FC2ブログ

The Nutcracker@Brooklyn Academy of Music

Alexei Ratmanskyによる新作ABTのくるみ割り人形を観に
Brooklyn Academy of Musicへ。
Nutcracker4

BAM(Brooklyn Academy of Music)に足を踏み入れるのは初めてでした。
Nutcracker3

ホリデーシーズンの風物詩であるチャイコフスキー作曲のバレエ「くるみ割り人形」は
E.T.A.ホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」を
アレクサンドル・デュマ・ペールがフランス語に翻訳したものが基になっています。
1892年マリンスキー劇場初演。
NYCBのバランシン版を観に行ったことがありますが
ABT版はDVDでバリシニコフ版を鑑賞したのみ。

この時期、METではオペラが上演されているので
ABTはワシントンDCで芸監マッケンジー振付の「くるみ割り人形」を上演していましたが
David H. Kochさんの寄付により、新作披露となりました。
Nutcracker5
BAMでの上演契約は5年間で、最初の年(今年)は2週間
将来的には4週間の上演を予定しているそうです。

NYCBのようなどんどん大きくなるツリーや空に舞うソリのようなスペクタクルはありませんが
Richard Hudsonによるラブリーな舞台セットに、ユーモアもあり新鮮でした。

1幕は、Partyの準備をしているシュタールバウム家のキッチンから始まります。
兄妹フリッツとクララ、ネズミもここで登場。
子ネズミと子供役はABT付属Jacqueline Kennedy Onassis Schoolの生徒達が演じてます。
スタッパスが演じるドロッセルマイヤーは、雰囲気が出ていて良かった。
ラストの窓から覗くところも◎
ズルビンはグランパ役で好演。やっぱり老け役専門?
ダンスシーンが少ない1幕のハイライトは、Harlequin役のフィリップスでした。

ネズミは着ぐるみではなくて、顔だけ被り物で上下衣装。
ネズミの顔が怖かった。。。七つの頭を持つMouse Kingは特に。
でも演技はコミカルで、会場から笑いが起こりました。
クララが座っていた椅子が大きくなるセットには、おーっと思った☆
NutcrackerがPrinceに変わった時に、大人のクララ&王子も登場して
踊るシーンがお気に入り♪

ラトマンスキー版の特徴としては、Little Mouseの使い方が効果的だったのと
雪の精が美しいシーンでなく、ウィリーのように?ブリザードになってクララ&王子を襲い
ドロッセルマイヤーがソリを持って、寒さで凍った二人を助けに来ます。
Sugar Plum Fairyは踊らない役で(現実社会ではNannyだけど)
なぜかラバヤな衣装。。。
ほかの衣装はカラフルで、クリスマスファンタジーってカンジ。

振付は、アラビアの踊りが子供向けにアレでいいのかが気になったけど。
花のワルツと一緒に4匹の蜂(仮面ライダーみたい)が踊るんだけど
ラストはアクロバティックで、盛り上がりました。

クライマックスのGrand Pas de Deuxは、シムキンとリチェット。
セオが怪我した代役に加治屋さんが入ったので、リチェットに変更になったけど
加治屋さんで見たかったー
アダージョは複雑なリフトの連続で、シムキンに笑顔で!と言いたくなった(笑)
ラストはフィッシュダイブで決めました。
バリエーションは、テンポの速いステップを軽やかに踊り拍手をもらってました。
最後に王子がプロポーズするのは、ホフマンの原作とリンクしてるのかな?

☆New York Timesの記事は、こちら。写真は、こちら


今年のHenri Bendelは、Nutcrackerがテーマでした。
Nutcracker6

Nutcracker8
店内には、バレリーナが舞っています。
Nutcracker7
関連記事

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

No title

仮面ライダーみたいな蜂 超気になってチェックしました~
楽しい!衣装も面白いし、目がチカチカするジンジャーおばさんや、こわい雪の精もみたいです。

いせっちへ

ジャンプするたびに触角が動いて、どうしても仮面ライダーに見えた(笑)
まあ仮面ライダーもバッタだから似ちゃうのかもね?ユーモラスだけどよく見たら難しい振付でした。
ジンジャーマザーは男性が演じてるので、ちょっとカマっぽかったかなーここでも子ネズミが登場してスカートの中に隠れていきました。

賛否両論がある新演出、いろんな新アイデアが見られて
私は気に入りました♪
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する