Swan Lake (Mariinsky Ballet)@びわ湖ホール

ミシガンクルーズの後、マリインスキーバレエ白鳥の湖」を鑑賞しにびわ湖ホールへ。
Swan Lake

オデット/オディール: オクサーナ・スコーリク
ジークフリート王子: ザンダー・パリッシュ
王妃: エカテリーナ・ミハイロフツェーワ
王子の家庭教師: ソスラン・クラエフ
道化: グリゴーリー・ポポフ
悪魔ロットバルト: コンスタンチン・ズヴェレフ
王子の友人たち: ヴィクトリア・クラスノクーツカヤ、ナデージダ・ゴンチャール、エルネスト・ラティポフ
小さな白鳥: アナスタシア・アサベン、オクサーナ・マルチュク、アレクサンドラ・ランピカ、スヴェトラーナ・イワノワ
大きな白鳥: ヴィクトリア・ブリリョーワ、ディアナ・スミルノワ、エカテリーナ・チェブキナ、ズラータ・ヤリニチ
2羽の白鳥: エカテリーナ・イワンニコワ、ナデージダ・ゴンチャール
スペインの踊り: アナスタシア・ペトゥシコーワ マリーヤ・シェヴャコーワ、アレクセイ・クズミン、ローマン・ベリャコフ
ナポリの踊り: オクサーナ・マルチュク、デニス・ザイネトジノフ
ハンガリーの踊り: オリガ・ベリク、ボリス・ジュリーロフ
マズルカ: クセーニャ・ドゥブローヴィナ、エレーナ・アンドローソワ、ナターリヤ・ドゥゼヴーリスカヤ、ズラータ・ヤリニチ、アンドレイ・ソロヴィヨフ、ドミートリー・プィハチョーフ、アレクセイ・チュチュンニック、エフゲニー・ジェリャービン

セルゲーエフ版は久しぶりに見るので、こちらで復習。
大阪公演はキャストが土壇場で変更、ギリギリまで悩んで行かなくてよかった。。。

開演前、なぜかロミジュリの練習をしていたオケメンバーがいた。
アレクセイ・レプニコフ指揮の音色は、まずまず。
テンポが急にゆっくりになったり(ダンサーの希望?)早くなったり。
たまに金管が外していたような気がしたけど。

1幕、道化役ポポフが活躍。
Mariinsky8
テクニックはありながらも、マリンスキーなのでエレガントさもある道化。
ベテランらしく安定した踊りで、高速ピルエットで魅せてくれました。

美形親子の王妃役ミハイロフツェーワと王子役パリッシュ。
花輪がこれだけ似合う王子は、いないいでしょう。
2010年ロイヤルから移籍したパリッシュは、まだセカンドソリストで初々しい。
長身、小顔、脚が長くて、見た目は麗しい。踊りもエレガントだけど
所作や歩き方が、王子っぽくないかなぁ。
イギリス人だしロイヤル出身だから、ロミオ役の方が似合うのか?

2人をサポートするトロワは、ラティポフ。王子より振付けが難しそう。
まだ若いのかな?サポートも丁寧で頑張ってました。
クラスノクツカヤは優雅な舞いで、好印象。
ゴンチャールよりも、バトーエワで見たかった~

乾杯の踊りの後、湖畔へ。
オデット役スコーリク、9/25プリンシパルに昇格したばかりだけど、貫禄出てきた?
Mariinsky7

ロパートキナもソーモワもシャプランも来ないので、あまり期待してなかったけど
オクサーナのオデット、いいじゃん~
ワガノワ出身でないから?アンチには叩かれてたようだけど
ラインが美しく、大勢の白鳥たちの中にいても華麗で存在感がある。
以前 ドキュメンタリー映画「A Beautiful Tragecy」を見たので、感慨深い。
プロフ写真の顔はコワいけど(失礼!)、舞台では綺麗だし手足も長くてスタイル良いし
しなやかな上半身、腕の動きが柔らかくて指先も綺麗でオデットにピッタリ。
ちょっと冷たそうで、高貴な雰囲気が漂う。
少し不安定な箇所もありましたが、決めのポーズに魅せられます。

Mariinsky5
上の階から観たので、コールドのフォーメーションも美しかった。

PDDではあまりケミストリーを感じず、パリッシュはサポートでいっぱいいっぱい?
ロシアで基礎教育を受けたダンサーとの違いが、垣間見えてしまう。。。
オクサーナとは、オーラや格の違いを感じたけど
セルゲーエフ版の王子は、影が薄い役なのでいいか。
何となく緩くて、押し出しの強さ と言うかドヤ感がもう少しあれば。
恵まれた美形と長身を生かして、頑張ってほしい。

ロットバルト役ズヴェレフは顔長いって聞いたけど、このメイクだとわかりにくいな。
Mariinsky2
シャープな踊りでキレがあって跳びまくり!パリッシュよりもリフトが上手いし
王子役もやるだけあって、安心して見られました。
個人的にはエルマコフで見たかったけど、良かったので満足。

2幕、舞踏会。
ハンガリーのリードダンサーが美男美女。ジュリーロフがカッコよかった。
マズルカにいた男前は、チュチュンニックかな?
王子の花嫁候補役6人にいた石井久美子さん、長身でロシア人の中でも浮かない。
石井さんはワガノワにいただけあって、溶け込んでるのが凄い。

小悪魔オディール、スコーリクはあまり高慢さはなくてクールな女王様。
オディールのヴァリエーションは、ABT版と同じく
ピアノのための18の小品op.72-12「いたずらっ子」
パドシスの第5ヴァリの方が、ロシアっぽいのにね。
優柔不断だった王子は、メロメロに。
グラン・フェッテはダブルも入れて、盛り上がりました。

再び湖畔。オデットを待つ白鳥たちの踊りで
ピアノのための18の小品op.72-11「きらめくワルツ」
2羽の白鳥の踊りの後、オデットのソロ
場を支配する雰囲気で、憂いあるオデット。
スコーリクは、悲劇エンドの方が似合いそう。

やっと王子が来て、 再びピアノのための18の小品op.72-15「ショパン風に」
原譜でない音楽が続くと、スワンレイクっぽくなくなる と言うか。。。
4幕が長くなって、踊りがいっぱい見られるのはいいんだけどね。

ロットバルトと王子の戦いは、あっさり終わる。
王子に片羽をもがれて、苦しみ息絶えるロットバルト。
まだもう片羽残ってるのに と言ってあげたくなった。笑
甘い雰囲気のパリッシュは、ハッピーエンドが似合ってるけど
もう少し2人の間に愛が感じられたら良かったかな。
Mariinsky6
スコーリクは、次世代のマリインスキーを支える一人になりそう。
さらに深みが出てくれば、今後が楽しみです。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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