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The Red Shoes@City Center

4年振りのマシュー・ボーン振付New Adventures
レッド・シューズ」を鑑賞しに、City Centerへ。

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1948年イギリス映画「赤い靴 The Red Shoes」を基にした作品。
あらすじは、ほぼ同じで映画へのリスペクトが感じられました。
映画の音楽は使わず、Bernard Herrmannのスコアをアレンジ。

Boris Lermontov: Sam Archer
Victoria Page: Ashely Shaw
Julian Crester: Dominic North
Irina Boronskaya: Michela Meazza
Ivan Boleslawsky: Liam Mower
Grischa Ljubov: Glenn Graham


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開演前、緞帳の舞台セット。

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ヴィッキー役アシュリー・ショウが現れて
物語のモチーフである赤いポワントを象徴的に見せる演出。

ビッキーがいなくなり
幕からプリマ・バレリーナ役ミケラ・メアッザが登場して、踊り始める。
1940年代、ロンドンのコヴェント・ガーデン。
レルモントフ・バレエ団、Countess Tamara's Dilemmma上演中で
劇中バレエ。何となく、椿姫っぽい衣装。
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緞帳のセットが半転して、客席にいるヴィッキーが見える。
この緞帳セットが、シーン変換をスムーズさせて効果的でした。
パトロンである叔母ネストン夫人が、公演後のレセプションで
ヴィッキーを紹介。
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映画のPartyシーンを思い出す。
ヴィッキーのイメージに合ってるアシュリーは
鮮やかな緑のドレスとポワントで踊る。
映画シーンとはちと違うけど、ピアノを弾いていたジュリアン。
興行主ボリス・レルモントフは
ジュリアンに名刺を渡して去る。

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場面変わって、劇場でのリハーサル。
ドレスリハっぽい風景がおかしくて、客席から笑いが。
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カンパニー・ピアニストとして伴奏をするジュリアン。
映画でもレルモントフに無視されてたヴィッキーは、不安げに練習。
バレエマスターも濃いキャラ。

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創作中ジュリアン役ドミニク・ノース、ソロの見せ場あり。
爽やかで、キャラが薄いかなぁ。

レ・シルフィードのリハ中、プリマのボロンスカヤが怪我をしてしまう。
(映画では結婚して退団でしたが)

モンテカルロに到着し、水着姿で楽しむダンサーたち。
バレエリュス「青列車」っぽい雰囲気の踊り。
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新作バレエ「赤い靴」を上演することになり
ジュリアンは音楽を任され
ヴィッキーは主役に抜擢される。
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芸術に生きるレルモントフは、ヴィッキーにカンパニーの未来を描く。
Pddは、映画だとこのシーンかな?
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「赤い靴」公演初日で、劇中バレエ。
ジュリアンがタクトを振ると、上演が始まる。
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赤い靴が引き立つモノトーンの舞台。
映画のイメージを壊すことなく、現代風に。
やはりこのシーンは見せ場で、ワクワクしました♪
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ただ、映画のレオニード・マシーン演じる怪しい靴屋が好きだったのに
靴屋ではなくて、スーツ姿のポン引きに。
ま、怪しい雰囲気は出てたけど。
死を意味するように、ポン引きがポワントの紐を首に巻く動き。

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教会が出てくるところは映画と同じで
ラストは牧師になった恋人に靴を脱がせてもらい、腕の中で息絶える。

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終演後、音響からの喝采と重なるように
会場の観客も思わずつられて拍手してしまう演出が面白い。
公演が成功したヴィッキーとジュリアンは抱き合って喜ぶが
二人の姿をレルモントフが睨んでいる。

2幕、シーズン終わりのParty@モンテカルロ
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みんながいなくなった後、二人だけになった
ヴィッキーとジュリアンのラブラブなPdd
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カンパニーでは、Concerto Macabreを踊っている。
芸術を極めるには恋愛は不要! という信念のレルモントフは
ジュリアンに厳しく当たる。
ジュリアンについて行くヴィッキーは、カンパニーを去っていく。。。

6ヶ月後、ロンドンの安っぽい場末の劇場で踊っているヴィッキー。
エジプト人役?ダンサー2人の踊りに、客席爆笑!
スワンでもパロディバレエがあったけど
わざと笑わせる劇中劇を入れる傾向にあるマシュー・ボーン。

緞帳セットが回転して、自室で赤いローブを着たレルモントフが現れる。
映画を思い出す衣装とセット。
レルモントフの芸術への執念を象徴するポワントの銅像も登場。
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ヴィッキーを失い、自分のめざす芸術が創作できない苦悩。
基ネタの映画は、ディアギレフがモデルなので
もう少し凄みが感じられるキャラだといいんだけどな。

更に緞帳が半回転して、ヴィッキーとジュリアンの寝室。
夜中に作曲を始めるジュリアン。
ヴィッキーも踊ることを諦めきれず、赤いポワントを取り出す。
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ジュリアンへの愛と自分の夢のジレンマに悩むヴィッキー。
ジュリアンは止めようとするけれど
ヴィッキーはレルモントフのもとへ戻ってしまう。

再び「赤い靴」の舞台に立つヴィッキー。
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レルモントフとポン引きが、赤いポワントを持っている。
ジュリアンへの思いと葛藤するが、名声が忘れられないヴィッキーは
踊ることがやめられず、再び赤い靴を履いてしまう。
舞台と現実がわからなくなってしまうヴィッキー。
客席からの喝采(音響)が早くなり、列車の音と重なる。
ジュリアンを追いかけるヴィッキーは、列車に轢かれてしまう。
バレエ「赤い靴」でのラストで、恋人(牧師)がしてくれたように
駆けつけたジュリアンが、ヴィッキーの赤い靴を脱がせて
腕の中で息絶える。
紗幕の外で、1人赤い靴を持ってレルモントフが涙して幕。

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映画が好きなので、楽しめたけど
(忠実すぎて、あまりヒネリがなかったけど)
説明的演出もないまま、どんどん進んでいくので
映画を観たことない友人は、ついていけなかったところがあったよう。
Playbillにあらすじが載ってないし、劇中バレエが多いので。

バレエ団のお話のわりには、ポワントでない踊りもあるので
少しミュージカルっぽいかな。
劇中バレエ「赤い靴」のシーンが、見せ場で
絵本のようだった映画よりも、スタイリッシュな雰囲気。
場面展開がスムーズな緞帳のセットが、よくできていました。

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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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