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Neumeier's Nutcracker(Bavarian State Ballet)

ワイノーネン版に続いて、The Nutcracker第2弾
12/13(木)現地時間19時半から、ミュンヘン・バレエ
ノイマイヤー振付「くるみ割り人形」をインターネット生中継。
主役は、ゲストのポリーナ・セミオノワ

http://www.bayerische.staatsoper.de//tv

Stage Direction and Choreography: John Neumeier
Bühnenbild und Kostüme: Jürgen Rose
Music: Peter I. Tschaikowsky
Conductor: Valery Ovsianikov

Konsul Stahlbaum: Vittorio Alberton
Frau Konsul Stahlbaum: Zuzana Zahradníková
Marie, ihre Tochter: Katherina Markowskaja
Louise, ihre Schwester, eine Ballerina: Polina Semionova
Fritz, ihr Bruder, ein Kadett: Ilia Sarkisov
Ballettmeister Drosselmeier: Tigran Mikayelyan
Günther, Anführer der Kadetten: Maxim Chashchegorov


ノイマイヤー版のくるみ割り人形は、通常のストーリーとは違って
誕生日にトウシューズを贈られたマリーは、バレエに憧れる少女で
ドロッセルマイヤーはバレエ教師 と言う設定。
ミルウォーキーの子供時代、バレエに憧れたノイマイヤー自身を表しているとか。

1幕、マリー12歳の誕生日Party。出だしを見逃してしまい
見始めた時、既にマリーがくるみ割り人形を持っていたのですが
どうやらギュンターからプレゼントとして贈られたよう?
兄フリッツは士官で、兄の友人もパーティーに招待。
緑の軍服姿で踊る男性陣の中、ギュンターが一人白の軍服で目立ってる。
ギュンター役マキシム・チャスケゴロフは、端正な踊りで
姉ルイーズのBFのよう。マリーは大人なギュンターに一目惚れ?
カテリナ・マルコフスカは小柄&童顔で、お茶目なマリー役がピッタリ。

マリーの姉ルイーズは宮廷劇場のバレリーナ という設定で
セミオノワが優雅に演じます。赤いドレスが素敵で、たて巻きロールがかわいい。
バレエ・マスターのドロッセルマイヤーを連れてパーティーに出席。
ドロッセルマイヤーは、マリーにバレエシューズを贈ります。
ティグラン・ミカイェリャン演じるドロッセルマイヤーは、ちょっとナルシストで
カマっぽいキャラ?ギュンターとのかけ合いもユーモアたっぷりで面白い。
上手く踊れないマリーにバレエを教えたくて仕方がないカンジ?
この版の主役はドロッセルマイヤー? と思わせるほど、全編通して踊りまくる。

2幕、マリーの夢。
招待客が帰った後、マリーは居間に下りてトウシューズを履いてみる。
くるみ割り人形を抱いていつの間にか眠ってしまい、夢をみます。
通常クリスマスツリーが大きくなる壮大な音楽で、バレエスタジオが現れる。
照明の使い方がいいですねー
レッスンバーでバレリーナたちを眺めるマリーは、ドロセルマイヤーの導きで踊る。

ソリストに姿を変えた憧れのギュンターとマリーのPDD。
マクミランっぽいリフトが多用されて、夢心地のマリー。
踊り終わった二人は、下手からルイーズの踊りを眺めます。
ドガの絵画にでてきそうな雰囲気のセミオノワ(筋肉はすごいけど)
ドロッセルマイヤーが指導しながら、ルイーズとPDDに。眠りの曲だっけ?
古典っぽい振付でしっとりと美しいアダージョ、素晴らしくて見とれてしまった。
女性ダンサーたちが登場して、雪のワルツの音楽。雪は降りませんが
真っ白い衣装のダンサーたち。レッスン風景に見立てた構成がよくできてます。
ペア3組を指導するドロッセルマイヤー、群舞、ギュンターとマリーも加わって
最後にルイーズも踊って盛り上がる。

インターミッション挟んで三幕、オケピットから梯子でドロッセルマイヤーとマリーが登場~
ドロッセルマイヤー主催ガラ公演?で、各国ダンスを披露する という設定。
わくわく感が伝わる。
花のワルツではマリーも指導されながら踊って、イタリアンフェッテを披露。
ドロッセルマイヤーが真ん中で目立って踊る。先生なだけあって上手。
ソリストはぺア4組。フィニッシュのリフトで、1組がポーズを決められず
すぐに下ろしてしまったのが残念。。。

スペインの踊りは、ドロッセルマイヤーも加わた男女3組の踊り。
カッコいい振付でドンキっぽい。
アラビアの踊りはPDD。ファラオのようで男性ダンサーは生足。ちょっと硬かった?
タンバリンを持ったエスメラルダ&道化6人の楽しい踊り。
中国の踊りは日本人ダンサーなのかな。河野舞衣さん?ドロッセルマイヤーとのPDD。
鳥らしく跳ぶ振付。
4組登場して葦笛の踊り と思ったら女性ダンサーだけで、1拍ずつ遅らせる振付。
男性パ・ド・カトルも1拍ずつ遅らせる振付で、最初のダンサーは休憩できなくて大変だな
と思ったら、そのダンサーが最後にミス。
ドロッセルマイヤーとマリーが二人で踊った(ジーグ?)後
トレパック(ロシア)は、3人の士官が盛り上げました。

ハイライトのGPDD。ボルドー色の衣装のルイーズ&ギュンターのアダージョ。
リフトが多いので大変そう。カメラもっと引いてほしかった。。。
ギュンターのソロの後、マリーが金平糖の精を可憐に踊ります。
細かいステップのルイーズのバリエーション、コーダで盛り上がって
全員で終幕のワルツ。

夢の世界に別れを告げて、くるみ割り人形と眠るマリーだけになります。
起こされて二階に上がり、ドロッセルマイヤーが一人残って幕。
やっぱドロッセルマイヤーが主役だったのか?

音楽はほとんど「くるみ割り人形」だけど、クリスマスのお話でないし
ツリーもネズミも出てこないので、全くの別物 として見た方が楽しめるかも。
ノイマイヤーらしく劇進行がしっかりしていて、舞台美術や衣装はシック。
子役は出てこないけど、子供の頃のような夢見る気持ちを思い出させる作品です。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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