La Bayadère (Bolshoi Ballet)

1/27に上演されたボリショイ「ラ・バヤデール」を映画館で鑑賞。
ロシアのカンパニーなのに、なんでタイトルが「バヤデルカ」ではないんだろう?
La Bayadère1
ライブ中継 ということで、ザハロワ&アレクサンドロワの豪華キャスト☆

Nikia: Svetlana Zakharova
Dugmanta, Rajah: Alexei Loparevich
Gamzatti, His Daughter: Maria Alexandrova
Solor, the noble warrior: Vladislav Lantratov
The High Brahmin: Andrei Sitnikov
Aya, Slave: Anastasia Vinokur
Dance with Drum: Anna Antropova, Vitaly Biktimirov, Igor Tsvirko
The Bronze Idol: Denis Medvedev
Manu (Dance with Jug): Maria Prorvich
Scene “Shadows” First Variation: Anastasia Stashkevich
Second Variation: Anna Tikhomirova
Third Variation: Chinara Alizade


舞台の流れはヌレエフ版とほぼ同じ。ってこっちのが先だけど。
グリゴローヴィチ版の新演出だったのか、神殿崩壊はなくて(昔はあったらしい)
ソロルが中途半端な回想をして終わり?という??なラスト。。。

1幕、寺院前。上手奥に黄金仏像あり。虎は出てこない
マグダヴェーヤ役アントン・サヴィチェフは、しょっぱなから全開で軽やかなジャンプ。
ニキヤのベールをかぶる意味は、ニキヤへの憧れ?
存在感があり、スタイル良くていい体してる~ 
半裸&生足、ロン毛の苦行僧たちの踊りも、ボリショイだとカッコよく見える。
ABTもあっさりした衣装・メイクだといいのに。

ソロルは若手期待のホープ、ラントラートフが柔軟に跳びまくってた。
ターバンは似合ってないけど、エレガントで
戦士 と言うよりもプリンスっぽい。
二人の大御所相手に大健闘で、若干押され気味でしたが頑張っていた。

マグダヴェーヤが見守る中、愛に溢れるPDD
ザハロワは、ちょっと痩せすぎ?子供産んだとは思えない細さ。。。
クラシックチュチュだといいけど、1&2幕の衣装だと肋骨が見えて気になってしまう。
凛とした神聖な巫女で、背中のしなりが美しくしゃちほこリフトが決まってた。

ラジャの宮殿、ガムザッティ登場。アレクサンドロワは、キラキラ輝く女王様オーラと
ゴージャスさでハマリ役☆頑丈そうな脚で、キレのある踊り。
画面からはみ出そうな勢いあり!
ジャンペの踊りでは、ユリア・ルンキナとスヴェトラーナ・パブロワが
エビ反りジャンプしまくり。

ニキヤと奴隷のPDDでは、薄水色に衣装替えしたザハロワ。背筋がすごい。
セクシーな奴隷役ロドキンは力強いサポートで、ラストは直立リフト。

ラジャに呼ばれて、娘ガムザッティと結婚させる と言われるソロル。
ラントラートフは、拒絶したい素振りを見せるけど
ガムザッティを見た途端、あまりの美しさに呆然とする演技が◎
愛するニキヤと、目の前に現れた美女とラジャへの忠誠心で
揺れ動く葛藤が表わされていた。

マイムが踊りの中に組み込まれていて、ガムザッティが婚礼を夢見て
ソロルがニキヤに愛を誓った と知って感情的に踊ったりする。
赤&ピンクに衣装替えしたニキヤを呼びつけて、火花散らす女の争い
ニキヤも負けずにガムザッティを刺そうとして、二人とも気が強そう。

2幕、婚約式。まず扇の踊り。子役ダンサーや槍を持った男性ダンサーも加わる。
オウムの踊りの後に、女性ダンサー4人の踊り。
ブロンズアイドルはデニス・メドヴェージェフで、子役ダンサー付き。
あまり金ピカでないけど、ゴールドのビキニパンツがすごい。。。
マヌーは、アンナ・レベツカヤ(予定されてたフィーリン夫人マリーヤ・プロヴィチから変更)
子役付きで、可憐でかわいい~
ボリショイ と言えば太鼓の踊り。情熱的で観客をワクワクさせて盛り上がる。
アンナ・アントロポヴァとヴィタリー・ビクチミロフが、カッコいい!
躍動感があって、よく足が上がるなー
幕間バックステージで太鼓を放り上げる練習をしてた太鼓隊長
イゴール・ツヴィルコが、熱くてはじけてた☆

パダクションでは、艶やかなアレクサンドロワ。ピンクのチュチュが素敵。
ラントラートフとユニゾンの振りも絶妙で、揃っていた。
アダージョでカリム・アブドゥーリンとイワン・アレクセーエフが加わって
パドトロワ2組になり、しっとり。ラブラブなソロルはニキヤのことを忘れたのか?

ソロルのバリエーション、豪快に跳んで品もある。
ガムザッティのヴァリエーション、大きな踊りで素晴らしい~
貫禄たっぷりの女王様で、とどめのコーダではソロルよりも勝ってしまってた。
音楽のテンポが速い高速フェッテ!

マグダヴェーヤが心配そうに見守り、悲しみ溢れるニキヤ奉納の踊り
赤のビキニ&パンツの衣装で、ガムザッティの強さに対比して儚げで同情をそそる。
ラジャの言いつけで花籠が渡され、毒蛇に噛まれるニキヤ。
事態を予期していた大僧正が、解毒剤を差し出すも
ガムザッティとイチャつくソロルに絶望したニキヤは、拒否して息絶える。
絶命したニキヤを見て嘆いたソロルは、その場から走り去る。
カーテンコールで、ニキヤが生きてるのがおかしなカンジだった(笑)

3幕、部屋に駆け込んできて現実逃避にアヘンを吸うソロル。
苦行僧のキャンドルダンスの後、ソロルはニキヤの幻影を見る。
4つの傾斜を降りてくる32人の影の王国が、素晴らしかった!
先頭ダンサーは、何10回もアラベスクを繰り返すので大変だけど
まるで一人のダンサーが幾重にも重なってるように幻想的で、溜息もの。
上からのフォーメーションも美しい。
Three shades(スタシュケーヴィチ、チホミロワ、アリザーデ)が登場して優雅にワルツ。

苦悩するソロルのソロ、ラントラートフかっこいい~
ザハロワとの神秘的なPDD、音もなく跳んで脅威のバランス技。
ラストのポーズのホールドの長さ!
Three shadesは、スタシケーヴィチもクールだけど
やっぱりチホミロワの雄大な踊りが好きかも。

ヴェールでは、タイミングを合わせにくかったのか?
オケのテンポが早くて、ちょっと踊りにくそうだった。
コーダでは盛り上がって、ザンレール6連続決めたラントラートフ
ザハロワは早送りのようなターン、あの細さでよくスタミナ持つなぁ。

ラストは、夢から醒めたソロルがニキヤの幻影を求め嘆き倒れて幕。
神殿崩壊があった方が、ドラマチックなボリショイに合ってるのにな。
La Bayadère4
グリゴローヴィチ版は、男性ダンサーの振付がカッコいい。
脇役陣の踊りもそれぞれ素晴らしく、シンプルだけど煌びやかな衣装も素敵。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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