Birmingham Royal Ballet@芸文センター

バーミンガムロイヤルバレエシンデレラ」を鑑賞しに、芸文センターへ。
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写真は、映画館上映で見たファーストキャスト

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あらすじは、こちら

シンデレラ: 平田桃子
王子: ジョセフ・ケイリー
やせっぽちの義姉: デリア・マシューズ
ふとっちょの義姉: アンジェラ・ポール
シンデレラの継母: アナ・アルブダッシュヴィリ
仙女: チャン・イージン

春の精: カーラ・ドアバー
夏の精: セリーヌ・ギッテンズ
秋の精: サマラ・ダウンズ
冬の精: イヴェット・ナイト
ダンス教師: マティアス・ディングマン
仕立て屋: ジェームズ・バートン
理髪師: ジョナサン・ペイン
かつら屋: オリヴァー・ティル
カエルの御者: ジョナサン・カグイオア
トカゲの従僕: ローリー・マッケイ、エディヴァルド・ソーザ・ダ・シルヴァ
王子の友人たち: マックス・マスレン、ブランドン・ローレンス、ラックラン・モナハン、オリヴァー・ティル
執事: ジョナサン・ペイン
ネズミのお小姓たち: 東京バレエ学校

開演前、時計の文字盤と星が描かれた幕が下ろされている。
プロローグ、シンデレラの母親の葬儀をシルエットで見せる。
父親が継母と行ってしまい、1人残されたシンデレラの孤独が始まる。
1幕、経済的に恵まれてなさそうなシンデレラの家。
下手に出入口があり、中央奥に暖炉。上手にあるテーブルで
食事する義姉達が、シンデレラに意地悪する。
ふとっちょの義姉は食いしん坊キャラで、コミカルな演技あり。
肉襦袢を着て、踊りにくそうだけど
物語のスパイスとなり、楽しませてくれました。
継母が、舞踏会の招待状を持ってくる。

ビントレー版ではシンデレラは1幕裸足でポワントは履かず、半爪先立ちで踊る。
1人になったシンデレラは、亡き母の形見の靴を出してくる。
彼女のたった一つの宝物であり、物語の鍵 としてたびたび登場。
最初は裸足で、途中から母の靴を履いて夢見心地に踊る。
シンデレラ役平田桃子さんは、小柄で可憐な雰囲気。
以前コレーラバレエでも観たことあるけど、全身を使った伸びやかな踊り。
シンデレラは、やられっぱなしではなく箒を振り回して義姉達を追い払う。
芯の強さが踊りにもでていて、テクニックもあり安心して見られます。

暖炉前に裸足の老女が現れて、心優しいシンデレラは暖かい食物と
宝物の靴を履かせてあげる。実は、老女はシンデレラの亡き母の精霊で
シンデレラを舞踏会に行かせるための仙女です。

カツラやドレス と舞踏会の準備で忙しくする義姉達と義母。
踊りのレッスンでは、ヴァイオリニストが舞台上で生演奏。
大阪フィルのソリスト?が、ヅラとメイク、衣装を着て演奏してました。
みんなが出かけて、一人残されたシンデレラは裸足で
舞踏会を夢見て、箒をパートナーに見立てて明るく踊ろうとする。
寂寥感が漂ってきて倒れこむと、魔法が♪

暖炉から煙がモクモク出てきて、形見の靴を履いた仙女が現れる。
靴を見たシンデレラは、仙女が亡き母の精霊だとわかってハグ。
春の精の踊りの後、舞台に大きな鏡が出てきてトカゲの従僕が登場。
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夏の精役セリーヌ・ギッテンズの踊りが、際立っていた。
英国バレエお約束のかぶり物トカゲが再登場、カエルの御者
ネズミのお小姓たち達と陽気に踊って、会場の笑いを誘う。
秋・冬の踊りの後、コーダの間トカゲ達がシンデレラの着替えを手伝う。
コールドは今イチだけど、の髪飾りと衣装がラブリー♪
煌めく星空が、シンデレラの心象風景を表しているよう。
カボチャが折りたたみ式?馬車になり、シンデレラが舞踏会に行くところで幕。
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2幕、舞踏会。中央奥に階段。ゴシックっぽいダークな群舞の衣装。
場違いな?義姉達はソロの踊りあり。王子を誘惑しに来たはず?が
執事に絡んだり、お菓子に夢中になったりするのが笑える。
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王子の友人4人の踊りも良かった。
四季の精4人が衣装を変えて、王子の友人4人の相手役に。
王子役ケイリーは登場していきなりソロ。私のタイプではないけど
踊りはエレガント。この版の王子は、着替えた四季の精のサポートをしたり
義姉2人の相手もしたりする。

