La Bayadere (Paris Opera Ballet)

3月22日に上演されたパリオペラ座「ラ・バヤデール」を映画館で鑑賞。
LaBayadere
以前「カリギュラ」を観た時、「泉」と「ラ・バヤデール」も上映してほしい
とブログに書いたら、願いがかなった~

Nikya: Aurelie Dupont
Solor: Josua Hoffalt
Gamzatti: Ludmila Pagliero
Bronze Idol:Florimond Lorieux

ガムザッティ役のリュドミラ・パリエロは、元々キャスティングされてなかったけど
3/20二幕途中で、ガムザッティ役ドロテ・ジルベールが怪我で降板。
Manouを踊ってたマチルド・フルステが、急遽代役で踊ったものの
フルステも怪我で、22日の公演を降板。
別の公演にキャスティングされていたパリエロは、代役にも入ってなかったけど
2年前ガムザッティを踊っていたことで、なんと当日に突然
今夜踊れる?と言われて、急遽出演。おまけにライブ中継!
リハーサルする時間がほとんどなかったとは思えない安定したパフォーマンスを見せて
終演後、エトワールに任命された。すごい人だ!

1幕、インドの寺院。Fakirが聖火の前でウロウロした後、戦士たちが登場。
ソロル役は、3/7「ラ・バヤデール」初日にエトワールに任命されたジョシュア・オファルトで
羽根が生えてるような軽やかなジュテ。衣装は、インドっぽい?
虎は出てこないのね と思ったら、2幕に出てきた。

僧侶や大僧正、苦行僧、巫女たちが聖火の祝祭。
ABT版だと笑えるような(失礼!)衣装&メイクの苦行僧が、ヌレエフ版だと野生的でカッコいい。
舞姫ニキヤ役オーレリーが登場。産休明けだったそうだけど、全く感じさせず。
大僧正がベールをはずすと、あまりの美しさに一目惚れ。
渋めの色合いだけど、煌びやかな衣装でソロの踊り。
大僧正の求愛を拒否する芯の強さが感じられるニキヤ。
聖水を持ったニキヤのソロがあるんですね。しっとりと踊って
ソロルとのPDD。いきなり飛び込みリフト。聖火の前で愛を誓い合うラブラブな二人。
アリスター・マダン演じるFakirは、ずっとそばにいるんですね。細かい演技や踊りも良かった。
それを見て復讐を誓う大僧正はYann Saiz?
詳しいキャスト表がないので、主役以外はよくわからないんですが。。。

場面変わって、ラジャの宮殿。ソロルの全身肖像画が立派だ。
男性コールドの踊りがカッコいいのは、パリオペならでは。
ジャンペの踊りの衣装が斬新で、インド と言うよりも中国っぽい?
踊りながら、はけていきました。
ラジャに呼び出されたソロルは、ガムザッティと結婚するよう命じられる。
ソロルはチェスをすることもなく、すぐに立ち去るんですね。
衣装替えしたニキヤと奴隷(アレクシス・ルノー)のPDD。
リフトを駆使した踊りで、サポートが素晴らしい。
大僧正が、ソロルはニキヤと恋仲だ とラジャに密告。
後ろで立ち聞きしてたソロル。
ガムザッティも聞いていて、ニキヤを呼びつける。
ラジャに、邪魔な女は殺してしまえ と言われてショックを受ける大僧正は
怖さを感じないけど、同情をそそるキャラ?

