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Chagall: Love, War, and Exile

久しぶりに、Jewish Museumへ。
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Chagall: Love, War, and Exile(2/2まで)を鑑賞。
マルク・シャガールの亡命時代(1930-48年)の作品を集めた米国初の特別展だそうで
絵画や写真、詩、手紙などの展示。
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The Juggler, Self-Portrait with Clock, Time is a River without Banks

1887年帝政ロシア領ヴィテブスク(現ベラルーシ)生まれのシャガールは
1910年から5年間パリに滞在。この頃にキュビスムの影響を受けたよう。
故郷へ戻ると1915年母が病死、ベラと結婚。
1917年10月革命が起こり、故郷を永久に去る決意をし1923年フランスへ移住。
第二次世界大戦が勃発、ナチスによる迫害を避けて1941年近代美術館の導きでニューヨークへ。
妻ベラが1944年病死、アメリカに馴染めず戦後再びパリへ戻り
1950年フランス国籍を取得。1952年ヴァランティーヌ・ブロツキーと再婚
97歳で永眠 と激動の人生。

1時からのA Closer Look Gallery Talksに参加したら、すごい人!

明るい原色使いと幻想的な作風が印象的で、繰り返し描かれるモチーフ
鶏や牛、ロバ、ヴァイオリン、曽祖父の柱時計、魚などは
シャガールの故郷での子供時代の思い出から創造されたよう。
最愛の妻ベラと結婚して、花束や男女カップルが加わります。

永遠のミューズであったベラを思わせる女性が作品に現れ
荒波にもまれたシャガールの人生が色濃く描かれている。
戦争の重み、キリストの受難と重ねて描いたユダヤ人の苦悩
妻を亡くした悲しみや孤独感が伝わってきて、かなりインパクトがありました。

NYでシャガール と言えば、Metropolitan Opera Houseの左右に飾られている大壁画が有名。
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「The Triumph of Music音楽の勝利」と「 The Sources of Music音楽の源泉」

舞台美術でも知られていますが、New York City Ballet「火の鳥」もシャガールづくし。

テーマ : ニューヨーク - ジャンル : 海外情報