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New York Philharmonic@Avery Fisher Hall

母&母の友人のリクエストによりNew York Philharmonicを聴きに
再びリンカーンセンターへ。

今季限りでNYフィル音楽監督を退任するロリン・マゼールによる指揮で、会場は満席。
来季から、日系アメリカ人アラン・ギルバート氏が音楽監督に就任します。
ちなみに、ギルバート氏の母親はNYフィルのバイオリニスト建部洋子さん

Maazel Conducts Beethoven's Fifth Symphony 

J.S. Bach: Brandenburg Concerto No. 6 in B-flat major, BWV1051
Schumann: Symphony No. 4 in D minor, Op.120
Beethoven: Symphony No. 5 in C minor, Op.67


異次元の聴覚を持つマゼール氏が、風格と威厳に満ちたオーラで登場~

1曲目は、バッハのブランデンブルク協奏曲第6番。
弦楽器のみの演奏で、ヴィオラが活躍。
ヴァイオリンが使われていないので
独奏楽器が華やかに技巧を競う協奏曲のイメージとは違って
渋くて落ち着いた曲です。

2曲目は、リハーサルでも聴いたシューマンの交響曲第4番。
フルオーケストラが勢揃いして、コンサートマスターのGlenn Dicterowさんが登場。
やっぱり本番の公演では、音の迫力が違いますね。
この交響曲は楽章区分がなくて、すべての楽章が休みなく続けて演奏されるのが特徴。
共通する主題が何度か現れて
終楽章は、金管の響きで壮大に盛り上がります。
個々の奏者が上手くて、聴いていて気持ちが良く
オケの状態もマゼールさんも、調子が良さそうです。

インターミッション後、いよいよベートーヴェン交響曲第5番。
ディクテロウさんに変わって、副コンサートマスターSheryl Staplesさんが登場。
NYPは、伝統的に金管奏者が上手いことで有名ですが
木管も上手くて弦もよく歌っていて、打楽器のサウンドもインパクトがありました。
1&3楽章と対比して、2楽章はテンポをゆったり取ってメロディーを聴かせ
4楽章の冒頭は、まさに疾風怒濤。
オーケストラの柔軟さを生かして、パワフルなところはパワフルに
叙情的なところは丁寧で優しい響きでした。
会場全体が凛として、観客も耳をそばだてるように聴き入り
演奏終了後は、スタンディングオベーション!

NY Phil2

テーマ : 音楽 - ジャンル : 学問・文化・芸術