FC2ブログ

Don Quixote(Mikhailovsky Ballet)

ミハイロフスキーバレエ、最後の演目はドンキ
お目当てはサラファーノフ
前に観たのは、まだマリインスキーにいた6年前のNY公演だから久しぶり~

Kitri: Oksana Bondareva
Basil: Leonid Sarafanov
The Queen of Dryads: Ekaterina Borchenko
Espada: Andrey Kasyanenko
Street Dance: Valeria Zapasnikova
Cupid: Veronika Lgnatyeva


この版のドンキは以前ネット中継で見たけど
2幕が居酒屋→ジプシーの野営地(バジル&キトリは登場せず)→夢 と
ボリショイ版と同じ流れです。

プロローグ、騎士物語を読んで夢で見たドン・キホーテは、ドルシネア姫を探しにサンチョ・パンサと旅に出る。

1幕、広場
キトリ役は、パリの炎でも見たボンダレワ。
回転系が得意で勢いがある踊りだけど
今年ABTで観たポリーナのキトリと比べてしまうとね。。。
鮮やかな真っ赤な衣装。

バジル役サラファーノフは、脚のラインが美しい。
ドヤりすぎず、エレガントな踊り。

ガマーシュのキャラは、あまり濃くなさそう(でもハゲてる)
お付きの人を二人従えています。
エスパーダも、もう少し色気があってもよいのでは?
アメリカ版のキャラが濃すぎるんでしょうかね。
背中の反り具合とムレータ捌きは良かったです。

Don-Quixote2

本物の馬とロバが登場してビックリ!観客は喜んで拍手~
ちゃんと退場まで大人しくしていた♪

Don-Quixote1

ABT版にはない胴上げシーンも楽しい♪

1幕はバジルの見せ場が多いのが嬉しい。
キトリの友人達と踊るパドトロワ、良かったです☆

2幕の居酒屋で、キトリは白黒衣装。
バジルへの飛び込みジャンプで、いきなり見せ場です。
エスパーダのソロの後
フラメンコ風な衣装で踊るメルセデス
(1幕Street Dancerとメルセデスは別のダンサー)
狂言自殺とコーダの踊りの後
ジプシーへ場面転換。

馬に乗ったドンキホーテとロバに乗ったサンチョ・パンサがやって来て
ジプシーダンスの見せ場。
人形劇(子供劇?)を見て
剣を振り回すドンキホーテ、危ない!
風車に突進して気絶。

夢の世界へ。
キューピッドは、パリの炎でもキューピッドだったVeronika Ignatyeva
森の女王はボルチェンコ
イタリアンフェッテでなくて、アラベスク・パンシェ。

夢から目が覚めたドンキホーテは
公爵の館に招待される。

3幕、華やかな結婚式
ファンダンゴ女性リードの衣装が素敵。
Flower Girlsの後、ハイライトのGPDD
バジルは、3幕も黒タイツが良かったなぁ
途中でボンダレワのチュチュにアクシデントが起こったけど
応急処理的に?直して
コーダを無事に踊りきりました。

Don Quixote2

Don Quixote3

Don Quixote1

またNYに来てくれますように~

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

The Flames of Paris Vol.2

マチネに続いてソワレを鑑賞。ポスターにもなってるし、パリの炎は看板演目ですね。
Flames of Paris9

Jeanne: Oksana Bondareva
Philippe: Ivan Vasiliev
Diana Mireille:, an actress: Irina Perren
Antoine Mistra, an actor: Victor Lebedev


Flames of Paris1
3日連続でフィリップ役を踊ってたイワン。今年までABTゲストプリンシパルだったけど
来季から契約更新しないようで、NYでは見納め?

1幕始め、マルセイユ義勇軍が現れて
いきなりフィリップがジャンヌにキスするのが、あまりに突然すぎ(笑)
Flames of Paris8

キューピッド役Veronika Ignatyeva、軽やかな踊り。
Veronika Ignatyeva

宮廷バレエのカップルに、またまたレベデフ♪
エレガントで美しいイリーナ・ペレンは、日本で人気なのも納得。
3幕自由の女神にささげる舞でも、綺麗に踊ってました。
irina-perren

2幕、力強さを感じるバスクダンスもこの作品の魅力ですね。
イワンは革命闘士らしく、役に入りこんで俺を見ろオーラ出しまくり~
Flames of Paris11
眼力が凄かった!

