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Coppelia@MET

Royal Danish Balletの後、夜はお隣のMETへ。ダブルヘッダーです。
早くもABT5週目で、アンヘルお目当てにコッペリアを鑑賞。

Paloma1
パロマ・ヘレーラのABT20周年記念公演でした。91年15歳でコール・ド・バレエで入団し
93年ソリスト、95年19歳でABT最年少プリンシパルに。

1870年パリ・オペラ座で初演アルトゥール・サン=レオン振付。
ABT初演は1942年メキシコのベジャス・アルテス宮殿、振付サイモン・セミョーノフ。
現在のプロダクションは、1997年フレデリック・フランクリンが振付したもので
この時の初演キャストが、ヘレーラ&コレーラだったそう。

ストーリーはこちら。ABT版コッペリアを観るのは初めて、METでの上演は2004年以来らしい。

Swanilda: Paloma Herrera
Frans: Angel Corella
Dr. Coppelius: Victor Barbee


1幕、ヨーロッパにある小さい街。パステルカラーの舞台セットは絵本のようでかわいい。
上手にコッペリウス博士の家があり、窓辺で人形コッペリアが本を読んでいます。
フランツがコッペリアに投げキスをしたら、コッペリウス博士がこっそり人形のネジを巻き
コッペリアが立ち上がってフランツに投げキスを返すシーンがありますが
18世紀には、人間みたいな動きをするコッペリアのようなカラクリ人形?が
実際にもあったようです。

スワニルダ役のヘレーラは安定した踊りで、バランス技を披露。
個人的には、ヘレーラは古典よりもコンテンポラリーの方が好きだけど
スワニルダは雰囲気に合っていて、彼女の記念公演のための演目だったのかな。

フランツ役のアンヘル登場時には、大きな拍手☆
バレエによくある、恋人がいるのに他の女性に目移りするおバカな男性キャラで
マイムが多くて、踊りの見せ場が少ないのが残念~
マズルカでも、ずっとアンヘルばかり見てました。

コッペリウス役のバービーさん、風変わりな博士のキャラが出てました。

2幕、コッペリウス博士の部屋。登場する人形たちから
ロマンティックバレエの特徴であるエキゾティズム(異国趣味)が感じられます。
人形の踊りでは、Luis Ribagordaが良かったです。
コッペリアもそうだけど、じっとしてるシーンも大変そう。

ABT版はスワニルダの見せ場が多くて、2幕が長いんですね。
コッペリアのふりをした機械的な動きが上手く
キレのある踊りで、強靭な脚力を見せつけてました。
扇を手にした踊りがラテンっぽくて、似合ってました。

2幕が長い分、3幕のディベルティスマンが少ないんです。
時の踊りは、ABT付属Jacqueline Kennedy Onassis Schoolの子供達が踊ってました。
夜明けの踊りのアブレラは、エレガントで良かったです。
祈りの踊りのリチェット、マチネではスワニルダ役デビューでミスがあったそうで
ちょっと心配でしたが、まずまず。

結婚式のPDDは、さすがのパートナーシップでアダージョから盛り上がり
アンヘルは、バリエーションで思いっきり踊ってくれたカンジ。
得意のピルエットを見せてくれて、観客は大喜び。
へレーラもコーダの盛り上がりのフェッテが素晴らしかったです。

プロダクションとしてはNYCB版の方が好みですが、20周年記念にふさわしい舞台でした。

Paloma5
アンヘルはコレーラバレエが忙しいのか、METで踊る日が少なくなって寂しい。。。

Paloma2
コルパコワさん、マッケンジー芸監、仲間のダンサーたちがお祝い☆

Paloma8
紙吹雪が舞い、アンヘルに担がれてました。

☆カーテンコールの動画
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テーマ : ニューヨーク - ジャンル : 海外情報

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