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Onegin (Stuttgart Ballet)

念願のシュツットガルトバレエオネーギン」を鑑賞。
5月BRBに続いて、今年2度目の芸文センターです。
Onegin7

オネーギンを見るのは6回目(12345回はABT)
シュツットゲルトバレエを観るのは初めてで、本家本元の凄さを堪能~

オネーギン: フリーデマン・フォーゲル
タチヤーナ: エリサ・バデネス
オリガ: アンジェリーナ・ズッカリーニ
レンスキー: パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
グレーミン公爵: ロマン・ノヴィツキー

オネーギン役フォーゲルは、昨秋役デビュー。
これまでレンスキー役を演じていたそうで、違和感があった人もいたようですが
私が初めてフォーゲルを観たのが、3年前のガラ鏡のPDDだったので
イメージ通りに、すんなりと物語に入れました。
この時の相手役アマトリアンが見られなかったのが、残念だったけど。
Onegin3

フォーゲル演じるオネーギン、都会的でスタイリッシュでカッコいい~☆
所作も歩き方もエレガントで、物腰や佇まいにロシア貴族の雰囲気が出てました。
そこはかとなく漂う色気に、脚が美しい☆
田舎の貴族とは、別世界の人ってカンジ。
大人の男性の魅力に、タチアナが惹かれてしまうのは無理もない。
が、氷のように心を閉ざし、タチアナの恋愛本を冷たく笑う。
(それでも素敵に見えてしまう)
出だしのソロは少し慎重に見えたけど、どんどん引き込まれました。

フォーゲル以外は知らないダンサーばかり、若い人が多いカンパニーですね。
タチアナ役は、小柄なバデネスで23歳。
これまでベテランダンサーばかりで観てるので、新鮮。
身体能力が高くて、演技力あり。
東京公演ではオリガ役を演じたそうですが、何役も演じて大変だ~
登場シーンは地味な本オタクで、オネーギンに出会って目がハートマークに。
物語の世界にいた少女が、現実で恋する可憐な乙女に。
しかも相手が、人を愛することを知らないオネーギン って悪すぎます。

1幕ハイライト鏡のPDDは、流れるようで素晴らしかった!
フォーゲルはサポートが上手くて、ヨイショ感が全く感じず
バデネスと身長差があるので、難しいリフトの連続も楽々こなす。
タチアナが夢見る甘い王子様で、優しげな笑顔も素敵♪
二人の息がピッタリで、なめらかで音楽的。
バデネスも伸びやかで、安定したテクニック。
軽やかで浮遊感のある踊りが、恋する心情を歌っているようでした。

レンスキー役は、評判の良いカマルゴで観たかったな。
衣装がABT版よりも地味?
ABTで観たレンスキーのイメージは、エレガントな夢見る詩人 だったけど
シュテルネンフィスは、男っぽいレンスキーでした。
急なキャスト変更で、1幕PDDは合わせる時間が充分あったのかな?と見えたけど
一途に恋する演技が良かったです。

オリガ役ズッカリーニは、容姿はバルデスより華やか。
あまり弾けてなくて、大人っぽい雰囲気。
踊りは、少し重く見えたかな?相手役が急遽変わったせいもあるかもしれない。

2幕のパーティー、老人達がそれぞれコミカルな演技をするのも面白い。
タチアナからの手紙を破いたり、親友レンスキーを傷つけるオネーギンは
イヤな男マックス!
オネーギンがオリガとの踊りを見せつけて、浅はかなオリガはそれに乗っかってしまう。
純粋なレンスキーが、嫉妬からだんだん激昂する演技が見事。
途中レンスキーが手袋を落としてちゃって、慌てて拾って袖口に仕舞い込んでたけど。。。
レンスキーと姉妹の3人踊りも、動きが自然で良かった。
それぞれの恋する人を思うタチアナとオリガが痛々しい。

後悔の念が伝わる慟哭のレンスキーのソロ
レンスキーを撃って、罪の意識から取り乱すオネーギン
オネーギンを睨みつけ、決別の意志を見せるタチアナ
息を呑んでる間に2幕終了。
セット変換のため休憩が多いけど、中身は短いのであっと言う間に終幕へ。

3幕、グレーミン公爵役ノヴィツキーも、公爵らしく気品があって素敵。
東京公演ではオネーギン役も演じたそうで、ハードスケジュール!
包容力があり優しそうな夫に愛されて、タチアナは幸せな結婚生活を送ってそう。
かわいらしいバルデスは、若奥様って雰囲気だけど
頑張って人妻感を出していて
手紙のPDDでは、複雑な心理描写を見事に表現。

フォーゲルは、老けメイクでも素敵。美しく成熟したタチアナを見て
華やかな舞踏会では場違いなほど動揺、失ったものの大きさに気づく。
手紙のPDDでは、なりふりかまわず激しく愛を求めて跪く。
役に入り込みすぎたフォーゲルが、途中動きが止まったように見えたけど?
自分を傷つけた初恋の男が、何度振り切っても迫ってくる。
すがりついて、抱きしめてくる。
何で今頃?と思いつつ、心が揺れない方が無理 というものですね~
タチアナの心情とオネーギンの熱情のぶつかり合いが
そのまんま踊りになっていて、観ているこちらの心も揺さぶられます。
(自分がしたのと同じように)手紙を破られて衝撃を受けるオネーギンの表情
引き裂かれるような思いで拒絶するタチアナ、涙ナシでは見られません。。。
Onegin5
写真は、こちらから拝借
Onegin4
本家本元のオネーギンに感動!観客の反応も凄かった。
日本最終公演だったので、カテコではSAYONARAのプレートとキラキラ紙吹雪。

原作やオペラとは少し違うけど
繊細な感情が伝わってくる演技、よくできた振付や演出
絵画のような舞台美術や美しい音楽、やっぱり好きなバレエです。
オネーギン観ないの? と遠方の友人を無理やり付き合わせて
出待ちまで一緒にしてくれた♪

Onegin2

☆速報7/1にロイヤルバレエ「ジゼル」上演だって。ABTシーズンとかぶるから無理だなぁ。。。
Geibun

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

No title

ほーなるほどなるほど。もういちど目の前に蘇るようです。
また誘ってねー

楽しかったです♪

ただフリーデマンがカッコよかった!という感想になってますが(笑)
やっぱり本家本元だと、コールドや脇役も踊りこなれてるし
皆さん細かい演技も上手かったですね。
またご一緒して下さいませ♪
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