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Hamburg Ballet@ロームシアター京都

ランチの後、ハンブルクバレエ「ジョン・ノイマイヤーの世界」を鑑賞しに
ロームシアター京都へ。

Hamburg Gala5

ノイマイヤーは、2015年京都賞を受賞しているから
関西公演が京都になったのでしょうか?

Hamburg Ballet1

振付・演出・語り:ジョン・ノイマイヤー

-第1部-

★「キャンディード序曲」
『バーンスタイン・ダンス』より
ロイド・リギンズ、菅井円加、有井舞耀、コンスタンティン・ツェリコフ、フロレンシア・チネラート、アレイズ・マルティネス、ほか

★「アイ・ガット・リズム」
『シャル・ウィ・ダンス?』より
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ、ほか

★「くるみ割り人形」
ロイド・リギンズ、フロレンシア・チネラート、アレクサンドル・トルーシュ、アンナ・ラウデール、カーステン・ユング、ほか

★「ヴェニスに死す」
トーマス・マンの小説に基づく
ロイド・リギンズ、カロリーナ・アグエロ、アレクサンドル・リアブコ

★「間奏曲」
『オルフェウス』『シルヴィア』『オデュッセイア』『アーサー王伝説』より、神話の登場人物たち
アレクサンドル・リアブコ(オルフェウス)
パトリシア・フリッツァ(ディアナ)、菅井円加(シルヴィア)
エドウィン・レヴァツォフ(オデュッセウス)
ロイド・リギンズ(アーサー王)

★「ペール・ギュント」
ヘンリック・イプセンに基づく
アンナ・ラウデール、エドウィン・レヴァツォフ

★「マタイ受難曲」
ロイド・リギンズ、ダリオ・フランコーニ、ほか

★「クリスマス・オラトリオⅠ- Ⅵ」
ロイド・リギンズ、ルシア・リオス、パク・ユンス、ワン・リズホン、菅井円加、ヤコポ・ベルーシ、ほか

-第2部-

★「ニジンスキー」
ロイド・リギンズ
ニジンスキー:アレクサンドル・リアブコ
ロモラ:エレーヌ・ブシェ
スタニスラフ:アレイズ・マルティネス
ニジンスカ:パトリシア・フリッツァ ほか

★「ハムレット」
サクソ・グラマティクスおよびウィリアム・シェイクスピアに基づく
シルヴィア・アッツォーニ、マルク・フベーテ

★「椿姫」
アレクサンドル・デュマ・フィスの小説に基づく
アンナ・ラウデール、エドウィン・レヴァツォフ

★「作品100-モーリスのために」
アレクサンドル・リアブコ、イヴァン・ウルバン

★「マーラー交響曲第3番」
シルヴィア・アッツォーニ、カーステン・ユング、ほか

観に行くまでは、ガラ公演 と思っていましたが
ノイマイヤーの代表作を抜粋して繋げた自伝的な物語 というカンジ。
舞台をほとんど暗転させずに、つなげていき
ダンスに魅了されたきっかけから
創作に込める想いを自身が語ります。

本人がマイクを持って、ステージに登場!
同じ衣装を着たリギンズが入れ替わり
ノイマイヤーの分身として、作品をつなげる役に。
リギンズは、全編通じて踊りまくり!

Hamburg Ballet2

ミュージカルを初めて観た子供時代の思い出として「キャンディード序曲」

Hamburg Gala1

「アイ・ガット・リズム」は、アメリカーンな作品。
アッツォーニとリアブコがキレキレでした。

Hamburg Ballet3

クラシックバレエの始まりとして「くるみ割り人形」
全幕映像を思い出す。リギンズはドロッセルマイヤー役。

Hamburg Gala3

「ヴェニスに死す」では、振付家アッシェンバッハの創作風景。
衣装を替えることなく、違う役に移り変わるリギンズの表現力が凄い~

神話や伝説がインスピレーションの源 ということで「間奏曲」

Hamburg Gala4

「ペール・ギュント」では
手のひらの上に女性を立たせるリフト!

Hamburg Gala2

信仰を表現するバレエとして「マタイ受難曲」から
「クリスマス・オラトリオI-Ⅵ」への流れが素晴らしかった☆
ペテロ役フランコーニの感情表現や
イエス役リギンズの崇高な佇まい。
「クリスマス・オラトリオ」は、祝祭感溢れる踊り。
菅井さんも活躍されていました。

Hamburg Ballet4

休憩挟んで、楽しみにしていた「ニジンスキー」
全幕で観たい!と思う鮮烈な世界観でした。
ショパン前奏曲20番ハ短調で、ニジンスキーが奇抜な踊り。
スヴレッタ・ハウスでの最後の公演?
狂気を表現するリアブコ凄い!