再び衣装替えしたニキヤとガムザッティの争いシーンは、見応えあり。
二人で取り合うほど、ソロルが魅力的かどうかは?だけど。。。
パリエロは気位の高いお姫様キャラがよく表現されていて、迫力あり。
宝石が重そう(笑) オーレリーは身のこなしが美しく、二人ともマイムがわかりやすい。
パリオペ版は、侍女の衣装も豪華。

2幕、ガムザッティとソロルの婚約を祝う宴。
1幕はマイムが多かったけど、ここから踊りの洪水です。
ラジャ、ガムザッティ、ブロンズアイドルが神輿で担がれて登場。
ソロルは象(インドだから?)に乗って登場。虎も出てきます。
まずは扇の踊り。男性コールドが加わります。
オウムを持った踊りの後、女性ダンサー4人の踊り。

ここで、ブロンズアイドルの踊り。子役ダンサー付き。
テンポは遅めで、エレガント路線?振付はマカロワ版のが好きかも。
水瓶の踊りは、かわいい♪メリハリのある動きが印象的。
お祭りっぽいインドの踊りのリードは、Julien MeyzindiとSabrina Mallem
緑の衣装が派手なパ・ダクシオン。

ソロール&ガムザッティのPDDでは、アダージョで男性2人が加わって
パドトロワ2組と一緒に踊って華やかに。
二人とパドドゥをしなければならないソロル役は、大変そうですが
(しかも怪我人続出で相手役が何人も変わってるし)
一日で合わせたとは思えないサポート。
再び4人の踊りの後、ソロルのヴァリアシオン。丁寧な踊りだけど
5月に観たワシリエフが豪快すぎたせいか、あまりインパクトはなかった。
ガムザッティのヴァリアシオンの後 、女性コールドが加わる。
イタリアンフェッテはないけど、こっちの方が難しそう。
コーダで盛り上がって、リハーサルしてないとは思えない出来!

オレンジの衣装に着替えたニキヤが登場。ヌレエフ版は、衣装がカラフル。
悲しみで踊るオーレリーばかり映って、ジョシュアの演技がよく見えなかった。
音楽にのった花籠の踊り、ABT版にはないけど好き。
ガムザッティの仕掛けた毒蛇に噛まれたニキヤに駆け寄ろうとするソロル。
ラジャにとめられ、ガムザッティに引き戻されます。ヌレエフ版でもソロルは優柔不断だ。
ヌレエフ版は神殿崩壊がないせいか、ニキヤがガムザッティを指差すシーンあり。
背を向けたソロルを見たニキヤは、大僧正からの解毒剤を拒否して絶命(涙)
ソロルがニキヤに駆け寄り抱きしめ、2幕終了。

3幕、後悔するソロルのヴァリアシオン。細かいステップを踊りこなします。
キャンドルダンス(インドの踊りのダンサーたち)の後、アヘンを吸ったソロルの幻覚
影の王国、32人のコールドが絶品です☆背景は、インドの森?
上からのカメラワークで、美しいフォーメーションが見られました。
Three shades(エロイーズ・ブルドン、シャルリーヌ・ギーゼンダンナー、オーレリア・ベレ)が
登場してワルツ。

やっとソロルらしい衣装でソロの踊り。フワリと宙に浮く跳躍。
チュチュに衣装替えしたニキヤとのアダージョ。ここからの踊り&音楽はお気に入り。
神々しいオーレリー、一つ一つのパが美しく音楽とピッタリ合った踊り。
ジョシュアもエレガント。Three shadesのヴァリアシオンも素晴らしかった。
特に第一ヴァリアシオンが好み。神秘的なヴェールのアダージョ
コーダで盛り上がって、フィナーレ とあっと言う間で
オーレリーの存在感と音楽性に引き込まれました。

ヌレエフ版は影の王国で終わってしまうので、余韻はあるけど
マカロワ版の方がストーリーが完結するので、すっきりするカンジ。
衣装とセットは豪華。男性群舞が豊富な構成も◎

公演後のエトワール・ノミネートシーンも上映してくれた♪
パリエロはアルゼンチン出身で、16才でチリのNacional Ballet of Santiago de Chileに入団。
ソリストになった2年後コンクールで受賞して、ABTとの契約が決まっていたそうですが
パリオペのオーディションを受ける。結果ダメだったのでアルゼンチンに帰国して
アメリカ行きのビザを取得しに大使館に行く日
パリオペから、空席が出た と連絡があり入団 という経歴。
オペラ座学校出身でないので苦労もあったと思いますが、今後の活躍が楽しみです。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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