ハイライトの3幕PDDは、最前列席で堪能。
Flames of Paris
マリインスキーに移籍したオクサーナ・ボンダレワは、ゲスト出演。
回転の腕のつけ方が好きでなかった。

Flames of Paris13
連日の公演でラストは少々お疲れ気味なイワンでしたが、観客を沸かせてました。
Flames of Paris16

Flames of Paris17

Flames of Paris18

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

The Flames of Paris Vol.1

ミハイロフスキーバレエ、「パリの炎」を鑑賞。マチネ&ソワレのダブルです。
Mikhailovsky

Jeanne: Angelina Vorontsova
Philippe: Ivan Zaytsev
Diana Mireille, an actress: Ekaterina Borchenko
Antoine Mistral, an actor: Victor Lebedev


1932年初演された作曲ボリス・アサフィエフ、振付ワシリー・ワイノーネンを
メッセレルが改訂。パ・ド・ドゥは、ガラで踊られることが多いけど
全幕で見るのは初めてです。

1幕、ルイ14世治世下のフランス。
革命の流れに巻き込まれる農家の娘ジャンナ。
この版ではジャンナの兄はいなくて、弟(踊らない役)がいるんですね?
貴族たちにからまれてたところ、マルセイユ義勇軍が登場。
ジャンナも入隊して、仲間として迎えられる。

退廃しつつあるヴェルサイユ宮殿、ルイ16世とマリー・アントワネットや貴族達がいる。
Flames of Paris2
宮廷での優雅な踊りは、革命に沸き立つ民衆たちのエネルギッシュな群舞との対比。

キューピッド(劇中劇)は、まんまドンキのキューピッドのようだった。
Flames of Paris3
ペザントで見た小柄なアンナ・クリギナでした。

宮廷ダンス俳優&女優役は、レベデフ&ボルチェンコ。ボルチェンコは調子悪かった?
白カツラがアレだけど、またレベデフが観られて嬉しい♪

革命の波を恐れた貴族たちは、民衆をつぶすことに。
その陰謀を知ったactorは。。。

2幕、パリの広場。マルセイユ義勇軍を中心に民衆が革命を起こそうと団結。
革命の情熱で燃え上がるバスク人の群舞がアツい。
ジゼルの時と比べて、演奏も全然いいじゃん。
actressが貴族達の企てを民衆達に知らせて、「ラ・マルセイエーズ」の歌声で盛り上がる。

フィリップ役はペザントで見たイワン・ザイツェフ。
テクニック誇示控えめで綺麗に踊るタイプ。安定感はあったけど華はあまりない?
これからか?現地ではポリーナ相手にロミオを踊ったことあるよう。

Flames of Paris4
ジャンナ役アンジェリーナ・ヴォロンツォーワは、もとボリショイのダンサーで
硫酸事件で逮捕されたドミトリチェンコの元カノ。
かわいいけど、まだプリンシパルのオーラはそこまで感じず。

そしてバスティーユ牢獄襲撃へ。
Flames of Paris7

民衆は宮廷へとなだれ込んでゆき 、犠牲者テレーザを出しつつも 勝利を手に。

3幕、革命の成功を祝う人々は喜んで踊る。
ディヴェルティスマン、FreedomのPDDは長身シェミウノフとボルチェンコ
Flames of Paris12
リフトを駆使した振付。

Zapasnikova、Bednenko、Naumenko女性3人の踊りEqualityの後
男性2人の踊りFratenity、ヤフニューク&Labradorユニゾンの振りが綺麗に揃ってた。
クライマックスは、新共和国第1号カップルとして結婚した
フィリップとジャンナのPDD
Flames of Paris5
さわやかなイワン・ザイツェフは、丁寧な踊りで好印象。
ヴォロンツォーワは回転系が得意なようだけど、ちと重そうに見えた。

Flames of Paris6
生首ゴロンで暗く終わるボリショイ版と違って、明るくお祭りっぽいエンディングがいいですねー
Flames of Paris10
セット変換があるので3幕にしてるけど、踊りは少ないのであっと言う間。
Flames of Paris15

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Gisell (Mikhailovsky Ballet)

Mikhailovsky BalletNY初公演ジゼルを鑑賞しにDavid H. Koch Theaterへ。

Giselle: Anastasia Soboleva
Albert: Victor Lebedev
Mirtha: Irina Kosheleva


クリスティーナ・シャプランが見たくて、最前列を確保したのに
ファースト・ソリストとしてマリインスキーに移籍したので見られず(涙)
シャプランのコーチAsylmuratovaとドゥアトの後に芸監になったMessererとの確執?