ショスタコーヴィチ交響曲第11番になり
若くして発狂して亡くなったニジンスキーの兄スタニスラフの痙攣するような踊り!
第2楽章で、軍服を羽織った男性群舞が踊る。
第一次世界大戦の恐怖?
女性ソロの踊り。
舞台右脇からニジンスキーが、数字をカウントするように大声で叫ぶ。
もしかして「春の祭典」初演風景?
映画「シャネル&ストラヴィンスキー 」でも観たシーンかな。
音楽が止み、ニジンスキーも倒れる。

Hamburg Ballet5

第3楽章、ニジンスキーの妻ロモラとのパドドゥ
再びニジンスキーの狂気が蘇り
最後は、ロモラの引く台車で退場。
ショスタコの音楽と調和した狂気の世界が見事でした。

アッツォーニ演じるオフィーリアが切ない「ハムレット」
「椿姫」白のパドドゥ、アンナとエドウィンはリアルカップル?
昨年NYで観た「作品100─モーリスのために」
ベジャール70歳の誕生日のために作られた作品で、二人の友情の踊り。
リアブコがノイマイヤーで、ウルバンがベジャールなのかな?

Hamburg Ballet6

「マーラー交響曲第3番」でノイマイヤー役を助けるアッツォーニが美神。
ダンサー達のリフトに客席から拍手。
最後にノイマイヤー本人が登場して、幕。
感動的なマーラーの音楽とも相まったフィナーレでした。

カーテンコールの写真

日本公演千秋楽で、熱気溢れる舞台でした。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

Hamburg Ballet@Joyce Theater

やーっとハンブルグバレエがNYに来てくれました!
ラトマンスキー夫妻やシムキンも観に来てた。

Hamburg Ballet3

2007年BAMで上演された「ヴェニスに死す」を見逃してから
待つこと10年!長かった~
Edvin Revazovを映像で観ただけで(ボリショイ椿姫ザハロワの相手役で)
ほとんどのダンサーは初めて観ます。

OLD FRIENDS, an evening of ballets by John Neumeier
Choreography, Costumes, and Lightning: John Neumeier
Music: J. S. Bach, Frederic Chopin, Federico Mompou, Simon & Garfunkel
Piano: Michał Białk

Overture - Bach Suite3

Air: Xue Lin, Alexander Trusch,
Gravotte I: Christopher Evans, Jacopo Bellusi, Matias Oberlin, Aleix Martinez
Gravotte II: Carolina Aguero, Florencia Chinellato, Lucia Rios, Madoka Sugai
Bourre'e: Xue Lin
Gigue: Ensemble

音楽は、バッハ「管弦楽組曲第3番二長調」
ストーリーのない音楽を視覚化した作品。
クラシックな振付で、リードのシュエ・リンとアレクサンドル・トゥルッシュが華やかに踊る。
菅井円加さんも活躍していました。

Old Friend1 - Chopin Dialogues: Anna Laudere, Karen Azatyan
Hamburg Ballet2
photo by Holger Badekow

切ない男女関係を描いた作品で
サイモン&ガーファンクルのBookends Themeで始まり
女性が現れて、モンポウのピアノ曲「ショパンの主題による変奏曲」に。
ピアノ生演奏が◎
このダイアローグは、ティアゴ・ボアディンとヴィシニョーワにノイマイヤーが振付けた作品で
2012年に観る予定が、ボァディンが怪我でNYに来なくて観られなかったものだったよう。

ストーリーを物語るようなアンナ・ロウデアとカレン・アゼチャンの踊りが、ドラマチック。
悲しさや苦悩、葛藤、愛情が入り混じった感情表現で、互いに主張し合う2人。
ラストは、サイモン&ガーファンクルのOversで終わる。

休憩挟んで、観たかった噂のリアブゴ&シルヴィア!
Dangling Conversation - Nocturnes
Silvia Azzoni, Leslie Heylmann, Anna Laudere, Xue Lin, Emilie Mazon, Christopher Evans, Marc Jubete, Alexandre Riabko, Alexandr Trusch, Ivan Urban

音楽は、ショパンとサイモン&ガーファンクルの Dangling Conversation
コーヒーカップを持って立つ5組のペアが登場して
さまざまな男女関係が描かれる。
中には、男性同士の友情も(ラストの演目に繋がる?)
メインのカップルだったシルヴィアとリアブゴは、別格でした。
本を片手にメガネをかけたキャラだったせいか
見た目想像と違ったけど、踊り出すと一気に引き込まれました。
友人から聞いた通り、魂がこもった踊り。
感情がぶつかり合うシルヴィアとのパドドゥが素晴らしかった!
ラストは、女性が彼の本を奪い取ってページを破く演出。

Opus100 - for Maurice: Alexandre Riabko, Ivan Urban
Hamburg Ballet1

男性2人の友情を描いた作品で、ノイマイヤーがベジャールのために作ったとか。
サイモン&ガーファンクルの「Old Friends」と「Bridge over troubled water」にのせて
辛い時もそばにいるよ と
リアブゴとイワン・アーバンのPdd
アメリカ人にもお馴染みの切ないメロディ
心が洗われるような踊りで、幕。
やっぱノイマイヤーの選曲センスは、良いですね。

Hamburg Ballet4
Hamburg Ballet FBより拝借

DC公演の演目は、「The Little Mermaid」だったので
次回は、NYでも全幕物をぜひ上演してほしいです☆

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