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The Queen of Spades@MET

オペラ好きな母&母の友人のリクエストにより
スペードの女王を観にMETへ。

MET2

1992年以来16年振りに小澤征爾がMetで指揮をすることで話題になりました。
小澤氏が登場した瞬間、ものすごい拍手!で歓迎されていました。

プーシキン原作「スペードの女王」が題材
18世紀末、ロシアのサンクトプテルブルグが舞台。
哀愁を帯びたチャイコフスキーの音楽にのせて
身分違いの恋に悩み、カード賭博に憑かれた男の悲劇です。

ウィーン国立歌劇やミラノ・スカラ座でも上演されたそうで
小澤氏の愛着がある作品だとか。

Lisa: Maria Guleghina
Pauline: Ekaterina Semenchuk
The Countess: Felicity Palmer
Ghermann: Ben Heppner
Tomsky: Mark Delavan
Yeletsky: Vladimir Stoyanov


先月の公演では、ゲルマン役のベン・ヘップナーさんが絶不調 
と聞いていたのですが、そう悪くなかったです。
リーザ役のグレギーナの声量に押され気味でしたが
ストーカーっぷりや狂気の演技は、さすが。

ロシア・オペラだったので、言葉の面でもグレギーナさんは
余裕が感じられましたが、ちょっと迫力ありすぎで
もう少し繊細なカンジも出してほしかったかなあ。
運命に翻弄されて、死を選ぶ女性には見えず。。。
ポリーナ役のセメンチャックの方が、イメージに近かったです。

素晴らしかったのは、小澤氏率いるオケの演奏と
舞台美術や衣装の美しさ
トムスキー役のデラヴァンと伯爵夫人を演じたパーマー(怖かった!)

上演時間が3時間45分(インターミッション1回)と長くて、腰が痛くなりましたが
3幕の盛り上がりは、圧巻でした☆

舞台に額縁のセットを置いて
三幕二場でゲルマンが狂気の世界に行ってしまったことを
枠の外側で歌う(内側で歌う正気のリサ) という演出もなかなか。

Side Parterre & Grand Tier Box1列目が売り切れだったので
Grand Tier2列目で鑑賞したのですが
奥行きがある舞台美術だったので、この席で良かったです。

MET1

テーマ : 観劇 - ジャンル : 学問・文化・芸術