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ミハイロフスキー・バレエの「くるみ割り人形」

グリゴローヴィチ版に続いて第4弾、ミハイロフスキー・バレエの「くるみ割り人形」がネット中継。

12月21日現地時間19時から

Masha: Sabina Yapparova
The Nutcracker: Denis Tolmachov
Prince: Mikhail Sivakov

http://mikhailovsky.ru/en/events/live/

www.paraclassics.com

1996初演Nikolay Boyarchikov振付。ボヤルチコフ版の主役は、くるみ割り人形なのか
大人のダンサーがずっと演じて踊りまくる。王子の存在は、薄いかも?

道行きで、黒い箱の中に人形役のダンサーがいて
ドロッセルマイヤーが踊る後ろから、サポートするのが面白い。

1幕、グリゴローヴィチ版と同じで、子供役も大人が演じます。
マーシャ役サビーナ・ヤパーロワは、プレゼントに貰ったブルーのドレスに
行進曲の途中で素早く着替える。
ずいぶん細長いツリーが舞台中央にあり、上手にある柱時計もしょぼいちっさい。
ドロッセルマイヤーの人形芝居がなくて、その音楽でドロッセルマイヤーの踊り。
けっこう長いソロでコミカル路線?ツリーの後ろからピエロ(袖が長くて踊りにくそう)と
コロンビーヌ(かわいい!)を出してきて、二人の踊り。途中からPDDに。
ムーア人の踊りはなくて、その音楽でくるみ割り人形が踊る。なるほどー
この踊り、いいですね。トルマチョフの人形の動きが素晴らしい~
ドロッセルマイヤーとくるみ割り人形とマーシャのパドトロワの振付も良い。

招待客が帰り、マーシャがろうそくを持って広間に来てソロの踊り。
ツリーの後ろに隠しておいたくるみ割り人形を確かめると、椅子でうたた寝。
ドロッセルマイヤーが現われて、ネズミたちがやって来る。
ネズミにしてはオシャレなタキシードっぽい衣装が、カッコいい。
目覚めたマーシャは、ネズミたちからくるみ割り人形を守ります。勇敢なマリーのソロ。
くるみ割り人形のソロの後、端正なねずみの王様が登場。
ピエロとコロンビーヌが心配する横で、ネズミ対人形軍の戦いに。
くるみ割り人形が不利になり、マーシャがろうそくを投げたよう?
ピエロとコロンビーヌは、ネズミたちに連れ去られたのか
マーシャが気を失ってる間、くるみ割り人形と王子が入れ替わる。
王子なのに、人形っぽくカクカク動いて登場。

王子とマーシャのPDD。シヴァコフは、白カツラが似合わないのか
見た目あんまり王子っぽくないけど、軽々とリフト。
この王子はマーシャの幻想のようで、幸せそうに演じるヤパーロワ。
王子は踊り終わると、またくるみ割り人形と入れ替わる。

マーシャ&くるみ割り人形のユニゾンの踊りの後
雪の精。ロマンチックチュチュを短くしたようなハンパな長さ。
マーシャ&くるみ割り人形も一緒に踊ります。この2人、1幕でとにかく踊りまくる!
1幕後のカーテンコール、やっぱりロシアでは普通なんですね。

2幕、この版ではマーシャ&王子は船には乗らず。
紗幕奥で人形たちの踊り。ネズミたちに囚われたピエロとコロンビーヌが運ばれて
マウスキングが踊り、ネズミたちがいったん去って
ドロッセルマイヤーが現れ、派手なソロを踊る。入れ替わりに
ピエロとコロンビーヌを助けにやって来た?マーシャ&くるみ割り人形のPDD。
再びネズミたちと闘い勝利したくるみ割り人形。マーシャとユニゾンの踊りの後
王子とまた入れ替わる。マーシャは王子にリフトされて捌けていき
紗幕が上がって、ディベルティスマンの踊り。

元気で伸びやかなスペインのPDD。ドンキっぽい?
この版のディベルティスマンは、小道具を使った踊りが多くて
踊り終わりと始めに他の人形たちも登場して、バックダンサー化します。
アラビアの女性ソリストが良かった。布を持った女性4人もエキゾチックな踊り。
中国は男女ペア。ドラゴンの棒を女性が振り回して男性に絡むのが面白い。
ロシアは男女2組。竿を立てた男性と交代で支えて踊る男性
竿に結わえられたリボンの両端を女性2人が持ってクルクル踊る。
パストラル(葦笛)はパドトロワで、手に持ってるブランコみたいなのは何?
フランスだから、愛の三角関係?? 
この版では登場が多いピエロ&コロンビーヌが、助かった喜びの踊り?
バックで各国の人形たちも踊ります。

花のワルツは男女とも白カツラでピンクのリボンつき。4組のソリストがいて
リフトを多用した振付。華やかで舞踏会っぽいカンジ。

ワイノーネン版のように、花のワルツのカヴァリエ4人もGPDDで踊ります。
少女から姫へと変身した白いチュチュのヤパーロワは、凛とした踊り。
華奢なのにスタミナがあり、しゃちほこリフトの背筋がすごい。
シヴァコフは丁寧な踊りで、気合入ってた。

ラストワルツの後は、人形たちや花のワルツのコールドが通り過ぎ
王子にリフトされたマーシャが部屋に戻ってツリーの向こうに消えて
ドロッセルマイヤー&くるみ割り人形が再登場して、めでたしめでたし?

グリゴローヴィチ版もそうだったけど、人間がくるみ割り人形を演じて
大きいから、最後に抱きしめたりできないのはわかるけど
マーシャは夢から目覚めないんですね?珍しいエンディング。
ドロッセルマイヤーの役割って、何だったんだろう。。。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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