The Hard Nut@BAM

Mark Morris Dance GroupによるThe Hard Nutを鑑賞しに
Brooklyn Academy of Musicへ。
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BAMに来たのはABTくるみ以来、5年振り。
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ロビーにはツリーが飾られています。

BAM5
エスカレーターで2階に上がるとBarがあります。昼間から一杯飲んでる人多し。

マーク・モリス振付、1991年初演「くるみ割り人形」
確か5年位前にもBAMで上演されてたけど、見逃したので。

1幕は、お馴染みのPartyシーン。時代設定は、1960-70年代なのかな。
Hard Nut3

現代版だけど、大胆な読み替え解釈ではなく
ストーリー展開は、意外と原作に近い。
姉兄妹3人が、TVでアニメを見てるシーンから始まる。
このTVがPartyで暖炉になったり、ラストシーンで使われる演出が◎
ポップアートを基調とした舞台美術で、アメリカの中流家庭っぽい?
赤と緑が基調のレトロな衣装で、アフロヘアーだったり
踊りも70年代風ステップやマイケル・ジャクソンのスリラーだったり
ミュージカルっぽくて、お笑いシーン多し。

男性ダンサーが女装してる(ポワント履いてる)メイド役が、好演。
Hard Nut1
ドロッセルマイヤー役Billy Smithが、エレガント。
くるみ割り人形(ドロッセルマイヤーに似てる?)を兄フリッツが壊して
マリーが泣くくだりは、古典版と同じ。

乱痴気騒ぎのPartyが終わりみんなが帰宅後、眠れないマリー。
12時になると、マリーは人形と同じ大きさになり
おもちゃの兵隊はなぜかGIジョーでくるみ割り人形と共に、着ぐるみネズミたちと闘う。
スリッパでネズミ王(顔3つあった)を倒したマリーは、気を失う。ソファーで運ばれる。
その間、くるみ割り人形が若い男性に変身。黒子2人が衣装変えを舞台上で手伝う演出。
ロマンチックな音楽なのに、若い男性とドロッセルマイヤーが踊る男2人のPDD
くるみ割り人形もドロッセルマイヤー似だし、甥なのかね。

そうそう、録音だと勝手に思い込んでいたので、生演奏が聴けて良かった。
雪の精のシーンでは、コーラス隊がバルコニーから歌ってました。

踊りのハイライトは、雪の精の群舞でしょう。
同じチュチュを着た男女が、ダイナミックに裸足で踊る。
女装の男性ダンサーって、初演当時はけっこうな驚きだったのかしら。
Hard Nut4
1人ずつ粉雪をまき散らす連続ジュッテは、迫力あり。
1幕後、お掃除が大変そうでしたが・・・・

2幕、熱を出したマリーに、ドロッセルマイヤーが
「The Hard Nut 堅い胡桃のメルヘン」を聞かせる。描写はコミカル調ですが。
ニュルンベルグの王&王妃の娘、ピルリパート姫がネズミ女王の呪いで醜くなる。
Hard Nut6
若い男性が世界一堅いクラカーツクの胡桃を割ると姫の呪いが解ける とのことで
王に命じられたドロッセルマイヤーは、世界中を回って探す。
ここで、各国の踊りを上手いこと挿入。
スペイン、アラビア、中国、ロシア、フランスと笑いもあり。

ドロッセルマイヤーの甥がクラカーツクの胡桃を割って、姫は美しさを取り戻す。
が、代わりにドロッセルマイヤーの甥が醜いくるみ割り人形となり
ピルリパート姫は、彼を拒絶。
この話を聞いたマリーは、くるみ割り人形がドロッセルマイヤーの甥だと気づく。
Hard Nut2
花のワルツも、男女コールドが同じ衣装で裸足で踊る。
ステップは単調だけど、フォーメーションが面白い。

Hard Nut5
もとの姿に戻ったドロッセルマイヤーの甥とマリーが、ラブラブに踊る。
コーダでは、全員が出てきてスピーディに踊りまくって盛り上がり
ラストは、シュタールバウム家のリビングに戻る。
姉弟が見てるTVに、さっき踊ってたマリーが映って
エンドクレジットが続く。

BAM6

マーク・モリスの振付は、特に好きな方ではないけど
お笑い要素たっぷりで、アメリカーンなくるみ。
子供向けかどうかは?70年代ファッションや踊りを知ってる大人の方が楽しめるかも。

☆NY Timesのレビューは、こちら
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テーマ : ダンス - ジャンル : 学問・文化・芸術

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