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Sleeping Beauty(Bolshoi)

11/20に上演された「眠れる森の美女」を、映画館でライブ鑑賞。
ホールバーグのデジレ王子デビュー@ボリショイです。

大改装を終えたボリショイ劇場で、改装後初となる全幕バレエ
18日の初演では、メドベージェフ大統領も観に来てたそう。

ボリショイ初のアメリカ人ダンサーってことで、北米で上映館が増えたおかげで
マンハッタンやブルックリンまで行かずにすみ
近所で朝10時からやってました。
いつもアンコールで観てたけど、ライブだと開演前のbackstage
ドレスルームにいるホールバーグの麗しいドアップが映されたり
オケの音合わせや客席のざわめきがリアルです。

Princess Aurora: Svetlana Zakharova
Prince Desire: David Hallberg
Carabosse: Alexei Loparevich
Lilac Fairy: Maria Allash
Princess Florine: Nina Kaptsova
Blue Bird: Artem Ovcharenko


Sleeping Beautyのボリショイ初演は1899年、あらすじはこちら
1973年グリゴローヴィッチ版を、グリゴローヴィッチが自ら改訂して
セットも衣装も新しくして、イタリア人舞台美術アーティストEzio Frigerioと
その妻、衣装デザイナーFranca Squarciapinoによる17世紀ロココ朝の舞台。

プロローグの洗礼式では、オーロラ姫は赤ちゃんで王子も登場しないので
妖精たちの踊りとカラボスがメインです。
私の勝手なイメージでは、リラの精は長身でオーロラは小さいイメージなんだけど
オーロラ役のザハロワが大きいので、リラの精のマリヤ・アラシュが小さく見えた。

プロローグの後、続けて1幕、オーロラ姫16歳の誕生日。
花のワルツではボリショイ・バレエ学校の生徒たちも登場。
複雑なフォーメーションをこなして、カメラも上から映してくれました。
ザハロワ登場は、てっきり階段から下りてくると思ったのに違った。ほそっ
16歳にしては、ちょっとMatureなカンジ?姫と言うよりも女王様っぽい。
7月に観たコジョカルの方が、可憐で好みかも。
ローズ・アダージョでは、腕はアンオーに上げないんですね。
頭に緑の羽をつけた4番目の求婚者(アブドゥーリン?)の衣装は、どこの国の王子?
この映画館はキャスト表をくれなかったけど、あと3人はラントラートフ
ドミトリーチェンコ、バラーノフでしょうか。

インターミッションに、カラボス役アレクセイ・ロパレーヴィチと
ホールバーグのインタビュー。踊る前だから、ちょっと緊張してそう?
2幕デジレ王子登場。水色の衣装がステキ☆
グランジュテがカッコい~ と思ったけど、この時に足首を痛めたそう。
(29日クリサノワとのドンキを降板してNYに戻る)

5年位前ホールバーグがインタビューで、パートナーのWish Listにあげてたのが
ウェーランとザハロワ だったので、願いが叶ってよかったね!
ザハロワは、幻想のシーンがしっとりとして美しかった。
ガラの白鳥を見ても思ったけど、儚げな存在の方がハマる。

舞台床の模様は綺麗なんだけど、100年経ってる時の流れが感じられないのと
幻想の場面でも同じなので、そこがちょっと。
王子が遠慮がちにキスをしてオーロラ姫が蘇り、カラボスとは戦わないんですね。

3幕、結婚式。
ペローの童話のキャラクターたちが、お祝いに踊ります。
宝石の踊りは、ダイヤモンドとシルバー、サファイア、ゴールドなんですね。
(NYCB版はシルバーとサファイアがなくてルビーとエメラルド)
青い鳥とフロリナ王女の踊りが良かった。
オフチャレンコのソロが短く感じたけど、省略バージョン?
フロリナ姫のカプツォーワが可愛らしく、演技も細かくて
もしかしたら、彼女が踊るオーロラの方が好みかも?

狼と赤頭巾ちゃんの踊りで、動く木が登場したのにはビックリしたけど
ボリショイ・バレエ学校の生徒ですね。
長靴をはいた猫と白い猫は、ボリショイだと衣装がエレガント。
白い猫はシッポも猫メイクもなかった。
この曲って、猫の様子が目に浮かんでくる雰囲気だけど
チャイコフスキーは、猫を飼ってたのかな?
シンデレラと王子の踊りは、初めて観たかも。
ABT版は登場するだけで省略されてるし、NYCB版でもなかったので。
さっき木を持ってた子供たちが、今度は燭台を持って登場。
男前の王子は、1幕で求婚者役だったアブドゥーリンかな。

そして、クライマックスのGPDD
他の人たちの100年後のいでたちに合わせたのかもしれないけど
姫も王子も、真っ白の衣装&カツラで登場。
ザハロワは、マリー・アントワネットみたいだったけど
Are you ready for my Third Act wig? ってTweetしてたホールバーグは
今いちヅラが似合ってなかった。。。

3幕のザハロワは、オーラ全開で大人な雰囲気。
アダージョで、フィッシュダイブの連続がないんですね。
王子のバリエーションは、好きな振付なのでバッチリ決めてくれて嬉しい。
終始ザハロワを引き立てるべく、サポートに気をつかってたカンジ。
王子様キャラの風貌だけど、個人的にはロットバルトやオテローなど
濃いキャラが意外と似合うので、グリゴローヴィチ版のロットバルトも見てみたいなー

眠りのわりには上演時間が短めで、衣装が豪華絢爛☆
舞台セットは、パリオペに似てるそうですね。
生中継なせいか、カメラワークが今イチな場面がありましたが
ライブで見られたので、臨場感がありました。

NY Timesの記事写真

来月は、カプツォーワ&オフチャレンコのNutcrackerです。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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