Giselle@MET Vol.1

お楽しみのABT@METシーズン、1週目はロマンチックバレエの傑作ジゼル
昨年同様、マチネ&ソワレのダブルヘッダーです。
Giselle3

以前見逃したホールバーグ&オシポワのジゼル、ボリショイでも何度か上演されました。

Giselle: Natalia Osipova
Albrecht: David Hallberg
Hilarion: Patrick Ogle
Peasant Pas de Deux: Misty Copeland and Craig Salstein
Myrta: Stella Abrera


ジゼルのあらすじと見所は、こちら

ホールバーグ演じるアルブレヒトを観るのは3回目。
ベストパートナーのオシポワだったので、しょっぱなからノリノリだったよう。

一幕、オシポワのジゼルの衣装は品のあるブルーで、村娘に見えない?
花占い後の二人の踊りの前、デイジーをポイッと捨てずに
しばらく持ったまま踊っていたホールバーグ。
ケミストリーがある息の合った踊りを終始魅せてくれました。

ヒラリオン役Patrick Ogleは、いかつい演技。いい人 って言うよりも、悪役キャラ?
ジゼルに嫌がられるだけで、お気の毒。
バチルド姫は、お気に入りのLuciana Parisで貴族役が似合う。
ペザントのパ・ド・ドゥは、コープランドとサルスティン。
オシポワが音もなく跳ぶので、コープランドのポワントの音が気になってしまった。
サルスティンは、少しコミカル入ってる?彼らしい踊り。

オシポワのジゼルは、予想通り元気いっぱいで
心臓が弱いのに母ベルタの心配をよそに、踊って回りまくる親不孝娘?
バリエーションで、片足前アティチュードで舞台上を進んで360度周り
超高速ピケターン、すごかった。。。
彼女の早い動きに、指揮者Ormsbyさんがついていってたってカンジ。

ヒラリオンに、貴族の紋章のついた剣を突きつけられるアルブレヒト。
ホールバーグの演技は、貴族であることを否定しないんですよね。
ちょっと待って、説明するから ってカンジ。
ジゼルはショックを受けて、母ベルタに駆け寄ります。
オシポワはショートヘアなので(extensionつけてる?)狂乱のシーンでは乱れ髪にならず。
突然のジゼルの死に悲しむアルブレヒト。おまえのせいだ!とヒラリオンに責められた後の
俺が悪いのかー と友人達に駆け寄るシーンがなかった。
ひたすら嘆き悲しむ姿が、涙を誘いました。

インターミッション挟んで二幕、霧が立ち込める夜の森でジゼルのお墓を作るヒラリオン。
ウィリに見つかってしまったヒラリオンが去った後
ミルタ役アブレラ登場。ボスキャラがハマってた。
ドゥ・ウィリは、ボイルストンとセオ。セオはジゼル役やってるだけあって軽やか。
幻想的な踊りのコールドも良かったです。
ミルタに呼び出されて、お墓からジゼルがウィリ・デビュー
もはや人間技とは思えない踊り。。。おそるべし。
ポワントがゴムでできてるみたい。

百合を抱えてアルブレヒトがジゼルのお墓参り。マントをひるがえして走る姿が美しい~
ジゼルの幻影が現れて、二人の踊り。
オシポワのジゼルは体温が感じられそうな、まだ生きていそうな
精霊と言うよりも、生霊のような?ジゼル。アルブレヒトへの愛を現世に残したカンジ。

ヒラリオンがウィリに殺されちゃうシーン、Patrick Ogleの踊りは初めて観たかも。
命乞いするも、やられちゃいます。
次の獲物は、アルブレヒト。ジゼルが彼を守ります。
一体感を感じたパ・ド・ドゥ。背中に寄りかかる決めポーズではなくて、ボリショイ版
圧巻だった二幕のオシポワ。身体能力を生かした見事な踊りで拍手喝采。

先月ガラで、ジゼルを踊ったのを観て思ったけど
キトリやスワニルダのような元気キャラだけでなく、ウィリのような踊りも似合うオシポワ。
シルフィードもはまりそう。

造形美のような脚のホールバーグ、バリエーションも素晴らしく
ボリショイに行って、踊りが大きくなったような。コーダでも盛り上げます。

ラストはジゼルに花を一輪渡されて夢心地になり、天を仰いで幕。

見慣れた演技・振付と違うところも発見できました。
Giselle4
前日18日が誕生日だった二人、素敵なパートナーシップでした。
Giselle2
オシポワはゲスト・プリンシパルになったので、毎年METで二人の踊りを見るのが楽しみです♪
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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