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映画Leonie

ドウス昌代「イサム・ノグチ 宿命の越境者」にインスパイアーされて
松下久子監督(日米合作)が製作した映画「Leonie」が、NYで上映されていたので鑑賞。
日本では、2010年公開されたようです。
Leonie
彫刻家イサム・ノグチを育てた母レオニー・ギルモアの波乱に満ちた半生で
時代は19世紀末から1933年。詩人ヨネ・ノグチとNYで出会い、恋に落ち
イサムを生んで、シングルマザーとしてアメリカと日本で育てる。

クィーンズにあるIsamu Noguchi Garden Museumには、行ったことがあるけど
父親の野口米次郎については、無知なので(汗)よく知らなかった。

レオニーはこの男のどこに惹かれたんだろう? と思ってしまうほど
イヤな男(中村獅童のハマリっぷり)に描かれているけど
あの時代、英米で詩や小説を出版するほどの知性と才能に惚れたのか。
写真を見るとなかなか男前だし。

息子の才能を見抜き、10歳のイサムに学校を休ませて自宅の設計をまかせたり
医学を志していたイサムを強引に芸術の道へと進ませるレオニーも
変に美化されず、描かれていたのが良かった。

津田塾大学創始者の津田梅子(Bryn Mawr Collegeで出会う)や
ラフカディオ・ハーンの妻、小泉節子との関わりも描かれていて
興味深い。

哲学的なセリフがちりばめられて、時代考証を再現した美術やそれらを彩る音楽
映像が美しく、日本の自然や文化を再認識。
レオニーとヨネが桜の下を歩くシーンが印象的でした。

☆NY Timesの記事は、こちら

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