人間に化けた?蛙、ネズミとトカゲ(シッポが見えてるけど)が現れて
シンデレラが階段から降りてくる。2幕は素足ではなくポアントです。
馬車に乗った時とは違うドレスで、クラシックチュチュとティアラ付き。
喜びに満ちた表情でシンデレラのソロ、王子とのPDDに。
軽やかな平田さん、2人のパートナーシップも良かった。
盛り上がる音楽で、見せ場シンデレラと王子のソロの後
オレンジの踊りここでも太っちょは食い意地を張る。
ハイライト、王子とシンデレラのPDDはボリショイリフトもあり盛り上がる。
コーダのワルツ、カツラが脱げたらどうしよう と思う程跳びまくる群舞。

シンデレラが王子と楽しそうに踊っていると、時を告げる音楽になり
仙女が現れ、巨大なゼンマイ仕掛けの時計におぉーっ
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思わず時計に見入ってしまった。群舞が仮面を付けて踊るのも◎
群舞にまぎれて、シンデレラは舞台袖からはけていく。
灰かぶりの衣装を着たシンデレラ(別人)が階段から去っていく。
アシュトン版と同じ手法)
元の姿に戻った蛙とトカゲも、慌てて走り去る(かわいい)
王子が階段でシンデレラの靴を見つけて、2幕終了。
2幕終了後の幕が、壊れた時計の絵に変わっていた。

靴を履こうする女性たちの列。
3幕、シンデレラの家。あれは夢だったのか?と回想するシンデレラ。
義姉が昨夜のオレンジ(当時珍しかった)を自慢げに持っている。
王子御一行が訪問。義姉達だけでなく、継母まで無理やり靴を履こうとして
会場から笑いが。。。
王子が諦めて帰ろうとした時、シンデレラを見て気がつく。
ドレス着てなくても、顔見たらわかるよねー
シンデレラが、もう片方の靴を出してきて
家族や王子お付きの人達もいなくなり
両足履いて王子とPDD(ポワントではないけど)

星降る夜空に場面が変わり、シンデレラを祝福する仙女にガラスの靴を返す。
王子との愛を見つけたので、母の愛は思い出に と言うことなのでしょうか。
再び裸足で王子としっとり踊り、星の精たちも現れて踊る。
上着を脱いだ王子とシンプルな衣装に着替えたシンデレラ(ポワント)が
ラブラブに踊りラストは客席に背を向けて舞台後方へ歩いていく。

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NBSのTwitterよりカーテンコール、来日公演千秋楽で力の入ったパフォーマンス。
大阪フィルの演奏も良かったし、イギリスのカンパニーだけあって
義姉や継母のキャラも立っていた。見映えする時計のセット、靴の使い方が上手く
被り物達もかわいくて、ファンタジーの世界に浸れました♪
お気に入りのビントレー版、生で見られて良かった~

次回は、11月シュツットガルトバレエ「オネーギン」に帰国を合わせよう!
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Cinderella(Birmingham Royal Ballet)

バーミンガム・ロイヤル・バレエの「シンデレラ」を、鑑賞。
デイヴィッド・ビントレー新国立劇場バレエの芸術監督でもある)の振付で
昨年クリスマスシーズンに上演されたものを上映。
ビントレーは、昔アシュトン版の異母姉役を演じたことがあるそう。
(アシュトン版では、異母姉妹は男性が演じます)

これまでバレエを見た4つの映画館の中では、激安だった($11)けど
キャスト表をくれなかったので、わかったダンサーの名前だけ。

Cinderella: Elisha Willis
The Prince: Iain Mackay
Skinny: Gaylene Cummerfield
Dumpy: Carol-Anne Millar
Stepmother: Marion Tait
The Fairy Godmother: Victoria Marr


ビントレー版ではプロローグがあり、シンデレラの母の葬儀。
母のお墓に佇む悲しそうなシンデレラ(8歳くらい?)と父。

1幕は、それから10年後。シンデレラの家の台所。
父は亡くなったのか登場せず、裸足のシンデレラと意地悪な異母姉妹
継母が舞踏会の招待状を持ってきます。

シンデレラは、ABTでクデルカ版しか見たことがないのですが
クデルカ版の継母は、アル中なのかお酒ばかり飲んでいて
踊る場面はなく、舞踏会にも行かないけど
ビントレー版の継母役マリオン・テイトは、キャラが濃い演技で存在感あり!

