The Golden Cockerel

ABT3週目後半の演目は、金鶏です。
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Photo by Jens Otto Nielsen

久しぶりのマチネ
lincoln center
夜エイフマンを観に行くついでに、来てみた。
昨年見逃してるし、しばらく再演されそうにないので・・・

プーシキン原作、もとは1909年ニコライ・リムスキー=コルサコフ作曲のオペラを
ラトマンスキーが、2012年デンマークロイヤルバレエに振付。
ABT初演は2016年。
舞台装置と衣装は、(ナタリア・ゴンチャロワのデザイン画を基に)リチャード・ハドソン。

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緞帳のデザインは、オリジナルのコピーなのかな?

Queen of Shemakhan: Stella Abrera
Tsar Dodon: Alexei Agoudine
Golden Cockerel: Cassandra Trenary
Astrologer: James Whiteside


プロローグ、占い師が望遠鏡でシェマハの女王(宙吊りのスペクタクル)を見て
ある考えを思いつく。
占い師役は基本マイムのみで踊らず
金鶏をサポートするだけ。
ストーリーに重要な役のせいか?贅沢にもプリンシパルがキャスティング。
ジェームスは存在感があり、こういう不気味がキャラが合ってます。

1幕、ドドン王の宮殿
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Photo by Rosalie O’Connor

二人の王子、ポルカン大臣、貴族達(帽子とヒゲで誰だかわからない)と会議中。
ドドン王は全幕通じてマイムのみで、2幕ちょこっとだけ踊る。
ポルカン大臣もマイムのみで、ドドン王との掛け合いが面白い。
男性ダンサーの見せ場が、グヴィドン王子とアフロン王子だけなのが物足りない~
CirioとJoeyのキャラも踊りも良かったので、もっと見たかった!

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Photo by Rosalie O’Connor

占い師が現れて、危機が迫ると知らせてくれる金鶏を
ドドン王に献上する。
金鶏役カサンドラ・トレナリーは、鳥っぽくて◎
喜んだドドン王は、何でも望みを叶える と占い師に約束。

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Photo by Rosalie O’Connor

女性群舞の振付は、今イチつまらない。
ドドン王は、アメールファの世話を受けてお昼寝。
突然、金鶏が敵の来襲を知らせる。
恋人(Gemma BondとCatherine Hurlin)とラブラブだった王子達に
出陣を命じるドドン王。嫌がる王子達の演技に萌え。
男性群舞の戦士たち、スパルタクスをチープにしたカンジ?

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Photo by Andrea Mohin

まどろむドドン王は、美女(シェマハの女王)の夢を見る。
再び金鶏が危機を知らせ、ドドン王も馬に乗っていざ出陣。
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Photos by Per Morten Abrahamsen

2幕、ドドン王が戦場に到着すると、味方は全滅。
グヴィドン王子とアフロン王子が刺し違えたのを見て、嘆き悲しむ王。

天幕の中からシェマハの女王が、お付きの女性達を従えて登場。
クリスティーンとJoo Won Ahn、Patrick Frenetteのパドトロワあり。
女王はドドン王にお酒を振舞い、踊りを求める。
エキゾチックな女王役がピッタリなステラは、魅惑的で優美な踊り。
wittyでgoofyなキャラも似合っていた。
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Photo by Rosalie O'Connor

女王にすっかり魅せられたドドン王は、求愛。
花嫁と凱旋することを兵士達に告げる。
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Photo by Rosalie O’Connor

宮殿前に集まる民衆、王を出迎える。
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Photo by Rosalie O’Connor

凱旋の行列に、不気味なのもいましたが。。。
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Photo by Per Morten Abrahamsen

占い師が登場して、褒美としてシェマハの女王を求める。
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Photo by Per Morten Abrahamsen

ドドン王は翻意させようとするが、占い師はしつこく女王を求める。
怒った王が占い師を殺すと、金鶏が現れてドドン王の頭をつつく。
ドドン王は亡くなり、シェマハの女王も金鶏もいなくなり
民衆だけが残されて、国は滅びる?

エピローグ、生き返った占い師が現れる。
実在したのは私と女王だけ、残りは幻 と観客に告げて立ち去る。

約束は守らなければなりません と言う教訓?
帝政ロシアへの批判を盛り込んだ
有名な民話なのかもしれませんが
アメリカうけは今いち?観客の入りが悪かった。。。。

マイムを少しはしょって、1幕バレエにすればよかったのに。
ラトマンスキーが、バレエ・リュスのミハイル・フォーキンのオリジナル振付を
再復刻させたかったのかもしれないけど
ポワントを履いて踊るのは、金鶏とシャマハの女王だけだし
御伽話だったら、イワンと仔馬の方が踊りが多くて楽しめるかなぁ。

リムスキー コルサコフの楽曲を聴きに来たのと
色鮮やかな舞台美術が見所でしょうか。暗い舞台よりは、いいですね。

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Golden Cockerel3
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