きるレルモントフは、ヴィッキーにカンパニーの未来を描く。
Pddは、映画だとこのシーンかな?
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「赤い靴」公演初日で、劇中バレエ。
ジュリアンがタクトを振ると、上演が始まる。
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赤い靴が引き立つモノトーンの舞台。
映画のイメージを壊すことなく、現代風に。
やはりこのシーンは見せ場で、ワクワクしました♪
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ただ、映画のレオニード・マシーン演じる怪しい靴屋が好きだったのに
靴屋ではなくて、スーツ姿のポン引きに。
ま、怪しい雰囲気は出てたけど。
死を意味するように、ポン引きがポワントの紐を首に巻く動き。

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教会が出てくるところは映画と同じで
ラストは牧師になった恋人に靴を脱がせてもらい、腕の中で息絶える。

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終演後、音響からの喝采と重なるように
会場の観客も思わずつられて拍手してしまう演出が面白い。
公演が成功したヴィッキーとジュリアンは抱き合って喜ぶが
二人の姿をレルモントフが睨んでいる。

2幕、シーズン終わりのParty@モンテカルロ
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みんながいなくなった後、二人だけになった
ヴィッキーとジュリアンのラブラブなPdd
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カンパニーでは、Concerto Macabreを踊っている。
芸術を極めるには恋愛は不要! という信念のレルモントフは
ジュリアンに厳しく当たる。
ジュリアンについて行くヴィッキーは、カンパニーを去っていく。。。

6ヶ月後、ロンドンの安っぽい場末の劇場で踊っているヴィッキー。
エジプト人役?ダンサー2人の踊りに、客席爆笑!
スワンでもパロディバレエがあったけど
わざと笑わせる劇中劇を入れる傾向にあるマシュー・ボーン。

緞帳セットが回転して、自室で赤いローブを着たレルモントフが現れる。
映画を思い出す衣装とセット。
レルモントフの芸術への執念を象徴するポワントの銅像も登場。
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ヴィッキーを失い、自分のめざす芸術が創作できない苦悩。
基ネタの映画は、ディアギレフがモデルなので
もう少し凄みが感じられるキャラだといいんだけどな。

更に緞帳が半回転して、ヴィッキーとジュリアンの寝室。
夜中に作曲を始めるジュリアン。
ヴィッキーも踊ることを諦めきれず、赤いポワントを取り出す。
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ジュリアンへの愛と自分の夢のジレンマに悩むヴィッキー。
ジュリアンは止めようとするけれど
ヴィッキーはレルモントフのもとへ戻ってしまう。

再び「赤い靴」の舞台に立つヴィッキー。
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レルモントフとポン引きが、赤いポワントを持っている。
ジュリアンへの思いと葛藤するが、名声が忘れられないヴィッキーは
踊ることがやめられず、再び赤い靴を履いてしまう。
舞台と現実がわからなくなってしまうヴィッキー。
客席からの喝采(音響)が早くなり、列車の音と重なる。
ジュリアンを追いかけるヴィッキーは、列車に轢かれてしまう。
バレエ「赤い靴」でのラストで、恋人(牧師)がしてくれたように
駆けつけたジュリアンが、ヴィッキーの赤い靴を脱がせて
腕の中で息絶える。
紗幕の外で、1人赤い靴を持ってレルモントフが涙して幕。

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映画が好きなので、楽しめたけど
(忠実すぎて、あまりヒネリがなかったけど)
説明的演出もないまま、どんどん進んでいくので
映画を観たことない友人は、ついていけなかったところがあったよう。
Playbillにあらすじが載ってないし、劇中バレエが多いので。

バレエ団のお話のわりには、ポワントでない踊りもあるので
少しミュージカルっぽいかな。
劇中バレエ「赤い靴」のシーンが、見せ場で
絵本のようだった映画よりも、スタイリッシュな雰囲気。
場面展開がスムーズな緞帳のセットが、よくできていました。

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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Matthew Bourne's Sleeping Beauty

4/25(金)夜9時からPBSで、マシュー・ボーン振付Sleeping Beautyが放送。

Princess Aurora: Hannah Vassallo
Leo: Dominic North
Count Lilac: Christopher Marney
Carabosse / Caradoc: Adam Maskell
King Benedict: Edwin Ray
Queen Eleanor: Kerry Biggin
Miss Maddox: Daisy May Kemp
The Fairies: Sophia Hurdley, Mari Kamata, Katy Lowenhoff, Liam Mower, Joe Walkling


★見逃した方は、こちら

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Matthew Bourne's Sleeping Beauty

Matthew Bourne's Sleeping BeautyNew York City Centerで鑑賞。
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3年前に観たマシュー・ボーン振付「Swan Lake」が良かったので、観てみることに。
PlaybillからDiscountが出てたので、オーケストラ・ピット席から鑑賞。