Stepsistersは、痩せと&太っちょのコンビ。
太っちょ役は肉襦袢の上に衣装を着てたけど、踊りにくそう。
ゲイリーン・カマフィールドとキャロル・アン・ミラーは演技が上手く、笑わせてくれました。

シンデレラ役のエリーシャ・ウィリスは幸薄そうで、けなげなカンジが出てた。
1幕裸足で踊るのは、クデルカ版と同じ。
(クデルカ版は3幕片足だけ裸足で、もう片方はキラキラの付いたポワントですが)

ビントレー版の特徴は、母の形見であるガラスの靴をシンデレラが大切に持っていること。
突然、暖炉の前に裸足の老女が現れるも、暖かい食物と
形見である靴をあげるシンデレラ。彼女の優しい性格を表しています。
老女は、実はシンデレラの母の霊 という設定。

ドレスの仕立て屋が来て、ヴァイオリニストが舞台上で音楽を奏で
ダンス教師が異母姉妹に、踊りのレッスンをします。
Ballet master役の男性ダンサーが、なにげに上手かった。

台所でほうきをパートナーに見立てて、一人寂しく踊るシンデレラ。
暖炉の墨で、ほうきに顔を描くのがかわいい。

突然台所が星空に変わり、母の霊が靴の御礼に現れて
四季の精が、シンデレラをお姫様にしていきます。
英国バレエお約束の着ぐるみ、物語でも馬になったネズミや従者になったトカゲ
なぜかカエル(原作に出てきたっけ?)も登場。
春の踊りの平田桃子さん(コレーラバレエに移籍したよう)が、キレがあって目立ってる と思ったら
シンデレラ役も踊ったそう。

コールドの星の精に見送られて、舞踏会へ。馬車は動かないけど、豪華です☆
星の精は、衣装も頭にも☆が沢山でキラキラ。
暗い台所から、輝く世界へ場面転換が効果的でした。

2幕、舞踏会。宮殿と衣装は、ダークな色調でゴシック風。
場違いな雰囲気?の継姉たちを連れた継母が登場。
なぜか姉妹に迫られて困ってた宮廷仕切り役?の演技が上手く面白かった。

王子は2幕からの登場なので影は薄いけど
登場シーンが華々しい。
イアン・マッケイは、長身でノーブル。
王子の従者4人の踊りが揃っていて、好印象。
シンデレラを探しに各国を旅するシーンがないので、2幕に従者4人の見せ場あり。

シンデレラが登場して(1幕で馬車に乗った時の衣装とは違うけど)
舞踏会に来られて、心から喜んでるカンジ。
オレンジを持った踊りの後、PDDは二人だけの世界でラブラブな様子。
コーダのワルツが、お気に入り。
魔法がとける12時が近づいてきて、時を奏でるコールドたちの振付が良い。
なんせクデルカ版は、カボチャ頭のダンサー12人が飛び跳ねてたので。。。
全体的に簡素なセットですが、この時計のセットは素晴らしい。
実物を生の舞台で見てみたい。

幕開き、靴を履こうとトライする女性たちから王子が追いかけられるシーンの後
3幕、再びシンデレラの家。
シンデレラが落としていったガラスの靴を持って、王子一行がやって来ます。
2人の継姉だけでなく、なぜか継母まで無理やり靴を履こうとします。
王子が諦めて帰ろうとした時、シンデレラの顔を見て自分が探していた女性だとわかります。
シンデレラがもう片方を靴を出してきて、両足を履いてみせて
めでたしめでたし♪

家族も王子のお付きの人たちもいなくなり、星降る夜空に場面が変わり
母の精と再会、コールドの踊りと
シンデレラと王子のPDD
ラストは、客席に背を向けた二人が舞台後方に歩いていくところで幕。

演奏は、コーエン・ケッセルス指揮によるRoyal Ballet Sinfonia
印象深いプロコフィエフの音楽に合った振付で、リフトのラインが美しかった。
John Macfarlanceの美術セットもファンタジー、大人も楽しめる
ホリデーシーズンにぴったりな演目で、心暖まりました。

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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術