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Mariinsky Theatre’s The Nutcracker In 3D

マリインスキーバレエ 「くるみ割り人形」3D を鑑賞。
2011年収録されたワイノーネン版で、マリインスキー劇場での初演120年を記念
ゲルギエフ芸術監督就任25周年プロジェクトとして、アメリカの映画館でも上映
そういえば、以前「ジゼル」3Dも上映してたのよね。(見逃したけど)

Clara the Princess: Alina Somova
Nutcracker Prince: Vladimir Shklyarov
Young Clara: Alexandra Korshunova
Stahlbaum: Vladimir Ponomaryov
His wife: Alexandra Gronskaya
Luisa: Alena Mashintseva
Franz/Nutcracker: Pavel Miheyev
Drosselmeyer: Fyodor Lopukhov
The Mouse King: Soslan Kulaev


「くるみ割り人形」初演は1892年、プティパが振付ける予定が病に倒れ
代わりに弟子イワノフが完成させるも不評。
後世の改訂版の基となったワシリー・ワイノーネン版初演は、1934年。

原作が、ドイツ人作家ホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」(1816年)なので
舞台は、19世紀のドイツ。
クリスマスイブ、シュタールバウム家に招待客が次々とやって来ます。
粉雪が舞うのがいいカンジで、クラシカルな衣装。ルノワールの絵画に出てきそうな子供達。
最後にドロッセルマイヤー演じるフョードル・ロプホーフが家に入っていきます。

1幕、シュタールバウム家の居間にやって来たドロッセルマイヤーは
持ってきたくるみ割り人形をピアノの上に置いて、ハンカチで隠します。
行進曲にのって、子供たちが広間に入って来て踊ります。
さすがワガノワバレエ学校の生徒達は、エレガント。
縦巻きロールのカツラがかわいい♪
ドロッセルマイヤーおじさんを見つけて、喜ぶクララ。
クララも子役で、アレクサンドラ・コルシュノワは愛らしい演技。
大人たちも踊った後、ドロッセルマイヤーは子供達に人形劇を見せます。
もっと見せて~ おねだりされたドロッセルマイヤーは
子供たちをピアノの方へ誘導するも、くるみ割り人形には気づいてもらえず。

それでは とツリーの方を指差すとアルルカン(道化人形)がいます。
ネジを巻くとコンスタンティン・イフキン演じるピエロが、跳びはねて踊り
子供たちは大喜び。
次に、箱からバレリーナの人形が現れて、少女人形の踊り。
そして、丸い箱からムーア人形が飛び出して威勢よく踊るアレクセイ・ポポフ。
もっと見たい!と子供達に大人気のドロッセルマイヤーは
ピアノの上に置いてあったくるみ割り人形を見せて、くるみを割って食べさせます。
が、たいして喜ばれず。
クララだけが、くるみ割り人形を気に入ります。
くるみ割り人形を持ってクララとドロッセルマイヤーが楽しく踊っていると
フランツが邪魔しに入って、人形を引っ張り頭がとれてしまいます。
クララが悲しむとドロッセルマイヤーがすぐ人形を元通りに修理してくれました。
ワイノーネン版は、ドロッセルマイヤーがけっこう踊るんですね。

グロースファーターの踊りの後、フクロウの柱時計が10時になり
招待客が帰って行きます。
子供達も寝る時間になり、クララはくるみ割り人形と一緒に眠りにつきます。

2幕、広間のツリーの下に、ネズミとの闘いにそなえたくるみ割り人形がいます。
くるみ割り人形は、さっきフランツ役だったパーヴェル・ミハイエフ。
時計が12時を告げると、ネズミが姿を現します。
けっこう躍動感があるネズミたち。

隣に寝かせたはずのくるみ割り人形がいなくて、探しにやって来たクララは
くるみ割り人形が立ち上がり剣をかざして、お城の中へ入って行き
ツリーがどんどん大きくなって(クララが小さくなって)ビックリします。
ネズミたちがひれ伏すと、マントをつけたMouse Kingが登場(笑)
兵隊人形とネズミ軍の戦いの始まり~
指揮官くるみ割り人形とねずみの王様が一騎打ちをしてる時
クララがスリッパを投げて助けると、ねずみの王様は倒れてネズミ軍は撤退。

ドロッセルマイヤーが登場して、二人を王女と王子の姿に変えます。
ここで、主役のソーモア&シクリャローフが登場。
パ・ド・ドゥの音楽も踊りもお気に入り♪ソーモア、元気なクララだわ。
シクリャローフは優しげで、おとぎの国の王子様キャラにピッタリ。
2人の並びも合ってて美しい世界に浸れます。

雪が降ってきて、雪の精の群舞。幻想的で美しい☆
リードは少女人形を踊ってたヤナ・セリーナワレリア・マルチニューク
腕についてる小さなポンポンが雪を象徴しているよう。

The Nutcracker1
マリンスキーでも幕間のカーテンコールがあるんですね。

3幕、クララとくるみ割り王子は、途中で蝶と踊ったり
コウモリに襲われながらも、夢の国に到着~
パステルカラーのセットで、ここからストーリー展開はなく踊りの洪水。

スペインの踊りは、ナデシャーダ・バトエヴァ&デニス・ザイネットディノフ。
アラビアの踊りのエレーナ・バジェノヴァは、しっとり艶っぽい。
中国の踊りは、雪の精のマルチニュークとグリゴリー・ポポフ
トレパックはポリーナ・ラサディナ、クセーニャ・ロマショワとミハイル・ベルディシェフスキで
ロシアの踊り。それぞれ民族色のある踊りと衣装で楽しめます。
あし笛は子役パドトロワで、女の子二人は堂々とした踊り。
男の子は頑張ってる感があって初々しい。

それぞれの騎士に支えられた花の精の優雅なワルツの後
クララとくるみ割り王子の華やかなグラン・パ・ド・ドゥ
四人の騎士(ズヴェーレフサーフィンヤングラゾフエルマコフ)を従えて
眠りのローズ・アダージョっぽいカンジ。白カツラはロシアの伝統なのでしょうか。
リフトされまくってポーズを決めてたソーモワ、姫オーラ全開でした。細いのにパワフル。
シクリャローフのソロも見応えあり。10月のガラでも思ったけど
イワンと仔馬」で観た時より貫禄が出てきた?
金平糖の精の踊りは、ファンタジー溢れるチェレスタの響き。
コーダで盛り上がった後、全員で賑やかにワルツ。

クララの寝室。夢から目が覚めたクララが余韻に浸りながらくるみ割り人形を抱きしめて幕。
The Nutcracker2

この演目が人気作品になったのは、チャイコフスキーの音楽によるところが大きいですね。
ゲルギエフの演奏、良かったけどアップ映像が多すぎ~
古典的な振付と衣装で、Dreamingなバレエ。
個人的には、バランシン版ラトマンスキー版よりも気に入りました♪
DVDも発売されるよう。

☆来年2/14に「白鳥の湖」3Dを映画館で生中継するそうです。
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テーマ : ニューヨーク - ジャンル : 海外情報

コメント

No title

ゲルギエフのアップはあまり見たくないですね!

アルページュさま

ゲルギエフ、演奏は素晴らしかったんですけどね。
序曲などダンサーが踊ってない時に映すのですが、カメラもっと引いてくれてもいいのに(笑) ドアップ映像が多くて、夢の世界から現実に戻されました。。。



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