古典作品を現代風にアレンジしたボーン版の眠りは、2011年初演。
プティパ振付の眠りが初演された1890年にオーロラの洗礼式 という設定で
舞台美術はゴシック調。ヴァンパイアも登場するので
ハロウィーン夜の鑑賞にピッタリでした☆

お馴染みチャイコの音楽で(曲順が違ったりカットしてるところもあり)
古典での音楽の使われ方を知ってると、より楽しめます。

1幕、1890年ある嵐の夜。
子供がいなかった国王夫妻は、カラボスからオーロラを授かる。
が、感謝を忘れた?国王夫妻に激怒したカラボスはオーロラに呪いをかける。
 
古典と同じく、1幕では主役オーロラは赤ちゃんですが
この版では、黒子3人が赤ちゃんの人形を動かす。
と聞いていたので、よく見える席で観たかったのでした。
ユーモラスで会場の笑いを誘うパペットの動きが素晴らしかった!
黒子さんに拍手☆

女性の妖精役もいますが(鎌田真梨さんが情熱の精を踊ってました)
ボーン版では、男性ダンサーも妖精役を踊るのが特徴で
リラの精は、ライラック伯爵。
    
カラボスは女性として登場しますが、男性ダンサーが1人2役で
3幕はカラボスの息子カラドック として登場。
オーロラに呪いをかけたカラボスは、王国から追放され命を落とします。
カラボスの手下が、スワンを黒に染め直したような衣装で
動きもスワンっぽかったような。

2幕、1911年お転婆に育ったオーロラ21歳の誕生日。
オーロラは、身分違いの狩猟番レオと恋仲 と言う設定。

王宮庭園でのパーティーでは、白い衣装の男女がワルツ。
テニスと紅茶がイギリス?
ラケットを使った振付は、やや無理やり感がありますが。。。

舞台にバラが現れた と思ったら、案の定ローズのアダージョの音楽で
オーロラとレオのラブラブなPDD。オーロラは裸足で元気に踊る。
カラボスの遺児カラドックが、母の復讐に黒い薔薇を持って登場。
オーロラを誘惑するセクシーな役どころ。

黒い薔薇の棘が刺さり、気を失って100年の眠りにつくオーロラ。
オーロラが目覚めた時に、レオがいられるように
ライラック伯爵がレオの首に噛みつき、ヴァンパイア(不死の妖精?)にする。。。

インターミッション挟んで3幕、100年後の2011年いばらに包まれたお城は
怪談スポットになっているのか、ガイドブック片手の現代の若者達が
スマフォで写真を撮ったりしてるのが、ありそうな光景(笑)

下手のテントから出てきて、目覚めるレオ。妖精になったので羽根も生えてる。
幻影のシーンの群舞も、スワンが森にいるっぽい?
ライラック伯爵に導かれてお城をめざすレオ、古典だと豪華な船に乗っていくのに
現代なので、超ラフなジーンズでジョギングする姿がおかしかった。

カラドックは、何とかオーロラを目覚めさせようとするんだけど
自分のキスでは目覚めないので、レオに目覚めさせた後
オーロラを奪い去る。

4幕 昨夜(観劇してる前日?)の設定。
カラドックがいるクラブに、ライラック伯爵とレオも潜入。
年月が経つごとに、踊りもモダンになっていくのが面白い。
悪魔崇拝のような儀式?で、カラドックがオーロラを殺そうとしたその時
ライラック伯爵とレオが、オーロラを救う。

ラストは、1幕の妖精たちが再び登場してマズルカを踊る。
オーロラとレオが抱き合ってベッドに入った後(子供に見せてもいいのか?)
アポテオーズが流れて、妖精たちに導かれて再びオーロラとレオが
パペットの赤ちゃんを連れて出てくる というハッピーエンド♪
Sleeping Beauty1
衣装早替わりして踊りまくってたパワフルなダンサーたち。
Sleeping Beauty2

全体的にはSwan Lakeの方が好みだけど、笑いもあって大胆な解釈でアイデア満載。
ボーン振付の「くるみ割り人形」も見てみたいな。

☆NY Timesのレビューは、こちら

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Matthew Bourne's Swan Lake

演出家マシュー・ボーン振付のコンテンポラリーダンスSwan Lakeを鑑賞。
1995年ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で初演。96年ローレンス・オリヴィエ賞受賞。
NYでは1998年ブロードウェイのニール・サイモン劇場で初演され
99年トニー賞最優秀ミュージカル演出賞、振付賞、衣裳デザイン賞を受賞。