ジゼル役は、ファーストソリストのアナスタシア・ソボレワ。ほそっ
華奢なので病弱な雰囲気で、悲壮感が漂う。
1幕は、まだ体が温まってないのかなーってカンジでしたが
演技面は良くて、けなげなジゼルでした。

Giselle5

目を惹いたのは、アルブレヒト役ヴィクトル・レベデフ
ワガノワ学校時代は、オルガ・スミルノワとペアを組み
2010年卒業後、マリインスキーを蹴ってミハイロフスキーに入団。
まだ23歳くらい?ちとメイク濃いが、素顔はかわいい。
ランビエールに似てる?
手足が長くてしなやか、立ち姿が美しくてエレガント。若手有望株と見た。

Giselle3

貴族たちと一緒に、お約束のボルゾイも登場♪
Giselle2

友人達と楽しく踊るシーンは、タンバリン鳴らしてドンキみたい?
ペザントのパドドゥは、アンナ・クリギナとIvan Zaytsevで難しい振りをこなしてたけど
Ivan Zaytsevの方に目がいった。
Giselle1

幕が下がった後、もう一度上がってダンサーがフリーズしたままカーテンコール。

2幕、明るい森で舞台が見えやすい。
木立を模した装置(上がったり下がったりする)が動いて、ミルタが登場。
ミルタ役イリーナ・コシェレワは、男前なキリッとした踊りで
演技面も怖さが出てた。
24人の群舞、皆さんスタイル良い。

Giselle6

2幕のジゼルは、ふわふわ感があって良かった。登場シーンの踊りは長め?
アルブレヒトお墓参りのシーンで、何で木があるんだろう?と思ったら
ウィリの1人が上から花を降らせてた。

Giselle7

この日のハイライトは、アントルシャ・シス35回!客席を沸かせました。
夜明けの照明になると、ジゼルがパドブレで去っていく。
お墓ではなくて、ミルタが登場した木の陰に隠れてしまう。
目覚めたアルブレヒトが、ジゼルのお墓の前で泣き崩れて幕。

Giselle8
ヴィクトル君、熱演☆若さ溢れる伸びやかな踊りで、今後に注目。
Giselle10

Giselle9

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

ミハイロフスキー・バレエの「くるみ割り人形」

グリゴローヴィチ版に続いて第4弾、ミハイロフスキー・バレエの「くるみ割り人形」がネット中継。

12月21日現地時間19時から

Masha: Sabina Yapparova
The Nutcracker: Denis Tolmachov
Prince: Mikhail Sivakov

http://mikhailovsky.ru/en/events/live/

www.paraclassics.com

1996初演Nikolay Boyarchikov振付。ボヤルチコフ版の主役は、くるみ割り人形なのか
大人のダンサーがずっと演じて踊りまくる。王子の存在は、薄いかも?

道行きで、黒い箱の中に人形役のダンサーがいて
ドロッセルマイヤーが踊る後ろから、サポートするのが面白い。

1幕、グリゴローヴィチ版と同じで、子供役も大人が演じます。
マーシャ役サビーナ・ヤパーロワは、プレゼントに貰ったブルーのドレスに
行進曲の途中で素早く着替える。
ずいぶん細長いツリーが舞台中央にあり、上手にある柱時計もしょぼいちっさい。
ドロッセルマイヤーの人形芝居がなくて、その音楽でドロッセルマイヤーの踊り。
けっこう長いソロでコミカル路線?ツリーの後ろからピエロ(袖が長くて踊りにくそう)と
コロンビーヌ(かわいい!)を出してきて、二人の踊り。途中からPDDに。
ムーア人の踊りはなくて、その音楽でくるみ割り人形が踊る。なるほどー
この踊り、いいですね。トルマチョフの人形の動きが素晴らしい~
ドロッセルマイヤーとくるみ割り人形とマーシャのパドトロワの振付も良い。

招待客が帰り、マーシャがろうそくを持って広間に来てソロの踊り。
ツリーの後ろに隠しておいたくるみ割り人形を確かめると、椅子でうたた寝。
ドロッセルマイヤーが現われて、ネズミたちがやって来る。
ネズミにしてはオシャレなタキシードっぽい衣装が、カッコいい。
目覚めたマーシャは、ネズミたちからくるみ割り人形を守ります。勇敢なマリーのソロ。
くるみ割り人形のソロの後、端正なねずみの王様が登場。
ピエロとコロンビーヌが心配する横で、ネズミ対人形軍の戦いに。
くるみ割り人形が不利になり、マーシャがろうそくを投げたよう?
ピエロとコロンビーヌは、ネズミたちに連れ去られたのか
マーシャが気を失ってる間、くるみ割り人形と王子が入れ替わる。
王子なのに、人形っぽくカクカク動いて登場。

