Shakespeare Celebration

ABT最終週は、シェークスピア生誕450年記念で「The Dream」と「テンペスト」
Shakespeare2
原作を圧縮して、1幕バレエに。「The Dream」のストーリーは、こちら
Shakespeare1

Titania: Gillian Murphy
Oberon: Cory Stearns
Puck: Herman Cornejo
Hermia: Stella Abrera
Lysander: Jared Matthews
Demetrius: Grant DeLong
Helena: Adrienne Schulte
Bottom: Blaine Hoven


Dream1
アテネ郊外の森、妖精達の踊りを見る妖精王オベロン。妖精の女王タイターニアと子供を取り合う。
オベロン役をDavidが演じる予定が、代役でCoryに。。。
コールドのフォーメーション変化が面白いけど、ちょっとドタドタしたカンジ。
オベロンに呼ばれて妖精パック登場。コルネオのシグネチャーロール☆
軽々跳びはねて、ユーモアたっぷりに演じ見事でした。
人間カップル2組、駆け落ちしたライサンダーとハーミア
(ハーミアの父は娘とデメトリアスを結婚させようとしていた)
二人を追うデメトリアスとデメトリアスに恋するヘレナ。
眠っている瞼に蜜をたらすと目覚めて最初に見た相手に恋する
花をパックに摘みに行かせる。

妖精たちとタイターニアの踊り。コーラス付きで幻想的。
タイターニア役ジリアンは女王様っぽく、脚力が強いのでアシュトンが合ってる。
軽快なフットワークで、細かいステップをこなしていました。
蜘蛛の巣の精はNicole Graniero、豆の花の精はコープランド
蛾の精はルチアーナ・パリス、辛子の種の精はジェンマ・ボンド。
眠ったタイターニアに花の蜜をかけるオベロン。
Cory君は急遽代役でリハする時間がなかったのか、出だしはshaky
演技面は良かったです。
デメトリアスとヘレナをくっつけようとオベロンに命じられたのに、パックが間違えて
花の蜜をライサンダーに垂らし、そこに躓いたヘレナをライサンダーが好きになり
複雑な四角関係になるドタバタ。

のどかな音楽で、芝居の稽古にきた職人たちが登場。(稽古場面はほとんどない)
パックが、職人ボトムの頭をロバに変えてしまう。
英国バレエ(アシュトン)お約束のかぶりもので、ボトムがコミカルに踊る。
ボトムに恋するよう仕向けられたタイターニアが目覚め
ポワントで踊るロバとのPDD。ロバに恋するタイターニアもかわいい。
他の妖精たちもやって来て、花をかけてもらったロバと楽しく踊り
再びボトムと眠りにつくタイターニア。

オベロンが デメトリアスに蜜をかける
目覚めてヘレナを好きになって、ライサンダーと二人でヘレナを取り合う。
親友に恋人を奪われたハーミアはヘレナを怒り、男二人は決闘になる。
ここの振付がよくできていて、音楽とも合っている。
ストーリーを語る演技で、トリッキーな動きを上手くこなしていた。
オベロンが霧を湧かせ(スモーク焚きすぎ)
二組の恋人たちが幸せな目覚めを迎えられるよう取り計らう。

人間カップルを眠らせた後、見せ場。パックと4人の妖精、オベロンも踊って盛り上がる。
一番好きな場面で、とってもアシュトンな振付。コルネオが風のような回転や跳躍でブラボー☆
目覚めたタイターニアは、少年を譲ってオベロンと仲直り。
結婚行進曲が奏でられ2組のカップルが結ばれて、ボトムも人間に戻る。
クライマックスは、オベロンとタイターニアの抒情的なPDD
音楽がゆったりしてるわりには、細かい振付。
再びコーラスで、妖精たちと踊るオベロンとタイターニア。
人間カップルは結ばれ、パックは跳びまくり、ボトムも喜び
タイターニアとオベロンはラブラブで、めでたしめでたし。
Dream6
メンデルスゾーンの音楽が美しい。大胆に一幕にまとめて(シーシアスとヒポリタは省略)
軽快で楽しく、エンターテイメント性のある演目です。
Dream5
照明が暗いので、舞台近くの席で見る方が良いかも。
Dream4
目のさめるような跳躍を決めていたコルネホ
Dream3


インターミッションはさんでThe Tempest、ストーリーはこちら。コーラス付き。
Tempest5

Prospero: Marcelo Gomes
Ariel: Daniil Simkin
Caliban: James Whiteside
Miranda: Sarah Lane
Ferdinand: Joseph Gorak


Tempest7
プロスペロー役マルセロは存在感があり、威厳があって良かったです。
国を追われて、魔術の研究に明け暮れたとは思えない貫禄。
エアリエル役シムキンは、やっぱり上手い!軽やかな妖精で演技も上手い。
音を一つずつ刻むような振付で、彼の身体能力が生かされていた。
怪鳥ハーピーの羽を動かす人が後ろにいたのね。。。

Tempest6
キャリバン役ジェームスは昨年より良くなっていた。ラストはワイルドに魔術書を破る。
悪役が合うので、来年イアーゴ役を希望。

Tempest3
プロスペローの策略で、ナポリ王子ファーディナンドはプロスペローの娘ミランダと恋に落ちる。
父プロスペローはヒッピーのような衣装なのに、一緒に追放された娘はなぜかコギレイな衣装。
レーンとゴラックのPDDは、ラブリーで良かった。前髪を下ろしたゴラックも素敵。

全体的に、昨年と比べてダンサーたちの振付がこなれたカンジに。
コールドの振付が面白くて、ラトマンスキーっぽさが出ていた。
Tempest1
ダンサーたちがセットを動かしたりするけど、ご馳走を見せて消すシーンがなくなったような?
シーズン最終日のダンサーが多かったのか、2演目とも良い出来でした。
Tempest2
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コメント

こんにちは!

こんにちは、Ballet bearです。
すみません記事に気づいてませんでしたf^^;
とても楽しく拝見しました☆

>父プロスペローはヒッピーのような衣装なのに、一緒に追放された娘はなぜかコギレイな衣装。

受けました~^o^ 確かに親子でなんでこんなに落差があるのでしょう
でもゴメス、そんな格好でも威厳あるのですね。
本格的に踊るシーンが少なそうなイメージですが、見てみたいです。

Ballet bearさま

かなり時間が経ってから書いたのですが、ゴメスがファーストキャストだったのでご紹介しておこうと思って。
ワイルドな雰囲気で良かったです。上半身が見えるのも◎
プロスペロー役が物語の中心にいるのでけっこう踊るけど、1幕バレエなのであっと言う間に終わってしまうかんじです。

ありがとうございます!

まあっ、お気遣いどうもありがとうございます!
上半身見えるのいいですね~^^
去年コンラッド役を見たとき、シャツの前をがばっとあけてて、逞しい胸や腹筋が丸見えで眼福のときがありました。

プロスペロー、けっこう踊るのですね!
それはますます見たいです~
1幕といわず、3幕ものにしてほしいですね☆

No title

昨年は、海賊を見に来られていたんですね!
私もゴメスが踊る日見ました♪あの役似合ってますよね。
アリ役でも見てみたいです。
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