Cheri@Signature Theater

舞台復帰したフェリ主演の「Cheri」を観に、Signature Theaterへ。
Cher2

コレット「シェリ」を基にした舞踏劇。
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映画では、ミッシェル・ファイファーとルパート・フレンドが演じていました。
Cheri7

Cheri: Herman Cornejo
Lea: Alessandra Ferri
CHarlotte: Amy Irving


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Photo by Joan Marcus
Cheri8
貴族たちを相手に、ココット と呼ばれた美貌と教養を兼ねそなえた高級娼婦が
パリを華やかにしてたベルエポック時代。
50歳を迎える元高級娼婦レアとシェリ(いとしい人)と呼んでいる
息子ほど歳の離れたフレッドとの恋物語で、とてもフランス的。

上演時間は65分、294席しかない劇場がギッシリ。
ピアニストSarah Rothenbergの演奏が始まり、上手にあるベッドで絡む二人。
(かなりアダルトでR指定)
シェリの母親シャルロットを演じる女優エイミー・アーヴィングの
モノローグでストーリーが語られます。
レアのもと仕事仲間でライバルだった友人シャルロットは、手を焼いてた放蕩息子を
レアに預けると、ほんの数ヶ月のつもりだった二人の関係が6年続く。

小説の冒頭シーンと同じく、真珠のネックレスをレアにねだるシェリ。
子供のように我儘で傲慢、若い恋人シェリとの楽しい日々
シャルロットがお膳立てしたコレットの金持ち娘と結婚するシェリとの別れ
レアは大人の女性の分別で潔く送り出すが、6年もの歳月は思ってた以上に重く
失って気がつく思いと孤独。
再会の悲劇、レアのもとに戻って追いかけるシェリだったが
レアが愛情を表した瞬間、シェリにとって彼女が特別の女性ではなくなるのが切ない。
ラストは「シュリの最後」、戦争から帰還した空虚なシェリが
失われた時を求めて崩壊する。。。

ちょうど鏡の前で最前列ドアップで鑑賞したので、情感たっぷりのフェリの演技を
じっくり堪能できて感動☆
フェリの美しい脚や背中のしなり、息遣い、繊細な表現力
窓際に佇むだけで物語るひとつひとつの動作に、見入ってしまいました。
難しい役どころのエルマンも、予想以上に演技が上手くてビックリ!
アイスダンスのようなローテーションリフト、ラスト見せ場ソロも回転しまくり
初めてカッコこよく見えて、惚れ直してしまった。

シンプルな舞台美術もセンスが良く、音楽と融合した二人の踊りが甘美で
印象画の絵画のように美しい~
素敵なひとときでした♪

劇場も綺麗で、開演前にライブ演奏をしていたcafeも◎

Cheri5
Photo by Joan Marcus

Cheri6
Photo by Kent Becker

リハーサル写真、プレビュー動画はこちら、New York Timesのレビューはこちら
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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