王子とマーシャのPDD。シヴァコフは、白カツラが似合わないのか
見た目あんまり王子っぽくないけど、軽々とリフト。
この王子はマーシャの幻想のようで、幸せそうに演じるヤパーロワ。
王子は踊り終わると、またくるみ割り人形と入れ替わる。

マーシャ&くるみ割り人形のユニゾンの踊りの後
雪の精。ロマンチックチュチュを短くしたようなハンパな長さ。
マーシャ&くるみ割り人形も一緒に踊ります。この2人、1幕でとにかく踊りまくる!
1幕後のカーテンコール、やっぱりロシアでは普通なんですね。

2幕、この版ではマーシャ&王子は船には乗らず。
紗幕奥で人形たちの踊り。ネズミたちに囚われたピエロとコロンビーヌが運ばれて
マウスキングが踊り、ネズミたちがいったん去って
ドロッセルマイヤーが現れ、派手なソロを踊る。入れ替わりに
ピエロとコロンビーヌを助けにやって来た?マーシャ&くるみ割り人形のPDD。
再びネズミたちと闘い勝利したくるみ割り人形。マーシャとユニゾンの踊りの後
王子とまた入れ替わる。マーシャは王子にリフトされて捌けていき
紗幕が上がって、ディベルティスマンの踊り。

元気で伸びやかなスペインのPDD。ドンキっぽい?
この版のディベルティスマンは、小道具を使った踊りが多くて
踊り終わりと始めに他の人形たちも登場して、バックダンサー化します。
アラビアの女性ソリストが良かった。布を持った女性4人もエキゾチックな踊り。
中国は男女ペア。ドラゴンの棒を女性が振り回して男性に絡むのが面白い。
ロシアは男女2組。竿を立てた男性と交代で支えて踊る男性
竿に結わえられたリボンの両端を女性2人が持ってクルクル踊る。
パストラル(葦笛)はパドトロワで、手に持ってるブランコみたいなのは何?
フランスだから、愛の三角関係?? 
この版では登場が多いピエロ&コロンビーヌが、助かった喜びの踊り?
バックで各国の人形たちも踊ります。

花のワルツは男女とも白カツラでピンクのリボンつき。4組のソリストがいて
リフトを多用した振付。華やかで舞踏会っぽいカンジ。

ワイノーネン版のように、花のワルツのカヴァリエ4人もGPDDで踊ります。
少女から姫へと変身した白いチュチュのヤパーロワは、凛とした踊り。
華奢なのにスタミナがあり、しゃちほこリフトの背筋がすごい。
シヴァコフは丁寧な踊りで、気合入ってた。

ラストワルツの後は、人形たちや花のワルツのコールドが通り過ぎ
王子にリフトされたマーシャが部屋に戻ってツリーの向こうに消えて
ドロッセルマイヤー&くるみ割り人形が再登場して、めでたしめでたし?

グリゴローヴィチ版もそうだったけど、人間がくるみ割り人形を演じて
大きいから、最後に抱きしめたりできないのはわかるけど
マーシャは夢から目覚めないんですね?珍しいエンディング。
ドロッセルマイヤーの役割って、何だったんだろう。。。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Sleeping Beauty(Mikhailovsky)

昨年12/20にネット中継されたミハイロフスキーのナチョ・ドゥアト振付のSleeping Beauty
3/23ParaClassicsがリピートしてくれました。

年末見逃したので、見られたのはよかったけど
コレNY公演に持ってくる予定だったんですよね?
うーん、中止になったけど、見られなくてもそれほど残念と思わなかったのが
正直な感想かなぁ。。。生の舞台で見たら、また印象が違うのかもしれないけど。
あ、サラファーノフがNYで見られなくなったのは残念です!

http://mikhailovsky.paraclassics.com/#!/concert/Sleeping-Beauty-Nacho-Duato-Svetlana-Zakharova

Valery Ovsyanikovさんによる指揮で、かなり端折られてプロローグ&全3幕で2時間弱。
振付はドゥアトのオリジナルになってるけど
音楽を聴いたら、どうしてもプティパの振付を思い出してしまうので
いっそのこと時代設定やストーリーを変えて衣装もチュチュでなく現代風にしてもよかったかも?