Swan Lake2
男性ダンサーが白鳥を踊る という斬新な演出が話題を呼び
アダム・クーパーを一躍有名にし、映画Billy Elliotの感動のラストシーンでも登場。

物語は、60年代の英国。子供の頃から白鳥の夢をみる王子は
女王(母親)の愛情に飢え、孤独な日々を送る。
生きることに疲れて絶望して自殺を試みた瞬間、夢の中の白鳥が止めに入り
一緒に踊って、生きる歓びを取り戻すが。。。
Swan Lake1
水曜マチネでしたが、プレビュー動画のキャストでした☆

The Swan/Stranger: Richard Winsor
The Prince: Dominic North
The Queen: Nina Goldman
The Girlfriend: Madelaine Brennan
The Private Secretary: Steve Kirkham
The Young Prince: Phil Jack Gardner

チャイコフスキーの音楽を聴くと、プティパの振付が浮かんでくるほど
古典バレエの白鳥の湖は何度も見ているので、比べてしまうかな?と思ったけど
全くの別物として楽しめました♪
古典バレエがファンタジーの世界だとしたら、リアルな幻想ってカンジ。
一番気に入ったのは、2幕Swank Barでの乾杯の踊りに合わせた振付。
1幕の蛾と蝶のパロディバレエ?は、笑えた~
コミカルな木こり役のダンサー、実は踊りが上手そう。

演出家によると、白鳥は王子の想像の中での存在なのだそう。
愛を必要としていて、王室という籠の中に閉じ込められて
ありのままの自分でいることができない王子にとって
力強くて自由な白鳥は、王子がそうなりたい と思う願望・憧憬であり救いの象徴のよう。
父親がいないことも影響しているのでしょうか?
王子とThe Swanの一体化が、ユニゾンの振付で表現されています。

ハムレットっぽいところもあり、湖で入水自殺したルードヴィヒ2世を連想させたり
王子の影の部分に焦点をあてたパリ・オペラ座のヌレエフ版を
思い出させるところもありました。(白鳥が王子の夢の中の存在というのも)

かわいらしい顔のドミニク・ノースは、群舞の白鳥役から王子役に昇格したそう。
子どものまま成長した無垢で繊細な王子で、いたわってあげたくなった。
表情豊かで、踊りも綺麗でした。

The Swan&Strangerは、体力的にもかなり過酷な役!
踊りが上手いのはもちろん、演技力とカリスマ性も必要で
スワン役に抜擢=ビリー・エリオットの成功 と言う映画の結末に納得です。

古典バレエの白鳥は、女性ダンサーによって優雅に演じられていますが
実際の野生の白鳥って、他の動物を威嚇したり
べつの鳥をつついたりする獰猛な動物なんですよね。
日本では近くで見る機会がそれほどなかったけど、NY郊外ではアチコチで見るので
残酷!コワっ!て思うことがよくあります。
そんな白鳥の特徴をよくとらえた振付で、NYCセンターが狭く感じるほど躍動感溢れる踊り。
オーケストラ席だったけど、2階席からの方が2幕群舞のフォーメーションが見やすいかも?
ヒッチコックの映画「鳥」をイメージしたらしく、まさに4幕はそんな雰囲気。

スワン役のリチャード・ウィンザーは、関節が柔らかそうで鳥っぽい動きが野性的。
ストレンジャーとの演じ分けも見事でした。3幕舞踏会のシーンではとっても魅惑的☆
動物のスワンとは全く異なる生身の男性になっていて、目線や仕草が素敵。
やりすぎないところも良い。
あ、男性ダンサーが話題になる作品だけど、舞踏会での女性ダンサーも皆さん上手です。

ラストのクライマックスは、圧巻!
古典バレエだと、ハッピーエンド版も白鳥&王子身投げ版も
あの壮大な音楽と振付が今ひとつ合ってなくて、最後盛り上がりにかけるんだけど
(どちらもチャイコフスキーのオリジナル台本の結末でないから仕方ないけど)
このマシュー・ボーン版は、一番ピッタリ感じるほど。
この作品のために書き下ろされたのでは?と錯覚してしまうほど
マシュー・ボーンの音楽・振付センスを感じました。
生演奏でなかったのが残念~

Swan Lake4
英国王室を風刺するユーモアもあり
登場する女性たちが、自由奔放で浮気もの と描かれているのも面白く
照明を駆使した表現などディテールが細かい演出。
特に気に入ったのは、ストレンジャーが親指を灰皿に差し入れて額に黒い線をなぞる場面。

イロイロ深読みして精神分析解釈もできるし
エンターテイメント性のある舞台で引き込まれました。

☆NY Timesの記事はこちら

テーマ : ダンス - ジャンル : 学問・文化・芸術