Diana Vishneva: Dialogues

2008年Beauty in Motionに続く(観に行ってないけど)、ヴィシニョーワのコンテンポラリー第2弾
Diana Vishneva: Dialoguesを鑑賞しに、NYCセンターへ。

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Errand into the Maze (1947) One-act ballet
Music: Gian Carlo Menotti
Choreography: Martha Graham
Staging at the Mariinsky Theatre: Miki Orihara
Sets: Isamu Noguchi
Costumes: Edythe Gilfond
Lighting: Jean Rosenthal
Performed by Diana Vishneva and Ben Schultz

Vertigo (2010)
Music: Dmitri Shostakovich
Choreography: Mauro Bigonzetti
Performed Diana Vishneva and Marcelo Gomes

Subject to Change (2003)
Music: Franz Schubert Death and the Maiden, Andante con moto-part 2 in Gustav Mahler's arrangement for string orchestra
Choreography: Paul Lightfoot and Sol Leon
Set and Costumes: Paul Lightfoot and Sol Leon
Lighting: Tom Bevoort
Performed by Diana Vishneva and Andrei Merkuriev
Anton Pimonov, Alexei Nedviga, Ilya Petrov and Denis Zaynetdinov

幕が開くとスクリーンが現れ、振付家が作品の説明をして
リハーサルするヴィシニョーワの映像が映されます。
最初の演目は、モダンダンスの開拓者マーサ・グレアムが1947年に振付けた「迷宮への使者」
映っていたアジア人女性は、折原美樹さん?
14日Martha Graham Dance Companyの公演にも、ヴィシニョーワが出演したよう。
キリシャ神話を題材にしたらしく、シンプルなイサム・ノグチの舞台美術はどこか象徴的。
月夜をイメージする舞台には、細い木や道しるべになる糸が置かれています。
ベン・シュルツ演じるミノタウロスは、怪物なんだそう。
頭の後ろに棒を両手で挟み込んで踊るのは大変そうですが、荒々しさや力強さを熱演。
アリアドネを踊ったヴィシニョーワの存在感には脱帽。強さと弱さ、心の迷宮を表現してました。

映像で紹介されていたノイマイヤーの新作「DIALOGUES」が
相手役ティアゴ・ボァディンの怪我のため、上演されず。残念~ と思ったけど
演目変更でビゴンゼッティ振付「VERTIGO」の相手役にゴメス!
上半身裸&黒タイツが、こんなに似合う人はいないでしょう。逞しい肉体美に惚れ惚れ~
鍛え上げられた肢体のヴィシニョーワと並んで、暗い舞台に登場。
研ぎ澄まされた感性、緩急の付け方、強さとしなやかさのバランスが絶妙です。
シンクロする動きも美しく、2人が作り出す世界観やパートナーシップも見事。
それほど派手ではなく抑制された動きで、シンプルなショスタコーヴィッチの音楽から
濃厚さを感じさせるのは、このペアならでは。引き込まれました。

ポール・ライトフット&ソル・レオン振付「SUBJECT TO CHANGE」は
脳腫瘍に侵された女性を描いた作品。彼女を愛する男性役にボリショイのメルクーリエフが出演。
音楽に融合するような流麗な踊りで、ヴィシニョーワのくどさを緩和させていたような。
マリインスキーの男性ダンサー4人が登場し、赤いカーペットを広げて
黒子のようにカーペットを動かして巻かれたり、壁を作ったり
波立たせて振付と融合させる演出が目を引きました。
4人は、何か叫んでいたけど(ロシア語?)苦悩する魂の叫びなのか。
赤いカーペット上の限られたスペースで踊るヴィシニョーワは、鬼気迫るものがありました。

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トリプル・ビルの主役を踊り切るパワーとテクニック
コンテンポラリー作品でも観客を呼べるスター性は、さすが。オーラが神々しかった。

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