Princess Aurora:Svetlana Zakharova
Prince Desire:Leonid Sarafanov
Lilac Fairy:Ekaterina Borchenko
Fairy Carabosse:Rishat Yulbarisov


プロローグでは、カタラビュットやフロレスタン国王&王妃も踊ります。
パステルカラーの衣装は、シンプルでエレガント。
髭やカツラでゴテゴテしてないのも◎
が、セットがシンプルすぎて、ちょっと寂しいカンジ。
妖精たちと一緒に踊るコールドもいないし、舞台で踊ってるダンサーが少ない印象。
カラボス登場シーンはカッコよくて、この演出は良かったです。
カタラビュットは髪をむしられません。
マイムは、踊りの中に組み込まれているカンジ。

一幕は、いきなり花のワルツで始まります。編み物針で遊んだりするのはナシ。
ワルツも8組しかいないし、花もないので華やかさが今ひとつ。
でも、可憐な衣装でフォーメーションも面白かったです。

王と王妃、カタラビュット、4人の王子が登場して
ゲストダンサーのザハロワがオーロラ姫を踊ります。
4人の求婚者の王子も踊って、このあたりの使い方は上手かったけど
(それぞれの特徴がないので、どこの国の王子がわからないが)
ローズアダージョの最後のアチチュードバランスは残して、プティパに敬意を払った?

2幕、湖畔。貴族の衣装も素敵♪
パドトロワ(女1人男2人)の振付が、一番良かった。
デジレ王子役のサラファーノフ、誘われてそんなに嫌がらなくてもいいのに。
幻影の場では、スワンレイクのオデットのように嘆く?オーロラ。
ザハロワとサラファーノフは、さすがのオーラでした。
リラの精のエカテリーナ・ボルチェンコは、もう少し威厳があってもいいかも。

3幕、結婚式。カタラビュットの進行による招待客8組と御伽噺のキャラクターたち。
シンデレラ&王子は踊らなくて、他にも踊らない金色や緑色(カエル?)のペアもいた。
踊りは宝石のパドカトル、白猫のパドドゥ、フロリナ姫と青い鳥、赤頭巾ちゃんと狼で
ゴールドの踊りが良かった!なぜか長靴をはいた猫がいなくて白猫2人。
フロリナ姫と青い鳥はアダージョとコーダのみでヴァリアシオンがないのが不満。

グラン・パ・ド・ドゥ、ソロの踊りはプティパ版と印象が変わらず。
オーロラのヴァリアシオンで、なぜか王子が横切って
コーダでは招待客達も一緒に踊り、マズルカがなくてアポテオーズで幕。

主役2人の踊りにつきました。
全体的に高揚感や躍動感があまり感じられなかったけど
上演を重ねて手直しされたり、踊りこんでいくと変わっていくのかな。
衣装や照明の使い方は洗練されていて、背景画も美しかったけど
ゴージャスなボリショイ版を見た後だと、どうしてもシンプルすぎて物足りず。
何回も繰り返して観たいか?と聞かれたら、ちょっと微妙。。。
NY公演することがあれば、LaurenciaCipollinoが見たいです。

こちらこちらで、少し映像が見られます。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Multiplicity. Forms of Silence and Emptiness(Mikhailovsky)

3/22ミハイロフスキーのナチョ・ドゥアト振付
Multiplicity. Forms of Silence and Emptinessを、インターネット生中継で鑑賞。
(現地時間19時、NY時間午前11時開演)

http://www.mikhailovsky.ru/en/live/

http://mikhailovsky.paraclassics.com/#!/concert/multiplicity-nacho-duato

「Multiplicity」と「Forms of Silence and Emptiness」の二部構成で
全編バッハの音楽で、ドゥアトさんのバッハへの敬意が感じられる作品。
プロローグ、「ゴルドベルク変奏曲」が流れて、バッハらしきダンサーと
分身?のドゥアトが踊ります。
オーケストラに見立てたダンサーたちが、バッハの指揮と共に踊ったり
「無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調」では、バッハが
チェロに見立てた女性ダンサーを弦で弾く動きの踊りがあったり
他にも背中をチェンバロに見立てた動きや、弦をフェンシングに見立てたり と 
いろいろなアイデアがつまっていて、ユーモアも感じます。

インターミッションはさんで、後半。
一部が明 だとすると、二部は暗 と言ったカンジ。
舞台セットはシンプルだけど、奥に足場のように組まれた階段や
後方に坂になった装置を据えたり とセンスの良さを感じました。
「静けさと虚ろさのかたち」というタイトル通り、どこか「死」をイメージさせる雰囲気。 
ラストに再びドゥアトが踊ります。

次々とバッハの曲を身体表現するダンサーたち
音符を視覚化したようなアクセントのある振付で、楽しめました。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術